留学大図鑑

瀬尾未映子

出身・在学高校:
埼玉県立大宮高等学校
出身・在学校:
お茶の水女子大学大学院
出身・在学学部学科:
人間文化創成科学研究科
在籍企業・組織:

未来のリチウム空気電池開発に向けて

留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ウィーン工科大学
  • オーストリア
  • ウィーン
留学期間:
6ヶ月
総費用:
1,210,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表プログラム」 1,210,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル

留学内容

ウィーン工科大学の研究室に所属し、学部4年から行なっているリチウム蓄電池の研究を行いました。近年特に電気自動車の動力源として高容量な蓄電池が求められていますが、現在多くの場合リチウムイオン二次電池が使用されています。リチウムイオン二次電池の高容量化も進められているものの、その理論容量は限られており、その解決策の一つとして「リチウム空気二次電池」が提案されています。負極に金属リチウム、正極では空気中の酸素を取り入れることで大幅な高容量化が出来ると期待されています。その開発で課題となっているのが、充電時にリチウムが平滑に堆積しないことで、電極の表面状態が電池の性能に大きく影響を及ぼします。留学先では、原子間力顕微鏡や走査型電子顕微鏡等を用いて、条件の異なる電極の表面構造を解析しました。

留学の動機

学部3年時にドイツに短期留学をして、将来的にもう少し長い期間での留学を志していました。

成果

形成条件の違いによるリチウム負極上の表面皮膜の構造を系統的に調べることができました。

ついた力

どうにかなると思える力

留学先とのやりとり、寮の手続きなど煩雑で時間がかかることも一つ一つこなしていけば終わることを実感できました。また、留学出発当日、空港に着いてから経由地のビザの関係で搭乗出来ないことが発覚し、当日中の便には変更出来ずトビタテないことに・・。翌日の別会社の別経由地の便をとり、どうにか出発することが出来ました。

今後の展望

留学先での内容もふまえて学会発表を予定しています。
3月から本格的に始まる就職活動では、メーカーで社会に広く役立つ製品づくりに関わりたいなと思っています。留学を経て、国際的に働けるような仕事もいいかも、と感じるにようになりました。

留学スケジュール

2017年
4月〜
2017年
9月

オーストリア(ウィーン)

オーストリアウィーン工科大学での研究活動。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

67,000 円

生活費:月額

- 円

大学近くのカールス協会
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

67,000 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

留学中に、自分を勇気づけてくれたモノ・コト

大学が終わってからは、ウィーンの旧市街をよく歩き回りました。通ったことのない路地を見つけては入り込んでどこに繋がっているか確かめて、普通の住宅街に出ることもあれば案外知っている通りに繋がっていたり、奥に雑貨屋さんがあることもありました。方向感覚がまるでないためよくどこにいるか分からなくなりましたが、研究がうまくいかないなあと悩んでいる時も街の素敵さに圧倒されました。

ウィーンの旧市街ではよく馬車とすれ違います。

現地銀行で口座を開設しない場合の最良のお金の使い方

  • 生活 : お金

基本はカード払い、特にsony bank walletで現地通貨口座を開設し、そこからデビットで即時引き落としされるようにしました。通常のクレジットカード払いと比較して両替レートが良いことと、円高もしくはユーロ高の時にまとめて両替出来ることがメリットです。私の留学していた期間中には円/ユーロで10円ほどの変動があり、どのタイミングで両替するかで大きく使える金額が変わりました。
また、現金が必要な分は別のクレジットカードでキャッシングをしました。ATM使用手数料がかからず、ネットから繰上げ返済が出来て金利を安く抑えられるものを選びました。

これから留学へ行く人へのメッセージ

トビタテの手続き、留学先とのやりとり、留学にいってからも多くの課題があると思いますが、留学先に辿り着き、一つ一つ取り組んでいけばどうにかなります。終わってみれば確実に、行動力やら何やらが身についているはず。