留学大図鑑

なかさん

出身・在学高校:
香川県立高松高等学校
出身・在学校:
香川大学
出身・在学学部学科:
工学部知能機械システム工学科
在籍企業・組織:

ヒューマンインターフェースの調査

留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ハルムスタッド大学
  • スウェーデン
  • ハルムスタッド
留学期間:
6週間
総費用:
- 円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表プログラム」 360,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 挨拶など基本的な会話ができるレベル<TOEIC 645> 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル

留学内容

 ヒューマンインターフェースを用いたインテリジェントベッドの研究の調査、実験への参加、ミーティングを行い、ヒューマンインターフェイスについて学ぶこと及び、海外での研究方法を学ぶことを目的として、留学を行った。ヒューマンインターフェイスとは、機械と人をいかにスムーズにつなぐかどうかを考える分野であり、留学中の経験から、使用者の視点から生み出された、より使いやすいインテリジェントベッドの機能について学ぶことが出来た。また、私の専門の機械分野の技術を使ったプロジェクトにいくつか参加する中で、実践的な技術を高めるだけでなく、英語で研究をする基礎を作ることが出来た。

留学の動機

地元の香川で育つ中で、香川県内でも、世界に通用する技術を持った企業にいくつも出会い、確かな技術と、ディスカッション能力が必要だと感じていた。そこで、技術と専門分野で対等に話し合い良い部分を高めあう力を持つ技術者になりたいと思い、留学を決意した。また、核家族化が進む香川では、高齢者の一人暮らし世帯や、医療機関や老人ホームにおける、睡眠時の健康管理が必要であるので、スウェーデンへの留学を決めた。

成果

インテリジェントベッドの研究を通して、ヒューマンインターフェイスの知識が身についた。また、プログラミングや3DCADなど、専門の機械分野で必要な技術を使い、3Dプリンタの軸部分の修理、センサホルダの作成、IoTを用いた水やりシステムの作成、ミニクレーンのキャビン部分の作成などを行い、製品の設計、製作、評価までの一連の流れを英語で行えたことで、今後の研究の足掛かりができた。

ついた力

異なる文化に適応する力

 香川大学留学生との交流や短期的な海外研修の中で、異なる文化は面白いと思い、興味を持って接していた。しかし、今回の留学は、日本人が街に2人しかいないという状況下で、自分が異なる文化に適応しなければならないという立場に立った。留学前は欧米人とアジア人で仲良くなるのに差を感じることはなかったが、いざ当事者となってみて、その難しさを改めて感じた。でも、一人ひとり丁寧に接することで仲良くなった。

今後の展望

 私も今回の留学で、海外の大学への進学など様々な新しい選択肢を見つけたので、若い世代に早い段階での留学に踏み切る価値について伝えていきたい。また、今後海外の研究者と対等にディスカッションできるだけの技術と語学力を全力で身に着け、就職後は、海外に支店や製作所がある香川の企業かそのほかの日本企業に就職し、駐在員として活躍したい。

留学スケジュール

2017年
8月〜
2017年
9月

スウェーデン(ハルムスタッド)

ヒューマンインターフェースを用いたインテリジェントベッドについての調査、実験、ナースとのミーティングを通してヒューマンインターフェースについて学んだ。この活動と並行して、機械分野の知識を使ったプロジェクトにいくつか参加した。具体的には、3DCADやプログラミングなどを使って、3Dプリンタの軸部分の修理や、センサホルダの作成、ミニクレーンのキャビンの作成、IoTを用いた水やりシステムの作成を行った。留学生寮の2人部屋で、キッチンを様々な人種の方とシェアしながら生活する中で、様々な考え方を学んだ。ルームメイトはアメリカの高校に通ったタイ人の日本の大学の学生で、彼女から文化的にたくさんのことを学んだ。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

ノーリングと呼ばれる留学生の歓迎会
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

この国のことが、とても好きになった瞬間

スウェーデンにはFIKAというお菓子の時間が1日に3回ある。日本人からしたら、休みすぎと感じられる個々の文化だが、スウェーデン人はこの時間でリラックスして、仕事の効率化につなげていると聞いた。スウェーデンに来て1週間後、まだ、友達もあまり見つけられず、困っていたころ、FIKAをしていたスウェーデン人たちが、FIKAに誘ってくれた。彼らは私が輪の中に入ると、会話をスウェーデン語から英語に自然に変えてくれた。このような経験や、多くの国民が流暢な英語を話せるなどから、外国人に対してとても寛容な国だということを強く感じた。

スウェーデンでのBBQの様子

欧米人とアジア人との付き合い方

  • 周囲の説得 : 恋人・友人

どんなコミュニティーにも、マイノリティとマジョリティがあり、人種の場合、どうしても同じ母国語で話すことは楽だから、同じ人種で固まってしまう。スウェーデンでの留学生の場合は、ドイツ人や中国人が多くそれぞれが固まってしまっており、お互いのグループがお互いのグループを怖がっていた。こうした状況で、私もまたはじめのうちは、グループを怖がってしまっていたが、一対一で話すことで、不安は解消した。はじめに感じていた、人種の違いによるとっつきにくさは、人種ではなくグループにより感じていたもので、個人対個人になると、こうしたものは感じにくくなると思う。友達ができないと感じたときは、一人ひとりとの会話を大切にして、会話を深めていくとよいと思う。また、語学的に劣っていた私は、思いっきりバカになり切ることで、みんなと仲良くなった。また、全てのイベントやスポーツに参加すると決めるなど、研究以外でも人と関わる機会を増やした。

スウェーデンで人気のフロアボールの様子

これから留学へ行く人へのメッセージ

 私のように短い期間の留学でも非日常的な環境に強制的に置かれる留学では、多かれ少なかれ、自分自身に何らかの影響を与えてくれると思います。日本にいては絶対にできない経験の中で、苦労することもあると思いますが、何らかのかたちで、どんな経験も人生にプラスに働くと思うので、思いっきり楽しんで気ください。