留学大図鑑

さくしょー

出身・在学高校:
福島県立平工業高等学校
出身・在学校:
麗澤大学
出身・在学学部学科:
外国語学部 国際交流・国際協力専攻
在籍企業・組織:

先輩の近況をリアルタイムでチェック!

フィリピンに1年間「防災×ディザスターツーリズム」というテーマで、行っていました。
インドネシアにも調査で1か月程滞在していたので、災害、フィリピン、インドネシア、NGO、防災などに関して聞きたいことがればお答えします。また、トビタテ合格前のアドバイスも多数相談に乗っているので、困っていましたら是非、SNSから連絡ください。

防災×ディザスターツーリズム

留学テーマ・分野:
海外インターンシップ
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • NGO LOOB
  • インドネシア・フィリピン
  • イロイロ・ジャカルタ・バンダアチェ・パダン・バンドン
留学期間:
12ヶ月
総費用:
2,000,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表プログラム」 1,940,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル 専門的な研究や会議において、議論や調整ができるレベル

留学内容

フィリピンではLOOBというNGOで現地インターンとして働きながら、コンセプシオン町というフィリピンのパナイ島の北東部に位置する、台風ヨランダの被災地の1つでもある地域で高校生20名を対象に、その高校生を防災リーダーに育てるプロジェクトを私自身で立ち上げ、毎月、自身で集めた約40名の防災の役所の方々や学校の先生方の協力者と連携しながら実施していました。また、このプログラムの最後には今回の私の留学のテーマである「防災×ディザスターツーリズム」に即して、レイテ島タクロバンに20名から選抜した高校生参加者3名を連れて、被災地から得られる災害への危機感を防災に活かすプログラムも行いました。社会学者の方やタクロバンの高校生とディスカッションを行ったり、被災した建物やモニュメントを訪れたりして、ディザスターツーリズムを防災に繋げるプロジェクトを行いました。NGOでは1年間フィリピン人と協力して仕事をしていました。そこでは日英の通訳をしたり、プログラムを英語で運営したり、フィリピン人スタッフと議論を重ね共に現地の課題解決に取り組んだりなどを行っていました。
インドネシアではスマトラ島沖地震での甚大な被災地であるバンダアチェとその他3地域に訪れ、各地域でホームステイをしながら被災跡や博物館などを周ったり、有識者とのディスカッションも多数行ったりして、ディザスターツーリズムを学びました。 

留学の動機

地元が福島県ということもあり、私の力を入れられる活動の1つに防災があります。また、被災地には多種多様なスタディツアーがあり、参加者は確かにそこで災害の危機感や防災の重要性、被災地の現状などを学べますが、そこで学んだことが後に繋がっていないことがもったいないと感じました。そこで、そのディザスターツーリズムを活かして防災を広められるプロジェクトモデルを作りたいということがきっかけでした。

成果

災害の調査を行い、協力者を40名程と参加者20名を交渉して集め、約半年間、高校生を防災リーダーにするアクティビティを毎月、実施し、レイテ島でのプログラムの開催など、全てを0から私自身で作り、そのシステムも現地に残すことができ、思い描いた計画ができたことが一番の成果でした。その中でいくら良い内容の活動でも、しつかりと顔を合わせて熱も伝えないといけないと伝わるものも伝わらないということを学びました。

ついた力

巻き込み、伝熱、英語、そうぞう、コミュ力

・巻き込み力は人を言動や行動、その姿で引き寄せ、そこに巻き込む力
・伝熱力は自分自身の熱を100%相手に伝える力
・英語力は普段の会話はもちろん、議論やミーティング、プログラム運営、実施でも不自由なく使えるようになりました。
・そうぞう力は想像と創造があり、新しい価値を0から生み出し、それがどうなるかを想像できる力
・コミュニケーション力はどんな人でも相手の心地いい関係を作り仲良くなれる力

今後の展望

私は今回の留学では何とか地域に残せるようにシステム化してきましたが、今後もボランティアでは私が生きていけないので続けられませんし、支援する側や実行する側が持続可能でないといけないということを実感したので、これからは防災・減災、災害対応などの災害の道をソーシャルビジネスを通して歩んでいきたいと思います。

留学スケジュール

2016年
9月〜
2017年
9月

フィリピン(イロイロ)

個人的なプロジェクトとしてコンセプシオン町というフィリピンのパナイ島の北東部に位置する、台風ヨランダの被災地の1つでもある地域で高校生20名を対象に、その高校生を防災リーダーに育てるプロジェクトを私自身で立ち上げ、毎月、自身で集めた約40名の防災の役所の方々や学校の先生方の協力者と連携しながら実施していました。また、このプログラムの最後には今回の私の留学のテーマである「防災×ディザスターツーリズム」に即して、レイテ島タクロバンに20名から選抜した高校生参加者3名を連れて、被災地から得られる災害への危機感を防災に活かすプログラムも行いました。社会学者の方やタクロバンの高校生とディスカッションを行ったり、被災した建物やモニュメントを訪れたりして、ディザスターツーリズムを防災に繋げるプロジェクトを行いました。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

修了式(全校生が集まってくれました)
10回開催した防災・災害対応アクティビティ
レイテ島タクロバンでのプログラム
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

2017年
5月〜
2017年
6月

インドネシア(ジャカルタ、バンダアチェ、パダン、バンドン)

インドネシアではスマトラ島沖地震とそれに伴う津波の影響を受けたバンダアチェを中心に4つの地域を周り、各地でホームステイをしながら、ディザスターツーリズムを学びました。現地では、実際に被害にあった建物が未だにかなりの数が残っていて、それらを改装した展示施設や津波博物館などもあり、ディザスターツーリズムが盛んな地域でした。また、防災を研究している教授や専門家、学生ともディスカッションを行い、とても学びが多かったです。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

ディザスターツーリズムを学びに訪れた施設・記念碑等
ディスカッションや調査に協力してくれた方々
ホームステイを受け入れて頂いた家庭
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

2016年
9月〜
2017年
9月

フィリピン(イロイロ)

LOOBというコミュニティ開発のNGOで1年間現地インターンスタッフとして所属していました。
そこではフィリピン人と協力して仕事をしていました。普段はNGOとしての活動をして、フィリピン人スタッフと議論を重ね共に現地の課題解決に取り組んだりなどを行っていました。
日本人参加者を対象にしたプログラムがある際は日英の通訳をしたり、プログラムの全体から参加者ケアまでを英語で運営したりして活動していました

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

48,000 円

生活費:月額

30,000 円

項目:

78,000 円

職場のスタッフ
NGO LOOBでの活動の一部
自信を持つきっかけになったワークキャンプ
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

48,000 円

生活費:月額

30,000 円

項目:

78,000 円

スペシャルエピソード

感謝してもしきれない、お世話になった・大好きな人

防災のアクティビティをやり始めたときに、その噂を聞きつけて隣の高校から1人の先生が来てくれて、アクティビティに協力してくれました。その後も、その方が英語から現地語の通訳をしてくれたり、学生が怠けていたら怒ってくれたり、ユーモアがあり、理解力もありアクティビティもスムーズに進めることができ、最後のタクロバンのプログラムにも来てくれて本当に感謝しかないです。彼無しではうまくいかなかったと思います。そして、彼以外にも開催地の交渉を手伝ってくれた開催高の先生方、それを受け入れてくれた校長先生、町代表で応援してくれた町長、ホームステイを受け入れてくれたヘルセンターの方々、アクティビティを手伝ってくれた防災オフィスの従業員の方々、本当にお世話になりました。

協力者の方々

留学中に、自分を勇気づけてくれたモノ・コト

NGOのプログラムで日本の学生団体と共に作るワークキャンプというものがあり、そこでNGOのスタッフとしては私1人が日本人スタッフとして担当につきました。彼らが作ってきたアクティビティへのアドバイスや全体の運営、通訳、生活ケアなど全力で全うしていました。その時には自信が全然なかったのですが、ワークキャンプ終了後に日本人キャンパーから、「しょうたがいなかったらこのワークキャンプ成立してなかったよ、本当にありがとう」とか「今までのワークキャンプで一番の日本人スタッフだった」などたくさん良い評価をもらってそれが自信に繋がりました。

1回目に担当したワークキャンプ
2回目に担当したワークキャンプ

結局なんの為に使うか

  • 語学力 : 英語

英語を上達させたいと思っている方は、何の目標もなくただ勉強していては上がるものもあがりません。その英語力を何の為にあげたくて、何に使うかによって英語を学ぶということに対するモチベーションも変わるし、どのレベルまで英語力を上げればいいのかも分かるので、明確な目標設定のもと勉強できると思います。そうすることで場合によっては勉強することも楽しくなると思います。例えば、私の場合は仕事に使うからとか、自分の活動に必要だから、もっと言えば英語の伝わり方次第で活動の質も変わってくると思ったからこそ、英語の勉強を頑張れました。勉強といっても、ずっと1人で机に向かって勉強ということだけではなく、映画を1日1本見て、要約を書くとか、学んだことをどんな時に使うのだろとフィリピン人の会話を聞いていたり、積極的に日常会話からコミュニケーションを取り、ミーティング、カンファレンスなどでも意識的に発言していました。学び方は人それぞれですが、”何の為に英語を使うか”ということを明確にすることが大事です。そして、できればその目的も自分の熱を注げるものの方が、自分の英語を勉強するという気持ちも続きやすいと思います。

自身のテーマに合った受け入れ先を

  • 留学先探し : インターンシップ

私の留学のテーマは「防災×ディザスターツーリズム」でした。しかし、受け入れ先としては災害関係とは無縁のNGOで私の活動を支援してくれるということと雰囲気が良かったので、そのNGOにしました。結果的には、活動もうまくいったし、自分の軸も強化できたので全く後悔はしてないのですが、対応力がないと自身のテーマに沿った活動ができなくなる可能性があり、変更申請を早い段階で書かないといけなくなります。だからこそ、できるだけ自身の留学テーマに沿った受け入れ先でかつ、自分で行いたいと思っている活動が本当にできるかどうかを細かいところまで確認することが大事です。もし、計画を少し変えなければいけない状態になった時に、自分の軸やテーマをぶらさない為にも渡航前に、受け入れ先候補の方と面談する際にでも、自分のコアの部分をクリアにしておくと良いと思います。
また、その受け入れ先を選ぶ際には”その受け入れ先で活動する必要性”を考えると良いと思います。例えば、自分で立ち上げて行う活動がメインだったら大学は不適切だし、勉強がメインだったらインターンは不適切という風に、”その受け入れ先でいけない”という理由付けをすると決めやすいと思います。

留学前にやっておけばよかったこと

英語ばかりに気を取られていて、自分の留学計画ができた時点でそれを詰める作業を怠ってしまったので、渡航後に自分の軸は曲げずに、現地のニーズに合わせて行うということが通常よりも難しい状態で対応しないといけませんでした。語学もそうですけど、自分の留学計画を今一度見直して、渡航後にスムーズにできるように自分の中で矛盾や不透明な点をなくしておく必要がありました。

留学を勧める・勧めない理由

留学とは単に語学を学ぶだけの機会ではなく、自分のやりたいことを存分に挑戦でき、自分の軸を作り、変化できるチャンスだと思います。自分が逃げたいと思えば逃げられるし、ずっと遊ぶこともできます。でも、その機会を生かすことができたら、人生の大きな転換点になるほど大きな変化を与えてくれるうえに、その経験が自らの分野を豊穣させて、自分の理想を実現させるものにだってなり得るくらいの価値があるので勧めたいです。

これから留学へ行く人へのメッセージ

恐らく、どんなトビタテ生も留学前に計画した内容を何一つ違わないように実行できた人はいないのではないかと思います。要するに全てのことが計画通りにいくとは限りませんし、逆に計画通りになる方が珍しいと思います。だから、その中で自分の留学テーマに沿った熱を帯びている自身のコアの部分、今回の留学の本質の部分はぶらさず、計画通りにならなくても焦らず、ワクワクしながら全力を尽くして頑張って欲しいです。