留学大図鑑

はな

出身・在学高校:
石川県立金沢泉丘高等学校
出身・在学校:
出身・在学学部学科:
在籍企業・組織:

地味にスゴイ!モンテッソーリ教育

留学テーマ・分野:
短期留学(3か月以内、語学・ボランティアなど各種研修含む)・専門留学(スポーツ、芸術、調理、技術等)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • tamwood camp at Simon Fraser University,Roots&wings montessori
  • カナダ
  • バンクーバー
留学期間:
約3週間
総費用:
650,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表プログラム」 450,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル<英検準2級> 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル<英検準2級>

留学内容

カナダの生活に慣れ、他国の留学生と交流するために、最初の1週間はサマーキャンプに参加しました。
次の2週間ではモンテッソーリデイケアでのボランティアをしながらホームステイしました。ボランティアや、日本とカナダ両方のモンテッソーリの先生へのアンケートを通じて日本とカナダの幼児教育の違いやモンテッソーリ教育について学びました。また、多民族国家であるカナダで多様な文化を感じたり、多国籍な子供達への接し方や、幼児言葉も学びました。ボランティア中は周りに日本人がおらず、全部英語で過ごす環境だったので、自分のつたない英語でも伝わったことが自信になりました。

留学の動機

高1の夏、国内外の大学生が主催の「小松サマースクール」に参加しました。海外の大学生や、留学経験のある大学生や高校生の話を聞いて、将来の事や留学について考えるようになりました。子供が好きなので、漠然と子供に関わる仕事に就きたいと思い幼児教育について調べていると、外国籍の子供に教えたり、海外の教育法も学ぶ必要性があると感じ、留学することを決めました。

成果

カナダと日本の幼児教育の違いはカナダは少人数クラス、日本は大人数クラスということです。少人数の方が一人一人に適切な指導ができますが、保育料は日本よりかなり高いという問題があります。モンテッソーリ教育は少人数でないと難しいので日本に浸透しない原因の一つだと思います。また、日本とは違いカナダの先生はよく叱ります。多様なルーツを持つ子供を多様なルーツを持つ先生が教えるには必要なことだと感じました。

ついた力

応用力

私は日本の文化を紹介するためにおもちゃなどを持って行ったのですが、子供によっては見向きもしなかったり数人しか遊んでくれなかったりしました。そこで、おもちゃをみんなの前で何気なくやって興味を持ってもらうようにしました。また、筆ペンで書道を行う予定だったのですが、まだ字を書けない子もいたので、その子達には私が名前を書いたカードをプレゼントしました。

今後の展望

モンテッソーリ教育は、遊びも勉強も同時に教えられるところに魅力を感じました。自由で発想力が豊かな子供達を見て、私もこの教育を受けたかったと思いました。しかし、日本では幼児教育でしかモンテッソーリ教育を受けられません。本場同様高校生までモンテッソーリ教育が受けられるように連携施設を作りたいと思いました。そのために、大学では広く教育について学びたいと考えています。

留学スケジュール

2017年
7月〜
2017年
7月

カナダ(バンクーバー)

サイモンフレーザー大学の学生寮に滞在しながら多国籍な留学生が集まるサマーキャンプに参加しました。午前中は英語の授業を受け、午後は観光やカヌー、遊園地に行ったりとアクティビティに参加しました。バンクーバーの夏は夜9時頃まで明るいんです!少し勉強して夜まで遊ぶという毎日でした。もともと実践で英語を学びたいと思っていた私にとって最高のプログラムでした。初めての海外だったので、カナダの生活に慣れ、ボランティアの前に英語も学べ、たくさんの留学生と友達になれたのが良かったです。

費用詳細

学費:納入総額

200,000 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

課題の発明コンテストで私達のチームが最優秀に選ばれました
修了証をもらって先生と記念撮影。
アクティビティで訪れたキャピラノサスペンションブリッジ
費用詳細

学費:納入総額

200,000 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

2017年
7月〜
2017年
8月

カナダ(バンクーバー)

私がボランティアを行なったのは3歳から5歳までが同じ教室で学ぶデイケアでした。そこには様々な教具が子どもたちの目線の高さに合わせて置かれており、モンテッソーリ教育の特徴であるおしごとと呼ばれる様々な自主活動を行います。そのおしごとで1番驚いたものは、〔日常生活の練習〕として金槌を使ってコルクボードに釘を打つおしごとでした。一度コツを掴むとドンドン打ち出し、釘が曲がってしまっても自力で直していて感心しました。また、掃除や食器洗いも子供達自身が行なっていて驚きました。危ないことは子供たちの周りから排除されつつある日本でも取り入れるべきだと思いました。他には日本から折紙やうちわ、けん玉や吹き流し、福笑い、筆ペン等を持っていき、子供達に日本の文化を楽しみながら伝えることができました。

費用詳細

学費:納入総額

450,000 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

モンテッソーリ日常生活のおしごとの様子
モンテッソーリ感覚教育のおしごとの様子
うちわのデコレーション。自分の物を自慢しあっていました。
費用詳細

学費:納入総額

450,000 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

カナダの多様性を感じたプライドパレード

カナダの多様性についても学びたかった私はLGBTや多様性を祝うプライドパレードを見に行きました。トルドー首相もパレードに参加するくらい国を挙げてのお祭りです。沿道を埋め尽くした人々やパレードに参加している人々の晴れやかな顔を間近に見て、あらゆるマイノリティに寛容なカナダの素晴らしさを感じました。しかし、同時に快く思っていない人々もいるという当たり前のことにも気づかされました。難しい問題ですが、このパレードが必要無くなる日が本当の意味で多様性が実現できたことになるのかもしれないと思います。

LGBTの象徴レインボーカラーが街の至る所で見られました
プライドパレード

ココでしか得られなかった、貴重な学び

1番力を入れた活動が、七夕の紙芝居をして笹飾りを作る、そして子供達に甚平や浴衣を着てもらうというものです。紙芝居はオンライン英会話の先生に発音や読み方をチェックしてもらい、日本で練習して挑みました。笹飾りには願い事を書いて(字が書けない子は先生に書いて)もらったのですが、人形やダンプカー、水鉄砲が欲しいという子供らしい願い事の中で、ひとつだけ「クリスマスツリー」と書かれた願い事が!笹飾り がクリスマスツリーに見えたのかな、とかわいくて笑ってしまいました。
甚平や浴衣を着せた時は着なれないせいか暴れる、暴れる。お願いだから言うこと聞いて!とくたくたになりました。モンテッソーリではこんなこともできるのか、と感心させられたのですが、浴衣を着て盆踊りが踊れる日本の子供はすごい!とこの時は思ってしまいました。

七夕の紙芝居をしているところ
笹飾りに願い事を書いています
4人共前を見た瞬間の奇跡のショット

感謝してもしきれない、お世話になった・大好きな人

ボランティア中の2週間はホームステイしました。デイケアまでは歩ける距離だったのですが、毎日ホストマザーが送迎してくれました。途中少し治安の悪い場所もあり、エージェントから注意するよう言われていたのですごく助かりました。
休みになると観光に連れて行ってくれたりカヤックに乗ったりと楽しく過ごしました。2人のホストシスターもモンテッソーリ教育を受けたそうで、帰ると今日はこんな事をしたよ、と話も弾みました。私が住んでいる金沢の有名な場所の写真を見せ説明すると、とても興味を持ってくれ、カナダのことも教えてくれました。ホームステイ最終日にお好み焼きを作ったのですが、肉の焼き加減で日本の作り方通りにしたい私と、焦げる程しっかり焼いて、というファミリーで揉めました(笑)食文化の違いを感じましたが、家族のように扱ってくれたことと、揉められる程自分の英語力が上がったと感じたことが嬉しかったです。このファミリーに出会えて本当に良かったな、と思います。

とっても優しいホストファミリー
みんなでカヤックに乗りました
日本から持参したお好み焼きセット

留学先探しに苦労しました

  • 留学先探し : ボランティア

最初に幼児教育を留学のテーマにしようと思った時、教育先進国であるフィンランドに行きたいと思いました。しかし、フィンランドの夏休みは長く、留学しようと思った時期に留学することはできませんでした。
次にモンテッソーリ教育の園への留学先を探しましたが、受け入れ条件が高校生は不可というプログラムばかりでした。やっと高校生でも参加可能なエージェントを見つけて、そのエージェントにモンテッソーリで受け入れをしてもらえるデイケアを探してもらいました。

留学前にやっておけばよかったこと

日本博士になることです。ホストシスターと戦争の話をした時、彼女達は広島の原爆についての本を読んでいて、私よりもその時のことについて詳しかったのでとても衝撃を受けました。また、日本の世界的に有名なファッションメーカーを質問されたときに、1~2つしか答えられませんでした。私は全然日本のことを知らないのだと思い、世界を見るにはまず日本のことを説明できるようにならないといけないと感じました。

留学を勧める・勧めない理由

日本と違うところをたくさん発見できるから視野が広がるし、自分が行ったことのある地域に興味を持つようになり、どんどん世界に目を向けられるようになると思います。特にトビタテ留学ではトビタテ生同士で情報交換できるので、不安な事が解消できて本当に心強かったです。世界中でがんばっている仲間がいると思うだけで勇気が出ました。皆さんもぜひ挑戦してみて下さい。

これから留学へ行く人へのメッセージ

コミュニケーションが取れるか不安だと思うけれど、話そうとする努力をしていれば他の人も聞こうと努力をしてくれるので、一歩踏み出してみる勇気が大切です。そしてその勇気はいずれ自信に繋がります。留学中に受動的に行動しても意味がないので、自分から質問したり行動を起こすことで不安もなくなり成長に繋がると思います。