留学大図鑑

アキラ

出身・在学高校:
青森県立青森南高等学校
出身・在学校:
法政大学
出身・在学学部学科:
国際文化学部
在籍企業・組織:

ウズベキスタン文化×日本文化

留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • タシケント国立東洋学大学
  • ウズベキスタン
  • タシケント
留学期間:
10ヶ月
総費用:
900,000円 ・ 奨学金なし

語学力:

言語 留学前 留学後
ロシア語、ウズベク語 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル<ロシア語はТРКИ1レベル取得、ウズベク語は挨拶程度でした。> 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<ТРКИ2取得レベル、ウズベク語は日常会話レベル>

留学内容

ウズベク語とロシア語を学びながら、日本とウズベキスタンの心的距離を近づけるべく、
①タシケントで日本文化を伝える
②日本人学校なのに日本人の先生がいないNORIKO学級にて日本語教育ボランティア
③日本文化の押しつけにならないよう、自身もウズベク語文化に触れる
の3つを行った。結果は
①日本語科の学生はもちろん、日本に興味があまりない韓国語科や中国語科の学生と交流し、中国語科の学生には、日本食や日本語についてプレゼンした。興味を持ってもらえて何人かは日本語の勉強を始めたらしい。他にも外部の日本語センターでも日本のかわいい文化についてプレゼンした。
②NORIKO学級では日本語はもちろんお正月や受験などの日本文化もつたえた。日本語弁論大会の審査員を務めたり、スピーチ原稿のチェックやアドバイスをして、子どもたちと深く関わり合った。
③ウズベクダンスと民族楽器のナイをはじめた。ウズベキスタンのメディアから、民族楽器を演奏している日本人として取り上げられた。

留学の動機

2年の後期に留学が義務づけられており、ロシアのサンクトペテルブルグへ5ヶ月間留学した。そこで多くのウズベク人達と出会い交流する中で、彼らはウズベキスタンのことを教えてくれて興味をもち始めたのがきっかけだった。たまたまインターネットで調べてNORIKO学級の存在を知った。常駐している日本語の先生がおらず、日本語を学びたくても都市部のような教育を受けられない現状に疑問を感じたのがきっかけである。

成果

日本語教育ボランティアとして、数日間滞在を数か月繰り返した。日本語はもちろん、ここでも日本文化を伝え日本語がうまい学生やまだ学んで間もない子供たちと一緒に過ごした。また、2月に開催された日本語弁論地方大会では審査員を務めるほか、スピーチ原稿の手伝いもし、日本語を学んで2か月の学生もスピーチ原稿をすらすらいえるよう指導した。また、フェルガナ地方代表の学生のスピーチ原稿作成の手伝いもした。

ついた力

意思を伝える力

例えば、外国人だと高い値段を吹っ掛けられ、値引き交渉も上手くいかない。それを安くしてほしいと相手に自分の望むことを伝えたところ、最初はうまくいかなかったが、最終的には現地の人と同じくらいで買えるようになった。これはあらゆる場面に適用され、上記、振り回されていた私もしっかり自分の意見を伝え、相手にあわせることなく、対等な関係を築く力を身に着けた。

今後の展望

今後は進学を視野に入れており、国内外自分のやりたい研究を深めていくつもりだ。留学を経て課題解決に意義を見出し、最も自分らしいやり方は、論文にそれらをおこすことであるため、進学して幅広いだけではなく深い知識を身に着け、困難や課題に取り組んでいきたい。

留学スケジュール

2016年
9月〜
2017年
7月

ウズベキスタン(タシケント)

ウズベク語、ロシア語の受講をしながら、日本語科の学生と交流をした。日本語科の学生のみならず、韓国語科や中国語科の学生とも交流を深めることで、もともと日本に興味のない学生にも興味を持ってもらえるよう努めた。特に、中国語科の学生とは交流が深く、日本の食べ物や日本語について授業でプレゼンする機会もあり、たくさんの学生から好評を得た。また、大学内のみならず、タシケント市内にある日本語教室では日本のかわいい文化についてプレゼンをし、現代の日本を伝えた。また、一方的な文化の押しつけにならぬように、自身もウズベク文化に触れようと民族ダンスや民族楽器を現地で始め、ウズベク文化を深く体ごと感じた。また、それをきっかけに、民族楽器を演奏する日本人としてメディアに取り上げられた。10か月間日ウズ間の交流を文化という視点で、陰ながら支え、その成果としてたくさんの学生に日本に興味を持ってもらえた。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

20,000 円

生活費:月額

30,000 円

項目:国内旅行、資料収集

500,000 円

春のお祭りで民族舞踊を踊りました
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

20,000 円

生活費:月額

30,000 円

項目:国内旅行、資料収集

500,000 円

スペシャルエピソード

ココでしか得られなかった、貴重な学び

出発2日前に大統領がなくなり、留学中に大統領選挙がありました。日本では住民票のところに選挙用紙が届き、地方から都市部に出てきている学生はもちろん実家の方に選挙用紙が送られます。日本だといろいろな面倒な手続きを経て在外投票権を獲得しますが、ウズベキスタンはなんと鉄道料金を半分の値段にすることで、学生を地方に半ば強制的に帰省させておりました。しかもほぼ全員の地方からの学生がいないことにより、5日間授業は中止、寮からは追い出され、友達の家を転々としました。今回が初めての大統領選挙だったので、今後どうなるかわかりませんが、選挙権が実家にある人々への選挙のあり方を考えさせられました。

テレビで選挙の様子を見てました

笑いあり、涙あり!留学中にあった、すごいエピソード

ウズベキスタンはイスラム教の国ですが、我々日本人がもつイスラム教の観念とは随分違っていました。お酒はガブガブ飲むし、豚肉を食べる人は食べるし、コーランは名前だけ知ってて中身なんて読んだことない人がほとんどだし、ラマダンの断食もやったりやらなかったり、やってても「今日は気分悪いから食べちゃお」というように、日本人の私が心配するほど戒律を律儀に守っている人はいませんでした。(最後の最後に一人だけ、いわゆる我々が想像する「ムスリム」に出会いましたが)しかし、これもイスラム教のあり方であり、彼らもまたムスリムなのです。また、イスラム教といえば女性の立場が弱く、肌身を隠さなければならないといった、西側諸国からみた価値観での「抑圧的」価値観がイメージされますが、ウズベキスタンはその真逆で、女子ないしはおばさんを味方につければこっちのものです。男性は女性の尻に敷かれながらも幸せそうでした。服装も肌を出してる学生も多い中、ヒジャブをかぶっている学生もいて、だからといって彼らの中に蟠りや壁はありませんでした。
その国の文化によって宗教は大きく多様化され、一概にもイスラム教は○○といった、固定観念は結び付けられるものではないと再認識できました。

味方につけた先生

一年留年しても怖くない

  • 単位・留年 : 休学・留年

私は四年の夏からほぼ一年留学してきたので、今は5年生になります。学生の中には、4年で卒業できないから不安、という声をよく聞きますが、私はそんなことは全く思いません。留学した一年は決して無駄なものではないし、その期間に自分のやりたいことをしっかり見つめられる時期でもあります。私は留学中に、やっぱり進学したいと思い、大学院進学を決意しました。また、一年留学した経験を経て、海外の大学院も視野に入れております。たった一年留年したから落とすような会社は、こちらから願い下げとまで思います(留学で鍛えられた強気根性)。もっというと、トビタテ生に関わらず留学をしてきた人の進路は思っているよりも早く決まります。なので、若いうちに学生であるうちに留学に行き、広い視野と深い知識を獲得していきましょう。

友達の家族に伝統料理プロフを教わった

留学前にやっておけばよかったこと

語学の勉強

留学を勧める・勧めない理由

勧める。自分のまだ知らない世界との遭遇です。

これから留学へ行く人へのメッセージ

留学は楽しいことばかりではありません。辛いこと大変なことのほうがもしかしたら多いかもしれませんが、それから後の自分の強味となるのでめげたりしょげたりせず、前向きに頑張ってください。