留学大図鑑

François

出身・在学高校:
福岡県立修猷館高等学校
出身・在学校:
九州大学
出身・在学学部学科:
芸術工学部環境設計学科
在籍企業・組織:

"るつぼ"なパリ留学

留学テーマ・分野:
大学院進学(修士号・博士号取得)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • パリ・ラ・ヴィレット建築大学
  • フランス
  • パリ
留学期間:
1年11ヶ月
総費用:
- 円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表プログラム」 3,700,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
フランス語 挨拶など基本的な会話ができるレベル<DELFA1> 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<DELFB1-B2>

留学内容

交換留学による単位取得を中心とした学修活動と、パリを拠点に欧州全体・アジアをフィールドとしたフィールドワークによる実践活動を組み合わせた活動を行いました。
学修活動では、参加したプロジェクトで最優秀と認めていただいた他、フィールドワークではこれから自分の活動の核になるテーマを見つけることができました。また、建築デザインは通常言葉があまりしゃべれなくてもデザイン言語で(図面など)で何とかなるというのと、英語で教育するという留学協定だったのもあり、フランス語ができないまま渡航して、苦労しました。しかし、その分真剣にフランス語を勉強できたので、とても自分のためになりました。

留学の動機

「若いうちに冒険しないと」という一心で留学を決めました。きっかけは、平凡ですが、大学でお世話になっている先生たちに、留学しなさいと勧められたことでした。
私の場合、修士の2年目で留学したので、すでに自分の興味も固まっており、専攻分野等を選択するのに特に迷いはありませんでした。ただ、どこの国で何をするのか、特にフィールドワーク・研究となると、国選択、学校選択はとても悩みました。

成果

建築デザインに関して発見したことは、「おもしろい」ことは意外と共有できる、見据えている世界は同じだ、ということです。日本の建築は世界的に認められていることもあり、これからは胸を張って、おもしろいことはおもしろい、重要なことは重要だ、おもしろくないことはおもしろくない、と言えると思います。日本の建築デザインそのもの、また教育についても、自国の価値を再発見できました。

ついた力

恐れない力

どこの国でも同じかもしれませんが、特にフランスでは主張する、自己表現することがとても重要でした。教授に無視されて落ち込んでも、何度もしぶとくアプローチしていれば、最後には話を聞いてくれたり、とにかく、何事も結果を恐れずにチャレンジすること、自分という軸を持つ力がついたと思います。

今後の展望

今後は、研究を活動のベースに、低所得者のための住宅デザイン支援を国際的に展開していきたいと考えています。今回の留学は私にとっては、”はじまり”に過ぎず、事後研修後もアジアやヨーロッパにて活動を行なっているので、日本にいる時間はあまりありません。"海外だから"、"日本だから"と考える暇もなく、活動できる力、物事を理解する力を養った時間だったと思います。

留学スケジュール

2015年
8月〜
2017年
7月

フランス(パリ)

長期留学としては、建築というよりむしろ、文化的、社会的な学びが大きかったと思います。パリ同時多発テロが起こる数ヶ月前から留学していました。現地では、決して動じずに、自分たちが "普通に生活する権利"ついて主張するフランス人・文化を目の当たりにして、様々考えさせられました。権利の大切さや、それらを守る・主張すること、その前にまず認識することの必要性について学べたと思います。
また、パリは私が想像していた以上に、「るつぼ」状態で、というのも、人種、国籍、地域、宗教が違えば、国際社会の問題がそのまま日常生活のなかにあって、そういった経験はとても貴重でした。例えば、友達のひとりにイラン出身の子がいるのですが、彼は徴兵から逃れるためにイランでトップの大学を辞めてフランスに渡っていました。そういった友達をもつ経験は、自分の価値観を根本的に変える出来事だったと思います。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

53,000 円

生活費:月額

120,000 円

テロ犠牲者を追悼してトリコロール色になったエッフェル塔
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

53,000 円

生活費:月額

120,000 円

1970年
1月〜
1970年
1月

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

あなたにとって留学とは?

留学で学んだことは、
挑戦すること
語学も専門分野も、挑戦しないと始まらない
恐れずに挑戦して、失敗と成功の体験をすること
です。

留学とは、
・圧倒的なマイノリティの再体験
・自分を見つめ直す
・価値の再構築
留学とはついつい完成したと思いがちな既存の自分を、一度ひっくり返して、めちゃくちゃにして、もう一度自分を作り直すことだと思います。


留学とは悩むこと、考え直すことそのもの

フランス語にて苦労

  • 語学力 : その他の言語

渡航後に英語は通じない環境だということになり、フランス語の勉強を真剣に始めました。今考えると遅すぎました。ヨーロッパのどの国よりも、大学での英語が通じにくい国だと思いますので、なるべく早くフランス語の準備を始めた方がよいかなと思います。
パリには良質で安い語学学校がひしめいているので、私は語学学校に毎日通いました。選択肢としては、早めに渡航してまず語学留学をしてから、専門的な大学などでの学修を始めるのもありだと思います。また、語学学校は大学で出会うようなハイステイタスな人々ではなく、様々な理由でフランスに来ている外国人と知り合えるので、とても良い経験でした。また、同じレベルのフランス語で会話ができる友達であったことも、語学のレベルアップという面では重要だったと思います。

語学学校そば

2年目の滞在許可取得

  • 事前準備 : 渡航手配(VISA、保険、持ち物など)

1年目のVISAは比較的きちんととれるのですが、2年目の留学の際に、学位取得を目的した留学ではないということで、滞在許可が却下されたり、申請した期間の一部の期間しか許可が下りなかったり、出国できなかったり、入国できなかったり、本当に大変でした。
留学が1年以上に及ぶ場合は、どのような身分で2年目を滞在するのか、きちんと計画しておいた方がよいと思います。
とにかく、交渉、交渉、で、不安な日々が続きました。

留学前にやっておけばよかったこと

・語学学修
・滞在許可計画

留学を勧める・勧めない理由

留学は、もう一度、自分を再構築するいい機会だと思います。

これから留学へ行く人へのメッセージ

「留学どうしよう」、「行き先が決まってから奨学金探そう」というように、不安要素が複合して、立ち止まってる人も多いかなと思います。私も、どうしようと考え続けて、3年目にようやく留学することができました。留学のハイライトは日本から飛び立った飛行機の中かもしれません。ただ、悩んでも分からないことも多いので、行く!と決めて、全てうまくいくと信じて準備を進めるのが良いかなと思います。頑張って!