留学大図鑑

やな

出身・在学高校:
栃木県立宇都宮東高等学校
出身・在学校:
東京大学
出身・在学学部学科:
経済学部金融学科
在籍企業・組織:

最先端の"お金"の科学を学ぶ

留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • マンチェスター大学
  • イギリス
  • マンチェスター
留学期間:
10か月
総費用:
- 円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表プログラム」 1,440,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル 専門的な研究や会議において、議論や調整ができるレベル

留学内容

ニューヨークのSMBC日興証券アメリカと、マンチェスター大学の投資・トレードクラブ(Manchester University Trading and Investment Society)で世界最先端の金融について学んできました。私は、日本の金融は欧米のそれに対して圧倒的に遅れていると考えていたので、現地の社会人や大人と意見を交換しながら、世界金融の実情を知り、それを帰国後に日本に持ち帰ろうと思いました。MUTISでの活動では、企業価値評価コンテストに出場したり(惜しくも優勝は逃しましたが…)トレーディングのポートフォリオ作成に関するディスカッションに加わったりしました。現地の学生のレベルの高さと熱意を改めて感じました。

留学の動機

私は大学二年の時に金融の勉強会を主催し、海外の優秀な学生と語り合ったことがあります。その時私は、自分が興味を持っていた金融というテーマで国を超えてディスカッションすることに非常に楽しさを覚えると共に、自分の能力不足を痛感し、悔しい思いをしました。金融先進国で自分の力を試すと共に、最先端の金融の知識を身につけたいと考えて、この留学を志しました。

成果

私は留学を通じて、英米の最先端金融知識と国際的な日本の金融の立ち位置を学ぶことができました。一般に日本の金融は世界から10年遅れていると言われているなかで、高速度取引をはじめとした現在英国でディスカッションされている内容に触れられたのはよかったです。また、日本の金融機関が海外進出する際に、どのような課題があるのかについて、インターンを通して学びました。

ついた力

焦らない力

私は他人の成果を知ると無性に焦りを感じていました。留学を通じて私は「焦らない力」を身につけることができました。イギリスの学生は、自分と他人を比べて焦ることはあまりしません。多様なバックグラウンドの方が集まるイギリスでは、単純に人と人を比べることはできません。私は留学を通してその考え方を身につけられました。皆さんも留学を通してたくさんの価値観の人と出会い、「焦らない力」を身につけてきてください。

今後の展望

私は留学を通じて、日本が海外の金融に追いつくためには取り組まなければならないことがあると感じました。例えばファンドの少なさや国民の投資率の低さなど、金融機関が取り組まなければならない課題から、個人の意識レベルで改革が必要なものまで様々に渡ります。今後どのような形でこの課題に携わることになるのかはわかりませんが、自分の周りの人に留学の経験を話すことから始めたいと考えています。

留学スケジュール

2016年
8月〜
2016年
9月

アメリカ合衆国(ニューヨーク)

日本の金融機関である、SMBC日興のアメリカ支部、SMBC Nikko Securities Americaで2週間のインターンシッププログラムに参加しました。現地採用の社員様から日本から出向している社員様まで、多様な部署の方とお話しさせていただく機会を得ました。日本の証券会社が海外進出するにはどのような課題があるのか、あるいは海外の方から日本の金融市場はどのような認識をされているのかについて、質問をし、まとめたものを最終日に社員様の前で発表しました。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

ニューヨーク証券取引所を見学
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

2016年
10月〜
2017年
6月

イギリス(マンチェスター)

大学の交換留学制度を使い、イギリスのマンチェスター大学で勉強をしていました。大学では金融関連の授業を現地の最高学年の学生と共に履修していました。また、課外活動でマンチェスター大学にある投資・トレーディングクラブである、MUTISに参加していました。週に1回以上ミーティングが開かれるので、それに向けた準備を事前に行い、実際の会議の場では、金融市場の見通しや運用しているポートフォリオに対する意見を述べていました。最初は自分の意見を発信することに抵抗があったのですが、徐々に臆することなく会議で発言することができるようになりました。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

ミーティング前のざわつく教室
ミーティングの後には友人と共にサッカー観戦へ
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

留学前後での、自分の変化

私が通っていたマンチェスター大学は非常に多様な国から留学生が集まる教育機関でした。もちろん国籍が異なる友達がたくさんできるわけですが、私が特に感じたのは、ヨーロッパの特定の地域の人との考え方の違いでした。(特にフランス・スペイン)私は基本的に試験や就職活動など自分のキャリアにとって重要なイベントを重視して現地で生活していました。一方で彼らは友達や家族を重視した生活を送ります。したがって試験直前に共通の友人の誕生日会に誘われることもしばしばでした。私がそのようなパーティーを断るたびに文句を言われたものですが、そのような考え方をする人もいることも知り、自分の視野が広がったように感じます。

パーティーの参加について度々意見を戦わせた親友

留学先の寮について

  • 費用 : 費用準備

留学先でどこに住むのかは非常に重要です。海外だと大学周辺に学生向けの寮が多くあり、いくつかの選択肢の中から選ぶことになると思います。私の留学したイギリスでは、寮によって特色があり、例えば中華系の人が多いところ、英国人が多いところ、綺麗だけど家賃が高いところ、汚いけど家賃が安いところ、などさまざまでした。滞在先は自分ひとりで決めるのではなく、以前同じところに留学した先輩に意見を求めて決めることをお勧めします。

これから留学へ行く人へのメッセージ

留学の際には機会費用という言葉を心に留めてください。留学とはその期間に日本でできたはずの経験を放棄して海外に行くということです。異国の地で、一人で生活するということは、皆さんが思っているよりも、心身ともに負担が大きいことです。活動へのモチベーションが下がってしまうこともあると思います。そんなときは自分の留学にかかる機会費用のことを思い出して、留学中得られる経験を最大化できるように頑張ってください。