留学大図鑑

中澤樹

出身・在学高校:
山口県立大津緑洋高等学校
出身・在学校:
関西学院大学
出身・在学学部学科:
総合政策学部総合政策学科
在籍企業・組織:

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おいでませ!サラワク州!

留学テーマ・分野:
海外インターンシップ
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Sarawak Tourism Board(STB)
  • マレーシア
  • サラワク州クチン
留学期間:
5ヶ月
総費用:
750,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表プログラム」 750,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル

留学内容

 マレーシアのサラワク州で20年以上も活動している観光局Sarawak Tourism Boardで、5ヶ月間のインターンシップを行いました。現地では、Event UnitやCommunications Unitといった部署に配属され、活動しました。Event Unitでは、サラワク州で開催され、観客動員約2万人を誇る音楽祭「Rainforest World Music Festival」の企画運営補佐活動を行いました。イベントの開催は簡単ではありません。普段、訪問客としての視点しかありませんでしたが、この活動を通して、裏方としてイベントに向き合う経験をしました。Communications Unitでは、サラワク州の観光地としての知名度を上げることを目標に、現地の魅力を多くの人に伝えるべく、SNSを使用し広報活動を行いました。これらの活動を通して、海外で働くことの難しさや楽しさを学びました。また、日本人にはまだあまり知られていない地域の魅力を知ることができ、非常に貴重な経験をしました。

留学の動機

「時代はグローバル」「将来は海外とか日本とかの枠組みなく仕事をする世の中」など、多くの意見を私は高校生の時から耳にしていました。しかし、自分自身が将来海外で働く姿や英語を使用し外国人と肩を並べながら働く姿を想像することができませんでした。そこで、大学生のうちに、海外で働いてみて、自分の将来を考えてみたいと思い、語学留学や交換留学ではなく、インターンシップでの海外留学を行おうと決意しました。

成果

 留学を通して、「自己肯定力」がつきました。留学中、うまくいったことが4割、うまくいかなかったことが6割でしたが、少しでも前に進めたら自分を褒めようと心がけました。以前からずっと私は、良くも悪くも自分を低く評価しがちでしたが、今では、自分ができることには自信を持ち、今までなら、できないとすぐに諦めていたことにも、立ち止まって考え、悩みながらもポジティブに課題に向き合えるようになりました。

ついた力

自己開示力

 海外では、語学においての壁はあります。しかし、コミュニケーションに壁はありません。一概にコミュニケーション力とよく耳にしますが、その中でも細分化すると、私は自己開示力が高くついたと思います。笑う時は笑う、悔しい時は悔しがる。喜怒哀楽や思っていることを、言葉だけでなく表情やジェスチャーを用いて、自分の状態を伝えることで、自分自身を表現する自己開示力がつきました。

今後の展望

 マクロな視点では、マレーシアでの5ヶ月の生活で感じた『自分の目で見て判断する』ことの重要性と、私が目標としている力『発信力や伝える力』、これらの二点を日々の生活の中でも意識して、強化したいと思います。そして、企業へ就職し、日本や世界で活躍できるような人になります。ミクロな視点では、大学で専攻している公共政策にとどまらず、ITなどの情報科目や語学にもさらに磨きをかけたいと思います。

留学スケジュール

2017年
4月〜
2017年
8月

マレーシア(サラワク州クチン)

 私は派遣先にて、イベントの企画運営補佐や開催期間中のスタッフ活動、SNSを用いた広報活動等を行いました。イベントの企画運営補佐では、書類や備品の作成で、膨大な情報量を処理しました。時には、朝一番に資料を渡され、その日の13時までに書類を仕上げたこともありました。繁忙期と閑散期の波はあったものの、マレーシア独自の仕事のペースに慣れ、働くことは楽ではありませんでした。また、スタッフとして、音楽祭前日のマングローブ植林イベントにも参加しました。そこでは、熱帯雨林が日本などの先進国に伐採されている現実を目の当たりにし、考えさせられました。SNSを用いた広報活動では、Facebookをほぼ毎日更新し、日本語と英語、ハッシュタグ等も使用し、サラワク州についての情報を発信しました。5ヶ月間で新たに約100人からページへ「いいね!」をいただき、日本人としてサラワク州を伝える役目を果たせました。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

STBのメンバー。
STBが主催する音楽祭の当日スタッフを行う様子。
植林ボランティアを行う様子。
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

祝日が多く特徴的!

マレーシアは、多民族国家です。マレー系、中華系、インド系、先住民族などの様々な民族や人種が共存している地域です。私が現地で活動している時も、毎週のように3連休ということもありました。街も、それぞれの祝日に合わせて、イベントが開催されており、非常に刺激的でした。

1ヶ月間にも及ぶラマダン明けの様子。

自分は何者?常に自分自身に問いかけ、行動すること。

  • 留学先探し : インターンシップ

私が行ったのは海外インターン。仕事を行なっていたのですが、思うようにうまく進まなかったり、現地の方からすると外国人の私に任せられる仕事は、ごくわずか。その中で、どのようにして、自身のモチベーションを維持するか、信頼関係を構築し、仕事を遂行するかは私にとって大きな課題であり、困難でした。だからこそ、インターン生なら、常に120点の評価をいただけるように!と思い、周囲に気を配り、自らすすんで仕事を行っていました。すると、徐々に仕事への責任や重要度も増し、最終的には、インターン先が企画運営する音楽祭のパフォーマーのフライトスケジュールの調整や会計資料等の作成に携わらせていただくことができました。また、展示会等では、サラワク州についてのプロモーションを行うことができ、「You are good Sarawakian Japanese」と言葉をいただくことまでできました。

展示会での様子。派遣当初に比べると成長を感じました。

どうして留学?思いを可視化しよう!

  • 事前準備 : 渡航手配(VISA、保険、持ち物など)

 多くの留学希望者が周りの人に言われた経験があると思われのですが、「どうして留学をするのか?」私自身、最初は単なる憧れから留学を志しました。しかし、それだけでは周りの方に理解していただけません。留学したいという気持ちがあるのなら、一度言葉に出してみてください。そして、それを具体化してみてください。最後に、その熱意を気持ちだけでなく、成果物として可視化してください(私はマレーシアについてのニュースを毎日メモに取り、コメントを残す自学を半年間行いました。)。決して簡単ではありませんが、自分自身が留学に行きたい思いがいつのまにか、魔法のように、周りがあなたを留学に行かせたいと思うようになってくるのです。きっと、トビタテ生の多くも、最初は漠然とした思いからです。そこからどう周りを説得できるか、留学への想いを膨らますことができるのか考えて、ぜひ、まだ見ぬ世界へトビコんでください!

私が半年間行ったニュースのメモ。

留学準備、思いの外、大変です。早め早めに!

 長期滞在を行う際に、多くの準備物が必要です。VISAの取得、予防接種、航空券、クレジットカードなどのカード類、保険の手続き、現地での滞在先や携帯電話の調達などなど。例をあげればきりがありません。留学内容の計画も重要ですが、行くまでにしなければならないことを明確にして、準備万端でトビタってください。

留学前にやっておけばよかったこと

英語。日本にいた際、大学のオールイングリッシュのの授業はこなせました。しかし、現地での英語は異なります。特に、マレーシア特有のなまりやアクセントがあり、聞き取りには一苦労しました。また、インターンシップということもあり、今まで使う機会がなかったビジネスシーンでの単語やフレーズが飛び交い、事前に予習すべきだったと思いました。

留学を勧める・勧めない理由

留学が身近になっていますが、客観的に見ると、絶対に必要とは思いません。しかし、私は留学を強く勧めます。なぜなら、現地に行かなければ得られない情報がたくさんあるからです。マレーシアを例に挙げると、マレー半島とボルネオ島の人たちでは、食文化や宗教観等の違いを感じました。しかし、日本で目にするのはほとんどがマレー半島の情報ばかり。留学等を通して、初めて知る事実があると強く思いました。

これから留学へ行く人へのメッセージ

ぜひ!楽しんでください!留学に向けて、今まで多くの時間を机に向かってきたと思います。しかし、留学での学びは、偶然立ち寄ったレストランなど意外なところから、得られるものです。ぜひ、フットワークを軽く、留学に臨んでください!