留学大図鑑

Mari

出身・在学高校:
桜蔭高等学校
出身・在学校:
東京医科歯科大学
出身・在学学部学科:
医学部医学科
在籍企業・組織:

医療のベストバランスを求めて

留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • マサチューセッツ総合病院、ボストンショウン病院
  • アメリカ合衆国
  • ボストン
留学期間:
2ヵ月
総費用:
600,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表プログラム」 570,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<TOEFL iBT 103点> 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル

留学内容

日本と全く異なる医療システムを持つアメリカでトップクラスの実績と評価を持つ病院の診療を実際に学ぶことで、患者・医療者にとって最適な医療提供のかたちを探し出すことが目的です。
国民皆保険が実現されて医療アクセスが保障される反面、過剰な検査や投薬が問題となる日本。一方、加入している医療保険や財政状況によって受けられるサービスが全く異なる米国。
この2か国の医療を経験することで、過剰でも過少でもない医療を模索したいと考えました。
実習では日本と異なるNurse Pratitionerという人々が診療で大きな役割を果たしていたり、現地の医師・医学生がどのように学び、診療を行っているのか学ぶことが出来ました。

留学の動機

私が学んでいた医学部では6年生の春に臨床実習を海外で行う機会が与えられていました。
休学せずにできる留学の機会が限られている中での希少なチャンスであるとともに、ボストンの高名な病院で学ぶ機会を逃す手はないと思ったのです。

成果

実習の中ではいかに検査項目を必要十分なものにまとめるか、どのような知識や情報リソースを使って絞っていくかというノウハウを得た他、社会保障制度の重要性を改めて実感しました。また、Nurse Practitionerなど、医療関連の専門職の存在がいかにアメリカの医療現場で重要であるかを肌身に感じることになりました。

ついた力

売り込み力

実習中、手術や診察に関わる人々に自分から挨拶に行き、なぜ学びに来ているのか、何を学びたいのか積極的に発信していきました。そのおかげで実習中は本来予定されたスケジュールに加えて、自分が興味を持つ分野について新たに時間を設けて頂くことができました。

今後の展望

自分自身が医師になった時、患者・医療者の負担と必要な診療のバランスをとった医療を実践していきたいと思っています。臨床医として診療に携わる上で、自分の持つ知識だけでなく、国際的な水準や患者が必要としていることにアンテナをはりながら考えることのできる医師になります。

留学スケジュール

2017年
4月〜
2017年
4月

アメリカ合衆国(ボストン)

ボストン小児病院の小児外科で臨床医学実習を行いました。ハーバード医学校の医学生と共に小児外科の診察や手術の見学を行ったほか、カンファレンス・講義にも参加しました。
実習していた小児一般外科のオペだけでなく他診療科の手術見学も自由にすることが出来る環境で、希望すれば夜間当直のオンコールをすることも出来ました。最初の数日間は自分の動き方も分からず、また時差ボケで日中立ったまま寝てしまうほどの睡魔に襲われながらオペ室をうろうろとしていましたが、現地の医学生にどのようなことが学生に期待されているのかを教えてもらい、手術・外来診療の見学やレジデントとともに入院患者のケアに参加していました。
ホームステイ先では研究留学をしている学生と週末に出かけたり、看護師をしているホームマザーにボストンの医療事情について教えてもらったりしていました。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

250,000 円

生活費:月額

130,000 円

項目:留学申請費、航空券、ビザ、教科書、生活用品

250,000 円

病院正面玄関。外科は朝5時半開始なので真っ暗な通学路でした。
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

250,000 円

生活費:月額

130,000 円

項目:留学申請費、航空券、ビザ、教科書、生活用品

250,000 円

2017年
5月〜
2017年
5月

アメリカ合衆国(ボストン)

マサチューセッツ総合病院の放射線腫瘍科で医学実習をしました。
外来の見学をメインに、放射線技師のシャドウイングや研究者の講義など多角的な視野から放射線治療を学びました。現地の放射線治療においては日本よりも医師の仕事が分担され、診察や照射計画の立案は専門職の方が行っています。診療体系に感銘を受けるとともに、現地の医師と日本の医療の問題点や放射線治療における日本の進捗(じつはアメリカよりも設備の面では恵まれている)などディスカッションする機会も多かったです。この実習では医師・看護師・技師・患者と様々な立場の人と話す機会があったのが最大の収穫です。
実習時間も朝の8時から夕方5,6時まででしたのでそれ以外の時間に勉強したりレッドソックスの試合を見に行ったり、美術館に足しげく通ったりと春のボストンを満喫することが出来ました。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

病院内のエーテルドームにて。素敵な言葉だなと思い。
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

留学中にやってしまった、私の失敗談

アメリカにきて、新しい人に出会えば自己紹介をして気さくに話している人ばかり。
自分も友達をたくさん作りたいなと思っていた矢先、ホームメイトとその友人と映画をみることになった。
映画館の外で待ち合わせた彼女は「もう友達が中にいるから」とのこと。ゲートをくぐり、中に立っている男の人を指して「ほら」という。
これがその友達か、と思った私は張り切って自己紹介、握手しようとした。
ところがどっこい、なんとその男性はチケットチェックに立っている映画館のスタッフだったのだ!!

友達、爆笑。
スタッフ、爆笑。
私、赤面。

その後友人は自分の友達に私の紹介をするとき、必ずそのエピソードを披露して回っていた。旅の恥はかき捨て、というがまだこの恥ずかしさは捨てられない。

件の映画館。「君の名は」もやってました

先達に学ぶ

  • 住まい探し : ホームステイ

アメリカでのホームステイ、心配なのは何よりも治安だった。
先輩が代々使ってきたホームステイの紹介サイトに問い合わせをするも、予算をオーバーしており立地もよくはないように思われた。当時はトビタテの合否がわからず、自力でなんとか払える安い物件を探していた。インターネットで他の物件も探してみるがイマイチ信頼できないものが多い。
悩んでいる頃にトビタテの合格通知と留学先の受入通知がきたため、思い切って当初紹介された物件に決めた。
実際住んでみると仲介サイトの紹介通り親切なオーナーとホームメイトに囲まれ安全・便利な場所であった。他のサイトを使った人は住宅詐欺に遭ったり住環境がよくなかったりとトラブルが細々あったよう。
自力での情報収集はもちろん大事だが、今回に関しては先輩方のアドバイスを聞いて大正解であった。特に海外では詐欺やオーナーとのトラブルの際助けてくれる手がない。お金で買える安全は買うものだと学んだ。

留学前にやっておけばよかったこと

英語と医学の勉強に関してはいくらやっても足りないと思います。とにかくするべし。
現地のイベントなど、日本語のサイトだけでは全く網羅できず、現地の言葉で探しておけばもっと最初の方からいろんなことに参加できたと思います。

留学を勧める・勧めない理由

留学するデメリットはバイト・部活・学年によっては就活に穴をあけること。
メリットは数えきれない。異文化体験、新しい友達、今まで知らなかった自分の弱点やもろさ、どうせなんとかなるという楽観さ、度胸、いろんなものがついてくる。
学生という身分で留学すると、自由な時間も多いし周りも「今はいろんなことをしなさい」という姿勢で見守ってくれることが多いように感じる。

これから留学へ行く人へのメッセージ

留学は勢いが大事。守りに入ると挑戦できなくなります。留学中、そこで失敗したところで失うものはどれだけのものでしょう。挑戦も失敗も、現地での楽しい経験も行かなければずっと得られない経験です。
私自身正直留学直前は全てが面倒になって行きたくなくなりましたが、行ってみたら案外楽しいしいろいろできたりできなかったり、帰ってきてみると行ってよくなかったことは一つもありませんでした。