留学大図鑑

大内玲旺

出身・在学高校:
仙台第二高等学校
出身・在学校:
中央大学
出身・在学学部学科:
総合政策学部国際政策文化学科
在籍企業・組織:

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イランにペルシャ語留学

留学テーマ・分野:
語学留学・ペルシャ語
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Dehkhoda International Center for Persian Studies
  • イラン
  • テヘラン市
留学期間:
6カ月半
総費用:
800,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表プログラム」 1,270,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
ペルシャ語 挨拶など基本的な会話ができるレベル 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル

留学内容

主目的はペルシャ語習得のための語学留学です。加えて、実践活動として「イラン市場に対する日本企業のさらなる進出可能性に関する市場調査」と「イランに居住するアフガニスタン難民の生活調査」を行いました。前者は、自動車産業に着目し、日本人駐在員や現地自動車代理店ディーラーへのヒアリングを通じて調査を実施し、後者は、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)のテヘランオフィスにインターン生として受け入れて頂き、職員の方々へのヒアリング、アフガニスタン人家庭や孤児院への訪問を通じて調査を実施しました。以上のことを留学計画に据えたのは、留学開始時点で将来は記者として中東で活躍したいと思っていたためで、そのためにイラン社会を「ビジネス」や「難民」などより多角的な視点から理解したいと考えていたからです。

留学の動機

もともと中東に関心を抱いたのは、幼いころメディアで目にしていた「9.11同時多発テロ」や「イラク戦争」がきっかけでした。そこから、大学では中東の歴史等を深く学び、授業でペルシャ語も受講していました。さらに、留学前に実際旅行でイランに二度訪れ、その時まともにペルシャ語を話せず、もっとイラン人とコミュニケーションをとれるようになりたいと思った経験が、留学を決意する大きな動機になりました。

成果

自動車産業に関する市場調査では、政治的特性による外資参入障壁があるものの、ハイブリットカーが日本企業販売シェア拡大の突破口になることを明らかにし、アフガニスタン難民に関する調査は、イラン政府は難民に対し非常に手厚い支援政策をとっているものの、制度的課題が残存していることも学びました。ペルシャ語に関しても、ビジネスレベルの語学力まで引き上げることができ、大変充実した留学にすることができました。

ついた力

行動力

留学前は、あまり成功の見込みがないものに対しては積極的にチャレンジするタイプではありませんでした。難民の生活調査の受入機関探しにあたっても、当初はUNHCRとなかなかコンタクトがとれず、加えて国連機関そのものが私にとってハードルの高いものに感じてしまっていましたが、こんな機会を逃すわけにはいかないという思いで粘り強く交渉した結果受入許可が下り、思い切って行動してよかったと思えた出来事でした。

今後の展望

留学前は、記者として中東の市井の人々の姿を見てそれを日本に伝え社会に問題提起したいと考えていましたが、自分自身の中で中東でビジネスを通して現地の人々の豊かな暮らしに貢献したいという思いに変わり、それが実現できる会社への就職を予定しています。5年後、10年後中東で働く姿を夢見て、日々の研究活動等に励んでいます。

留学スケジュール

2016年
9月?
2017年
3月

イラン(テヘラン市)

2016年9月に留学を開始し、週5回半年間語学学校に通ってペルシャ語の習得に励みました。また、寮生活をし、ドイツ人、フランス人、メキシコ人、ロシア人など年齢も国籍も異なる方々と共同生活をしていました。語学学校は午前中のみで終了するため、午後は実践活動の時間にあてたり、図書館にこもって勉強したり、イラン人の友人たちと遊んだり、メリハリをつけながら生活をしていました。授業は最初はスピーキング力が圧倒的に足りず苦労しましたが、必死に勉強した結果2度クラスを飛び級でき、最終的には上級クラスに行けたので、非常に充実した留学生活でした。実践活動のアフガニスタン難民に関する調査に関しては、初めは受入機関がなかなか見つからず苦労しましたが、UNHCRへ粘り強く交渉した結果受入許可が下り、最後まで調査活動をやり遂げることもでき大変貴重な経験となりました。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

テヘラン大学の学生たちとカフェでの写真
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

感謝してもしきれない、お世話になった・大好きな人

留学中に出会ったあるイラン人家族には本当にお世話になりました。彼らとの出会いは留学も半ばに差し掛かったころで、ちょうど私の友人が日本から遊びに来ていて市内を案内していた時でした。レストランやお土産屋でにぎわうテヘラン市民の憩いの場ダールバンドに友人を連れ食事をしている時、突然隣の席から「一緒に食事をしないかい?」と家族連れに声をかけられ、イラン人あるあるのしつこさに根負けして一緒に食事をすることになりました。それでもペルシャ語が話せる自分や日本に大変関心を持ってくれるのは大変嬉しく、その後何度も家にも招待してくれその度イラン料理をふるまってくれました。帰国間際の3月はイランのお正月にあたり、イラン人たちは家族で旅行に出かけたりするのが一般的なのですが、それにも呼んでくれて、イラン人のお正月を体験できたこと、そしてまるで本当の家族のように接してくれたことは本当に嬉しくて最後の最後に素晴らしい思い出ができ、今でも感謝しきれない家族となっています。

イランのお正月にイラン人家族とBBQをしている写真

とにかく早めの準備を!

  • 留学先探し : インターンシップ

受入機関探しに関して私の実体験としてお話ししますが、実践活動の「イランに居住するアフガニスタン難民の生活調査」に関して、渡航前にイランで難民の支援活動を行う日本の某NGO団体に受入機関を依頼できないか問い合わせたところ、すでにイランでの事業を撤退したということが判明し、結局渡航前まで受入機関を確定することができませんでした。また、この活動は留学の後半3か月間を通して実施しようと当初から考えていたため、現地渡航後活動開始1か月前をめどに受入機関を探そうと考えました。いざ1か月前になり受入機関探しを開始するも、そもそもイラン国内で難民を支援する団体は限られており、選択肢が非常に少なかったのが現実でした。それでも、日本人駐在員の方伝えに何とか実際受入機関にさせて頂いたUNHCR Tehran Officeを紹介していただき、やっとアポにこぎつけることができました。しかし、一学生からのメールだからなのか、忙しいからなのか何度かメールを送ってもなかなか返信が来ず、やっと連絡があったのは1か月後で、当初予定していた活動期間を3か月から2か月へと短縮せざるを得ませんでした。加えて、そこから受入許可証の発行、変更申請を行ったため、手続き全般がかなり遅くなってしまいました。このように実際動いてみると予想以上に時間がかかったり、うまくいかないことが続出することもあるかと思いますので、インターンや実践活動等何事もできる限り早く動き出して計画を本当に実行できる見込みはあるか、期間は計画通りでうまくいくかなどを含めしっかり吟味できればよいのかと思います。

留学前にやっておけばよかったこと

英語でもその他の言語でも語学力は渡航前に極力身につけておいたほうがよいのかなと思います。私の場合、語学は結局現地で勉強するからという考えで渡航前の勉強が後回しとなってしまい、いざ留学が始まると自分の語学力不足にかなり落胆してしまいました。やはり語学力は留学の基礎となるので、それを最初おろそかにしてしまったことは少し心残りです。

これから留学へ行く人へのメッセージ

留学は皆さんの可能性を広げる格好の機会だと思います。海外での成功体験、挫折体験あらゆる経験がのちの自分の財産となります。皆さんの留学先でのご活躍をトビタテOBとして応援しています。頑張ってください!