留学大図鑑

ちかこ

出身・在学高校:
石川県立輪島高等学校 
出身・在学校:
金沢大学
出身・在学学部学科:
学校教育学類
在籍企業・組織:

能登を考える!観光業と自然保護を通して

留学テーマ・分野:
海外ボランティア
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • JTA oceania 他
  • フィリピン・オーストラリア
  • イフガオ・メルボルン・ケアンズ・シドニー
留学期間:
7か月
総費用:
1,620,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表プログラム」 1,500,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 挨拶など基本的な会話ができるレベル 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル

留学内容

石川県能登と同じ課題を持つフィリピン・イフガオと自然あふれる観光立国オーストラリアで、持続可能性を持つ生活と、自然保護と観光業の関わりや両立の仕方を実体験をもって学ぶ。計画としては、まずフィリピンのイフガオ地方で持続可能な生活や文化を2週間インターンシップを通して体験した。その後、オーストラリアはメルボルンに渡り、語学力向上のために3か月間語学学校に通い、ケアンズで1か月の自然保護ボランティアののち、シドニーでガイドとして働き観光業を学んで来た。フィリピンでは観光地化されていない世界農業遺産の集落に入り、本当の意味で持続可能な生活があるんだなと感じた。日本は観光地化に押され、地域の生活や、住民が観光地化を望んでいるのかを改めで考えさせられるきっかけとなった。また地元の大学で新たな担い手を育成する、移住者を呼び込むなど地道な努力が行われていた。オーストラリアでは自然保護と観光業を別々に学んだが、2つを両立していくには地元に密着したツアーを企画する必要があると感じた。また感覚的ではあるが、観光立国であるオーストラリアは人びとが自分の国や地域に自信を持っているのが伝わってきた。私の地元ではどれだけ地元のことを知り、地元に興味があり、発信したいと考えている人がいるか考えた。能登を盛り上げるには地元民の自信や思いがもっと必要であると感じた。

留学の動機

石川県の能登地方は、世界農業遺産への登録・北陸新幹線の開業・朝の連続テレビ小説の舞台・映画の撮影地などが続き観光客の増加が著しいです。しかし、若者の不足による担い手不足や観光地化が進み本来ある自然も減りつつあります。50年後、100年後も観光地として生き残るためには、観光資源である自然や能登の文化を継承していかなければならないと考え、世界から日本をみてみたい!と留学を考えました。

成果

私が1番感じた成果は自身の成長です。特に、最後にガイドとして働くための受け入れ機関を探していたときはなかなか決まらなかったです。何とか採用されて働き始めたときも、語学の壁に加え「社会人」としての言動が私にはとても難しかったです。日本人の先輩からも今まで自分で目を背けていた私の弱さをご指摘頂き、背筋が伸びました。(プラス沢山泣きました笑)そんな何気ない日常が行動力や、責任感の成長に繋がりました。

ついた力

笑顔で行動していく力

海外では「自分」をアピールしないと話しかけてももらえなかったです。私は休日マーケットや公園に足を運んでたくさん人に話しかけました。ネイティブじゃないことは分かって貰えるから、あちらも真剣に聞いてくれます。特に印象深いのは、湖で出会った親子連れ。意気投合しその場で連絡先を交換して後日お家にお邪魔しました。時にネガティブになりやすい異国の地で笑顔で、やってみる!のは大事なことだと思います。

今後の展望

帰国してから、専門の勉強も再開して感じたのは、「教育✕地域愛」を実現したいということです。ただ、観光だけに目を向けるのではなく、その地域に愛を持つ人材の育成に興味が湧きました。観光という面に関しては、仕事というよりも自分が友人を招いて能登の魅力を伝える活動に展開したいです。

留学スケジュール

2016年
8月〜
2017年
3月

オーストラリア(イフガオ・メルボルン・ケアンズ・シドニー)

○フィリピン・イフガオ:2週間
 里山の持続可能性を考えるインターンシップ参加
○オーストラリア・メルボルン:3か月
 語学学校
○オーストラリア・ケアンズ:1か月
 自然保護ボランティア
○オーストラリア・シドニー:3か月
 ツアーガイドとして働く

費用詳細

学費:納入総額

420,000 円

住居費:月額

60,000 円

生活費:月額

40,000 円

ケアンズで保護していたウミガメです。
費用詳細

学費:納入総額

420,000 円

住居費:月額

60,000 円

生活費:月額

40,000 円

スペシャルエピソード

留学中に、自分を勇気づけてくれたモノ・コト

留学中に自分を笑かして元気にしてくれたのはやっぱり人間!特にメルボルンでシェアメイトだったある女性とは毎日笑っていました。ケアンズ、シドニーに移動してもテレビ通話やメールで何度も元気をもらいました。彼女だけじゃなく、やっぱり人っていいなぁ、自分は人と接するのが大好きやなぁと改めて留学で感じました。その彼女と日曜日にお出かけしていた時のお話。電車の乗継時間が多くあったので付近を散策することに。何の気なしに「あっちいこう!」と向かった先に大きなスタジアムがありました。近くにいたおじいさんに「ここはなんの施設~??」と聞いてみると「メディカルセンター」ということでした。ところでおじいさんは「君たち日本人?だったらコイツも日本人だし日本語で話しなよ!」と、隣にいた友人?を紹介してくれました。その日本人がな、なんとーサッカーの岡崎慎二選手!!!普通にお話しさせて頂きました(@_@)岡崎選手に言われた「留学頑張ってね!」は自分を元気にしてくれた一言でもあります。そんな中、サッカーに興味が皆無のその友人は岡崎選手の事も知らないので「Are you a Japanese?」「Are you a soccer player?」と大真面目に質問していました(笑)。その3日後、メルボルンで行われた日豪戦、ミーハー丸出しで観戦させて頂きました。

サッカーワールドカップ予選 日豪戦!

トビタツ前にもお金は必要!

  • 費用 : 費用準備

当然だけど、語学学校の費用や渡航費、現地での当面の生活費は留学前に準備する必要があります。奨学金もスムーズにいかない場合支給が2、3か月遅れることだってあります。
解決法になるのか分からないけど、私はトビタテが決まらなくても留学に行きたかったので出発予定の半年前から休学してアルバイトをしておりました。家が裕福ではないので、迷惑をかけない条件で休学・留学の許しを得たので、そうするしかなかったです。ご家族に余裕があれば、その心配はないかもしれませんが、一度本気でお金を稼いでみるのもいい経験だと思います(笑)それでも留学準備金だけでバイト代は消えるし、正直奨学金が入っても毎月カツカツでした。(遊びすぎ、、?)奨学金が準備期間にスムーズに支給されればもっとうれしいです。でもやはり奨学金がなかったら生きて帰ってこれていないと思うので感謝です。

これから留学へ行く人へのメッセージ

留学中の感情と経験をこまめに書いておくと良いです。特に留学後、小さな記憶が消えていく中で、日記を読んだり写真を見たりして改めて「本当に生きれとったんやなぁ」思うきっかけや笑えるきっかけになり、日々の生活の背中を押してくれます。あとは感謝を忘れない!私は、留学前にバイトしてたし、奨学金も貰えるし、親に迷惑かけとらん!と思っていたけど、お金に加え心配を相当かけていたとようやく実感しました。