留学大図鑑

池田歩

出身・在学高校:
東京都立国分寺高等学校
出身・在学校:
芝浦工業大学大学院
出身・在学学部学科:
理工学研究科地域環境システム専攻(出身:応用化学)
在籍企業・組織:

水問題解決に向けた膜/フィルターの研究

留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Institute for Sustainability and Innovation, Victoria University
  • オーストラリア
  • メルボルン
留学期間:
12ヶ月(トビタテ利用期間6か月)
総費用:
- 円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表プログラム」 1,000,000円
  • その他 1,000,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<TOEIC675点> 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル

留学内容

乾燥した地域であるオーストラリアは、水資源の確保が重要な問題です。この水問題を解決する一つの技術として、膜分離技術があります。
私は様々な産業廃水や海水などからきれいな水を得るための膜(フィルター)の研究に携わってきました。

留学期間の目標は次の3つでした。
1. 新たな研究手法、分析方法を学ぶ。
2. 留学先以外の大学や研究機関、廃水処理施設を訪問し、現場を知り、視野を広げる。
3. 英会話力を高め、友達を増やす。

留学先では、膜の性能評価を中心に研究を進めました。そして膜関連技術の研究を行う大学4つ、公的研究機関と廃水処理施設の訪問を行い、それぞれ研究者の方と研究に関する議論を交わすことができました。また大学、学会先で出会った学生、ハウスメイトと毎日話すことで、少しずつ日常英会話にも慣れました。

この留学を通して、今まで知らなかった自分の強みに気づくことができ、お互いの文化や言語を学びあえる友達が増えました。楽しいことも、苦労したこともありましたが、素敵な経験ができたと実感しています。

留学の動機

今後、世界で活躍する研究者を目指すために、自分自身の視野を広げ、実践的な英語力をUPさせるため。

成果

これまで行ってきた無機膜に加え、高分子膜の性能を評価し、比較検討を行った。研究成果は、学会と論文で発表していく予定。またアデレードの学会に参加したり、シドニーやクイーンズランドの大学を訪問、廃水処理施設の見学することができた。

ついた力

企画力

短期間の留学生が多く、同じオフィスでも人の入れ替わりが激しかったので、積極的に日本食をふるまう会、誕生日会やFarewell partyを主催し、みんなと交流する機会を作った。これが功を奏して、お互いの国の料理をシェアをして友達の輪が広がった。

今後の展望

研究者として社会に役立つ技術の開発を行っていくつもりです。
また小さい子供から大人まで、海外や科学に関心をもってもらえる活動を行い、留学や理系進学への後押しに力を入れていきたい。

留学スケジュール

2016年
9月〜
2017年
9月

オーストラリア(メルボルン)

オーストラリアのビクトリア大学に1年間滞在。平日は研究室に通い、月曜日は教授とミーティングを行い、その他は研究に従事した。住居は、最初の3週間は他大学の寮(留学先の大学寮が遠かったため。)で過ごし、大学の友達に紹介してもらいシェアハウスに引っ越した。最初の3ヶ月は日常会話のスピードについていくのに必死だったが、徐々に色々な国の人が話す英語に慣れてきた。BBQや海に行ったり、パーティを友達とすることで仲良くなり、研究以外のオーストラリアの生活や文化に触れることができた。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

55,000 円

生活費:月額

45,000 円

キャンパス内に出現したBlue tongue lizard
クリスマスのBrighton beach
研究室のBBQパーティ(南半球の冬の様子)
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

55,000 円

生活費:月額

45,000 円

スペシャルエピソード

ココでしか得られなかった、貴重な学び

「異文化を知ることで、自分・日本を知ることの重要性を再認識」
留学先の学生や研究者の8割は海外出身、シェアハウスも計11人のハウスメイトに出会ったがオーストラリア人は2人。こんなに多様な人種の人と同じ時間を過ごすことは、今までなかったのでとても新鮮でした。
滞在期間中にトランプ大統領誕生、ヨーロッパやメルボルンでのテロなど大きなニュースがあり、日常的に政治や宗教の話題が上がることも多かったです。お互い意見を気遣いながらも率直に話すので、それぞれの価値観を知ることができ、刺激を受けました。また自分自身を含めた日本人がどう思われているのか、私の意見は何なのか、改めて考える機会になりました。また日本にいたときには考えつかなかった人生設計(学業・仕事・結婚の時期や考え方)を友達や女性団体の講演から学び、大変興味深くためになりました。

ハウスメイトと手巻き寿司パーティ

流暢じゃなくても話す、伝えたい気持ちが大切

  • 語学力 : 英語

何かを伝えたいという思いがあれば、相手は理解しようとしてくれます。流暢じゃなくても、発音が少し間違っていても、ひとまず話してみる。
特に研究留学の場合は、データを通じて話ができるので、日常会話よりも比較的ハードルが低いと思います。私自身も専門分野の範囲では、話を理解し、たどたどしくても自分の意見を述べることができました。しかし、日常会話になると、食料品や生活用品の名前、恋愛、政治や経済の話となると分からない単語だらけ。質問を繰り返し、googleに頼ることで語彙が増え、理解できる話の幅も増えていきました。
何度も繰り返していれば、同じフレーズは段々上手く話せるようになります。間違いばかりに気を取られず、勇気をもって話してみれば意外と話せるかもしれませんよ?

これから留学へ行く人へのメッセージ

1.目的をもつ
 なぜ留学するのか、何を達成したいのかをハッキリさせる。
2.ピンチな時は助けを求める
 新たな土地での生活に馴染めなかったり、体調が優れない可能性もあります。
3.全力で生活を楽しむ。