留学大図鑑

Yuka

出身・在学高校:
熊本県立熊本高校
出身・在学校:
九州大学
出身・在学学部学科:
農学部生物資源生産科学コース生物生産環境工学分野
在籍企業・組織:

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博物館&環境教育で世界を変える!!

留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ウプサラ大学・地球科学専攻
  • スウェーデン
  • ウプサラ
留学期間:
7カ月
総費用:
1,250,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表プログラム」 1,160,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<TOEFL-iBT 78 、IELTS 6.0> 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル

留学内容

留学のテーマは環境教育と博物館の2本立てにして、ヨーロッパの博物館がどのように日本の博物館と異なるのか、どのような環境教育が行われているのかといったことを学んできた。具体的には、ヨーロッパを14カ国ほど訪れたのだが、行った国ごとに博物館を訪れ、博物館の規模や展示内容、そこでどのような教育が行われているのかということを実際に見て、感じてきた。環境教育の方は、持続可能な開発に関する授業を履修する中で、新たな知識を得たり、スウェーデン人やヨーロッパの人々の環境に対する価値観といったことをグループワーク等を通して学び、様々な課題をやっていく中で思考能力も培われたと思う。また、授業を履修するだけでなく、実践活動としては地域の博物館で2か月間ボランティアをして、現地の子と関わりながら、自分でワークショップを開いたり、スタッフの方が地元の幼稚園児や小学生に教えるのを手伝ったりした。

留学の動機

 もともと、環境について勉強をしたいと思っており、北欧諸国は環境先進国と呼ばれていることからわかるように、環境面での政策が日本よりも進んでいるため、環境について勉強するには最適な国だと思ってスウェーデンに決定した。ウプサラ大学には留学生は特に学部といったものが無く、とりたい授業をどれでも取れるシステムだったから、持続可能な開発に関する授業を履修した。
 

成果

 毎回、授業の中でグループワークがありクラスは生徒が計画し、進行するという課題もあった。これらの経験から、英語でディスカッションやプレゼンテーションをする能力もついたし、様々なバックグラウンドを持った異なる価値観の人と話すことができ、自分の価値観を広げる上でも非常に素晴らしかった。

ついた力

生きる力

 日本にいる時は、周りの友達や家族といった沢山の人が助けてくれていたが、海外では自分が何とかしなければ誰も助けてくれない。1人で旅をする時には、トラブルが発生してもどんなに大変でも自分自身で乗り越えなければならない。こういったある意味守られた日本の社会から飛び出して、世界で生きたことによって少しのことではめげずに図太く生きる力という力が身に着いたと思う。

今後の展望

今後も環境教育に関する道に進みたいと思っており、大学院では環境教育をテーマに研究をしたいと考えている。その後は、環境省に就職し、実際に環境問題を解決するための行動を自分が起こせるようになりたいと思う。その中で、将来も世界と繋がったグルーバルな仕事をやっていけたら良いなと思っている。

留学スケジュール

2016年
8月〜
2017年
3月

スウェーデン(ウプサラ)

12月までは、ウプサラ大学で授業を履修し、大学に通っていた。授業は4種類しかなく、学校に行く日も週に3日ほどしかなかったため、月に1回は他のヨーロッパの国に旅行に行き、博物館巡りをしていた。ヨーロッパの博物館は非常に興味深く、展示数も日本とは比べものにならない程多かった。スウェーデンにはnationという学生が運営する団体がいくつもあり、そこのカフェで働いたり、イベントをしたり、伝統的なパーティーに参加したりしていた。
1月からはBIOTOPIAという地域にある小さな博物館で2か月間ボランティアをした。小さな博物館だったため、他の博物館に連れて行っていくれたり、会議に参加させてくれたりと様々な経験をさせてくれた。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

40,000 円

生活費:月額

80,000 円

項目:旅行

300,000 円

ウプサラにある大聖堂
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

40,000 円

生活費:月額

80,000 円

項目:旅行

300,000 円

スペシャルエピソード

ココでしか得られなかった、貴重な学び

ヨーロッパという地域を選んだことで、留学先のスウェーデンだけではなく、近隣諸国を数多くまわることができた。私の大学は週に3日程しか授業が無かったから、毎月スウェーデン以外の国に行っていました。友達と行くこともあったが、けっこう1人でいろんな国に行った。安く済ませるために、バスで8時間ほどかけて移動をしたり、宿泊先はたいてい色んな人と同じ部屋になるドミトリー式の所だったりと大変なこともあったが、実際に多くの国を自分の目で見ることができたのはとても貴重な体験でった。行った先々で博物館を訪れ、莫大な標本数を持つ博物館や日本では見たこともない物を展示している博物館もあり、非常に興味深かった。また、いろんな国をまわる中で多くの移民やホームレスの人々を目にし、ヨーロッパが直面する現実を目の当たりにした。生きるのに必死で、その日を生き延びることだけを考えている人々の姿は日本に住む私にとっては、現実を突き付けられたような感覚だった。この経験は留学をしなければ、絶対に体験できなかったと思う。

ベルゲンのフィヨルド
ミュンヘンの博物館

現地で直接アタック

  • 留学先探し : インターンシップ

ボランティアをさせて頂きたいと考えていた博物館に何度メールを送っても、全く連絡が来ず、ボランティア先が決まらないままスウェーデンへと渡航した。3月までの居住許可を申請していたが、ボランティア先が決まっていないため、1月までしか許可が下りず、いつまで滞在できるのか不安な中での渡航だった。結局、交換留学先のウプサラにある小さな博物館にメールを送ったところ、受け入れの許可をして頂き、無事にボランティア活動を行うことができた。その後、ボランティア期間が始まる前に何度か足を運び、博物館の職員の方とお会いした。滞在許可も日本人は3か月間観光ビザで滞在できるということだったから、特に何の申請もすることなく3月まで滞在することができた。
ボランティアやインターン先がなかなか見つからないと思うが、実際に現地に行ってから直接聞いてみるという方法しかない場合も多いと思う。

ボランティア先の博物館でのワークショップ

TOEFLではなくIELTSで

  • 語学力 : 英語

学校が要求するスコアがTOEFL-iBT 79だったが、私は78だったため再度受けなおす必要があった。今まで、ずっとTOEFLの勉強をしてきてその対策ばかりをしていたが、日本人はIELTSの方が点数を取りやすい情報を見つけ、IELTSの対策は全くしないままIELTSの方を受けた。結果は一発で要求スコアをとることができた。どちらが良いかは人それぞれだが、TOEFLで点数がとれずに悩んでいる方は、IELTSも視野に入れて受験されることをお勧めする。

留学前にやっておけばよかったこと

もっとスウェーデンの環境対策について調べておけばよかったなと思った。スウェーデンには、環境教育について勉強しに行ったが、あまり知識がなかったので授業内容が分からない時があった。また、日本に帰国してから院試のために環境の勉強を本格的に始めたが、本を読んでいるとよくスウェーデンのことが書かれていたから、留学前にもっと知っていればより効果的に学べたのではないかと思った。

留学を勧める・勧めない理由

私は多くの人に留学をお勧めする。日本にいてはわからない世界が沢山ある。世界に出て、いろんなことを目にしたら自分がいかにつまらないことで一喜一憂したり、悩んだりしていたかがわかると思う。生きるということが本当はどんなことか、自分はどう生きたいのかということがわかる。人間の根本的なことを考えるきっかけとしても、留学をしてほしい。

これから留学へ行く人へのメッセージ

留学に行くということで、不安な気持ちでいっぱいな人が多いと思う。しかし、世の中大抵のことはどうにかなる。生きてさえいればどうにでもなる。もちろん、準備を怠らず自分にできる限りのことをした上だが、そこまでできていれば後はなるようになるさという心持で大丈夫だと思う。留学にはハプニングがつきものだが、ハプニングが起きた時には、焦らず冷静に対処することが大切だ。