留学大図鑑

えりこ

出身・在学高校:
富山県立冨山高等学校
出身・在学校:
東北大学
出身・在学学部学科:
教育学部教育科学科
在籍企業・組織:

世界トップレベルの教育を学ぶ

留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)・哲学・心理・教育・児童・保育・福祉
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • オウル大学教育学部
  • フィンランド
  • オウル市
留学期間:
5ヶ月
総費用:
1,040,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表プログラム」 1,000,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル<TOEFL-ITP517点> 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル

留学内容

留学の目的は大きく二つで、①自分の専攻である教育を、世界トップレベルの教育と言われているフィンランドの教育を通じて学ぶこと、②当時関わっていた教材開発のプロジェクトの共同研究の基盤づくりをすること、だった。①に関しては、実際に学生として大学に通うことで教育の受け手として学ぶことが出来たり、小学校訪問では客観的にフィンランドの教育方式を学ぶことができ、とても有意義だった。②に関しては、残念ながら実現することが出来なかった。しかし、プレゼンの能力や交渉能力は身に付けることができたと思う。

留学の動機

もともと留学には大学に入学したときから興味がありました。先輩たちの話を聞いて、留学へ行きたいという思いが強くなる一方で、単位のこと、金銭的なこと、自分の意思や目的など、留学に踏み切れずにいました。そんな折、ある人に「いつもやるやるって口だけだよね」と言われ、一気に迷いが吹き飛び、有言実行してやろうと決意し、そこから交換留学の申請、トビタテの申請をして無事に選考を通過し、留学することができました。

成果

私は大学の交換留学だったので、大学の授業を受ける時間が長かったのですが、最初は全く授業についてゆけずただただ先生や学生の話を聞くことで精一杯でした。しかし、毎日予習や復習をしたり、寮の友達と話す中で語学力が付き、授業で積極的に発言できるようになりました。また、友人の伝で小学校訪問も実現することができ、実際の教育現場を見て感じる機会も自分でつかむことができました。

ついた力

負けない力

困難に負けない力、という意味で書きました。留学を経験して、たった五ヶ月の中で色んな出来事が起きました。予想外の事に焦ったり戸惑ったりする中で、周りの人の助けも借りながら、何とか困難を乗り越えて無事に留学を終えたことで、今までよりも精神的に成長できたと実感しています。この力はきっとこれから先の人生にも生きてくると信じています。

今後の展望

フィンランドという国に行って、女性が生き生きと働いている姿がとても印象的で、その社会の在り方に興味を持ちました。今、日本も女性の活躍が望まれています。自分自身も社会貢献できるような人材になっていきたいし、そういった社会を作る手伝いが出来たらよいと思っているので、実現できるようにこれから頑張っていきたいです。

留学スケジュール

2016年
8月〜
2017年
1月

フィンランド(オウル)

5ヶ月の留学では、主に大学で単位の取得を行っていました。予習ではたくさんの論文を読んだり、授業ではディスカッションやプレゼンテーションをしたり、学期末にはレポートを書いたりととても大変な毎日でしたが、とても有意義な学びの時間でした。また、私が関わっていた教材開発のプロジェクトに興味を持ってくださった先生が、一コマ授業をする時間をくださり、現地の学生と留学生を相手に授業をするという貴重な体験もしました。生活面では、様々な国からの留学生と共同生活をし、彼らの文化に触れることができました。日本からの留学生と協力して日本食パーティーを3回ほど開いたことはとても良い文化交流の場となり、思い出に残っています。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

教育学部の留学生で寿司パーティー
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

ココでしか得られなかった、貴重な学び

私はフィンランドで小学校訪問をしました。12月に市内の小学校を訪れた経験は絶対に忘れないと思います。まず最初に感動したのが登校時でした。小学校は8時15分から始まるため、私は朝7時に家を出たのですが、なんと冬なのでまだ外は真っ暗、満天の星空が広がっていました。登校時間は明るいものだと思っていた私には衝撃的な体験でした。最初に見学したのは1年生の授業でしたが、そこではタッチパネルが導入されており、低学年からICTに触れる機会があるようでした。また、読み聞かせの時間は自由な姿勢で聞いてよく、寝っ転がっている子もいました。日本では椅子に座って静かにしていることが普通だったのでとても驚きました。こういった違いは、実際に自分の眼で見て分かったことばかりなので、色んな所に行って色んな事を見て感じることが大切だと思います。

フィンランドの小学校の教室の様子

優先順位をつけること

  • 単位・留年 : 休学・留年

私自身が失敗したな、と思うのが、留学期間を1年ではなく半期の5カ月にしてしまったことでした。私の在籍している学部では、1年留学するとほぼ必ず1年延長することになります。留学前の私はその後大学院への進学も考えていたために、一年余計に在籍するのは精神的にも金銭的にもつらいと考え、半期だけ留学するという選択をしました。しかし、留学してみると、5ヶ月という期間はあまりに短く、学び足りない!!と思う気持ちの方が残ってしまいました。せっかく留学できる機会を手にしたならば、その機会を最大限に活用することが大切だと実感しました。

留学前にやっておけばよかったこと

語学の勉強は必須だと思います。私のように日本で日常的に英語を使う機会がない人にとっては、やはり会話がとても大変でした。簡単なフレーズや日常会話を日頃から意識的にどう言うのか考えるだけでだいぶ変わってくると思うので実践してみてください。
また、英語が母語でない国に行く場合は、挨拶など生活の中でよく使う言葉だけでも覚えていくとより現地の人とコミュニケーションが取れて良いと思います。

留学を勧める・勧めない理由

私は留学を勧めたいと思います。というよりも、今留学に行こうか迷っている人に対して、留学を勧めたいです。
もちろん、目的が定まらず悩んだり、金銭的な問題があったりもすると思いますが、留学を通じて自分の世界が広がったり、新しい分野に興味を持てたりと、マイナスになることはほとんどないと私は感じたので、ぜひ世界にトビタツ人が増えてほしいなと思っています。

これから留学へ行く人へのメッセージ

慣れない言語、慣れない環境、慣れない食生活、慣れない気候など、留学では様々な辛いことや苦しいことが待っています。でも、それを乗り越えた時の達成感は言葉では言い表せないし、後から振り返った時に大きな自信に繋がります。留学は決して自分にとってマイナスになることはありません。楽しみながら、一生懸命に毎日を過ごしてほしいと思います。