留学大図鑑

あき

出身・在学高校:
奈良県立橿原高等学校
出身・在学校:
大阪大学大学院
出身・在学学部学科:
基礎工学研究科システム創成専攻
在籍企業・組織:

世界最先端の折り紙型ロボットの開発

留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)・工学(機械・航空・宇宙・海洋・物質・材料・化学・医療・情報・画像・電気電子)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • スイス連邦工科大学ローザンヌ校(EPFL) Reconfigurable Robotics Lab.
  • スイス
  • ローザンヌ
留学期間:
6か月
総費用:
1,900,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表プログラム」 1,160,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 挨拶など基本的な会話ができるレベル<TOEIC 675> 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<TOEIC 910>

留学内容

世界最先端の折り紙型ロボットの開発を行うための研究留学を行いました。世界的にも有名なスイス連邦工科大学ローザンヌ校にある研究室に所属し、そこのドクターの学生と協力して論文執筆を目指して新たな折り紙型ロボットを開発しました。僕が開発した折り紙型ロボットは2次元の状態で作成し、3次元の状態に折り曲げてからロボットとして使用します。形状記憶合金でできたバネを主なアクチュエータとしており、ジャンプ、回転による移動などの様々なパターンの高い機動力をもったロボットを作成しました。応用例としては災害現場での要救助者探索ロボットや、教育教材としての要素を含んだ玩具を考えています。ロボットの仕様を決め、部品を選定し、回路を設計し、試作機を作成し、マイコンのプログラムを書きと、ロボット開発の初めから最後まで取り組んでいました。英語力不足による行き違いや、意見の衝突、解決が難しい課題など色々な問題にぶつかりましたが、乗り越えて最終的に自分も周りも満足できる留学をすることができました。

留学の動機

もともと漠然と留学にあこがれていました。きっかけになったのは国際学会に参加した時に初めての海外で日本とは全く違う世界が広がっており楽しかったことと英語が全然喋れなくて悔しかったことがあります。

成果

実際にロボット開発を成功させて、また¬¬留学を通じてロボットの作成の仕方や他人と協力してやる研究の進め方を学ぶことができました。

ついた力

コミュニケーション、英語、トラブル解決力力

留学の一番の醍醐味が日本語が使えないことだと思います。思うように会話ができない中で、「言葉以外でどう伝えるか」や「どう伝えればより伝わるか」といった工夫をすることでコミュニケーション力が高められます。あとは、手続き等でトラブルが起きがちでそれを解決していくうちに、どうやったら解決できるか、そもそもトラブルが起きないようにするにはどうしたらよかったのかを学べます。

今後の展望

就職を控えていますが、世界を牽引できるようなものづくりに取り組みたいと思っています。できるだけ留学で身に着けた知識を活かせるような事業に関わっていきたいです。

留学スケジュール

2016年
5月〜
2016年
12月

スイス(ローザンヌ)

研究の大まかなことは書いたので、こちらは生活中心で書いてみようと思います。住まいは大学が提供している学生寮でした。僕は正式な交換留学生ではなかったので、授業は一切なく研究室に行き研究をし、ラボメイトと昼飯を食べ研究をし、寮に帰ってフラットメイトと一緒に晩御飯を食べるというのが基本の生活でした。寮はキッチンと洗濯機が共用で他は個々人で分かれており、みんなで過ごす時間と一人の時間両方を確保できて非常によかったです。週末は寮の友達とBBQや外食を楽しんだり、研究室のメンバーと遊びに行ったり、一人で観光に行ったりしていました。スイスは物価がかなり高いので、お金はすごくなくなります。。。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

60,000 円

生活費:月額

160,000 円

項目:交際費、移動費

700,000 円

研究室のメンバーとの写真
開発した折り紙型ロボット
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

60,000 円

生活費:月額

160,000 円

項目:交際費、移動費

700,000 円

スペシャルエピソード

感謝してもしきれない、お世話になった・大好きな人

僕は渡航後一度住まいを変えたせいで、一晩だげ宿無しの身分となってしまいました。そこでずっと一緒に研究に取り組んでくれたドクターのかたの家に泊まらせていただくことになりました。その人は新婚で奥さんが作ってくれたおいしい手料理を3人でいただきました。自分の国のことやスイスのこと、結婚観や子育てのこと、色々なことを夜遅くまで話しました。英語で違う価値観の人といろんなことを深く話せたことはとても楽しかったです。

食事の様子

労働ビザの取得の仕方

  • 事前準備 : 渡航手配(VISA、保険、持ち物など)

海外に長期滞在するときの共通問題がビザや滞在許可申請です。スイスは3か月以上になると滞在許可が必要になります。以下は僕の場合です。カントン毎に異なるうえ頻繁に仕組みが変わるので注意してください。大学間の交換留学制度を使用すると大学が基本的に手続きをしてくれますが、僕のように制度やプログラムを使わずに渡航した場合全て自分で受け入れ先に頼む必要があります。研究室のコネで渡航する場合、労働ビザが必要になります。僕は日本の団体から雇われていてお金を貰っているという立場でした。受け入れ先に頼んで労働目的での滞在許可を申請しました。その際に英語の履歴書、収入見込み(今回は奨学金証明書)、パスポートのコピーが必要でした。申請が無事通ると、日本での手続きは終わりです。渡航後は、英語の書かれた生年月日を証明する書類、奨学金証明書、あとは受け入れ先から渡航後渡される書類とお金をもって移民局に行けば滞在許可申請自体は終わりで滞在証書が届くことを待つだけです。

留学前にやっておけばよかったこと

英語の勉強とその国の文化や歴史の勉強です。英語は行ってからでもなんとかなるという意見はあるし、実際にどうにかなります。しかし、間違いなく英語力はあるほうが言いたいことが言えたり冗談が言えたりとより楽しくなります。文化や歴史は向こうの友人と会話するときのいいネタになります。相手としても自分の国のことに興味をもってくれることは嬉しいようで楽しそうに話してくれます。

これから留学へ行く人へのメッセージ

月並みの言葉ですが、自ら進んでやる留学にしてほしいと思います。何事でも他人にやらされてやることと自分でやりたくてやることではモチベーションも取り組み方も学ぶことも変わってしまいます。受け入れ先の確保やビザなどの手続きで大なり小なり面倒ごとが起きますし、留学中の辛い経験は避けられません。そのときに、自分で選んで留学しようとしていることが、問題を解決する原動力になってくれると思います。