留学大図鑑

ほりい

出身・在学高校:
京都府立桃山高等学校
出身・在学校:
京都工芸繊維大学大学院
出身・在学学部学科:
工芸科学研究科 材料制御化学専攻
在籍企業・組織:

イタリアのスタートアップ企業で研究開発!

留学テーマ・分野:
海外インターンシップ
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Heliv group srl
  • イタリア
  • ヴェネツィア
留学期間:
6ヶ月
総費用:
1,500,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表プログラム」 1,260,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 挨拶など基本的な会話ができるレベル 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル

留学内容

ヴェネツィアのスタートアップ企業Heliv group srlで6ヶ月研究員としてインターンシップを行いました。同社は自社独自の特殊蛍光インクを用いて、他企業とコラボレーションしてインテリアや広告製品を作っておられます。私はその中で、インク中の有機染料をナノシリカでカプセル化することで光分解を防ぎ、インクの安定性を向上させることを目的に研究を行いました。また、コラボレーション企業を訪問することで、多様な技術を組み合わせるモノづくりの各工程を直に見ることができました。

留学の動機

動機としては大きく2つあります。一つ目に、私は研究者こそ世界を早くに見るべきだと考えていたためです。科学には国境はなく、これからオープンイノベーションがさらに進んでいく中で、よりグローバルな視野や考えをもった研究者が求められると考えています。二つ目に、非常に困難な経験を社会に出るためにもう一度したかったためです。自身がどれだけ困難を解決する能力や気概を持っているか試してみたいと考えていました。

成果

主な成果は2点あります。一つは一部の染料において、ナノシリカでのカプセル化に成功したことです。現在安定性が向上しているかの測定をしてもらっているところです。
もう一つは、インターンシップ先と良い関係性を築くことができたことです。
実際に今年4月から私の友人がHeliv社にてインターンシップを行っています。

ついた力

自分で決める力とそれを信じる力

様々な事情から、私は新規テーマの研究を一人で進めることになりました。大学での研究は違う内容で、この分野について全くの素人ですが、自身で調べ、自分で方向性を決め、実験・検証を繰り返しました。その中で素人の自分が考えた仮説があっているのかと不安になったり、失敗が続いた時にやっぱり無理だよこんなの、と挫けそうにもなりましたが、なぜ来たのかと初心を思い起こしやり遂げることができました。

今後の展望

私はこの留学で得た、自分で決めてそれを信じる力や、国際感覚を用いて、人と人・技術と技術を繋いで新しい価値を生み出せるような技術者となりたいと考えています。現在の日本のメーカーというのは多角経営を行っている一方で、事業ごとの横の繋がりが弱いように感じます。また、グローバル化を進めてはいますが、そうはなりきれていない企業が多くあると感じます。私はこの2つの問題から新しい価値を創出したいです。

留学スケジュール

2016年
9月〜
2017年
2月

イタリア(ヴェネツィア)

ヴェネツィアのスタートアップ企業Heliv group srlで6ヶ月研究員としてインターンシップを行いました。同社は自社独自の特殊蛍光インクを用いて、他企業とコラボレーションしてインテリアや広告製品を作っておられます。私はその中で、インク中の有機染料をナノシリカでカプセル化することで光分解を防ぎ、インクの安定性を向上させることを目的に研究を行いました。また、コラボレーション企業を訪問することで、多様な技術を組み合わせるモノづくりの各工程を直に見ることができました。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

75,000 円

生活費:月額

50,000 円

項目:旅行

40,000 円

アドリア海の夕日
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

75,000 円

生活費:月額

50,000 円

項目:旅行

40,000 円

スペシャルエピソード

感謝してもしきれない、お世話になった・大好きな人

私は現地で研究者として最も尊敬できる人に出会いました。彼は私の働いている企業と産学連携している研究室のポスドクでした。研究室にはマスター、ドクター、ポスドクあわせ10人以上日々研究している人がいましたが、”わからないことは全て彼に聞いて、この研究室では彼が最もよく知っているから” と私は初めに言われました。実際彼は誰よりも研究室のこと、実験のことを知っていました。それだけではなく彼は誰よりも研究をし、誰よりも人の相談に乗り、誰よりもお昼休憩は楽しんでいました。私が研究が上手くいかずに落ち込んでいたときに、彼がかけてくれた ”失敗なんて誰でもする、研究で一番大切なことは手を動かすことをやめないこと、お前はそれができてるから大丈夫” という言葉は忘れられません。

研究室でのパーティ

インターンシップでの同世代の友達の作り方

  • 周囲の説得 : 恋人・友人

インターンシップをするとなると、なかなか現地の同世代の人、つまり大学生であったりと友達になれないということが不安としてあげられると思います。そんな時は日本人の交換留学生とまず仲良くなることで、留学生を紹介してもらえて、友達がたくさんできると思います。私は実際に日本人の交換留学生のおかげで同世代の様々な国の友達を作ることができました。

これから留学へ行く人へのメッセージ

留学中は良くも悪くも予想外のことが起こります。それを楽しむことも大切ですが、留学に対して明確な目標があり、どうしてもそれを達成したい場合、その予想外をしっかりと計画に入れておくことが大切だと思います。私は、自分の立てた計画が様々な問題が起こる中で、予想以上に遅れて悔しい思いをしました。貴重な経験である留学を、最も充実させるにはどうすればいいか、もう一度より具体的に考えてみることをおすすめします。