留学大図鑑

勝見 志穂

出身・在学高校:
長野県上田高等学校
出身・在学校:
信州大学
出身・在学学部学科:
繊維学部、化学・材料系、応用化学課程
在籍企業・組織:

異文化体験、環境研修、インターンシップ

留学テーマ・分野:
環境研修
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • FPT大学、泰日工業大学
  • タイ・ベトナム・スペイン
  • ハノイバンコクバルセロナ
留学期間:
1か月半
総費用:
600,000円 ・ 奨学金あり
  • (独)日本学生支援機構(JASSO)「海外留学支援制度」 70,000円
  • 大学独自のもの 320,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 挨拶など基本的な会話ができるレベル 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル

留学内容

ベトナムで25日間、タイで12日間、スペインで10日間の合計約一か月半の留学を体験しました。ベトナムは主にビジネス英語研修・インターンシップ・文化交流、タイでは主にタイ全般についての学習・フィールドワーク・文化交流、スペインでは主に環境研修・文化交流を行いました。どの研修にも共通していることは、現地の人と直接関わる機会が多かったことです。そのため言語の壁にぶつかることもありましたが、文化や価値観など、たくさんのことを学ぶことが出来ました。また超短期であったため、毎日タイトスケジュールでしたが、とても充実していました。

留学の動機

私は大学に入学する前に海外留学をしてみたいという目標がありました。大学に入ってから、一般教養の授業で、国際理解に関する講義を受講しました。その授業の中で「留学をしたいと思っている人はたくさんいるが、様々なことを言い訳にして、結局行かない人がほとんどだ」ということを聞き、まさにその時の自分のことを指しているように感じ悔しく思いました。それが留学を決心した一番のきっかけです。

成果

留学中はできるだけ現地の人とたくさん関わることを目標としていました。出会った人とは可能な限り連絡先を交換し、今後も連絡を取れるようにしておきました。そのおかげでその後に遊びに行ったり、ご飯に行ったり、個人的に話すことができ、今まで知らなかった現地のことをたくさん学ぶことができました。本やインターネットなどでは知ることができない、現地の人との交流でしか得られない学びはたくさんあると感じました。

ついた力

行動力

具体的には自分が興味を持ったことを実行する力のことです。留学前は興味を持っても失敗を恐れて行動しなかったり、それ以前に興味を示すものも少なかったです。しかし留学中はできるだけ多くの体験をしたいと思い、興味のあることには挑戦したり、新しいことを探したりして過ごしていました。行動して失敗したこともありましたが、全て何とかなりました。それから興味を持ったことは積極的に取り組もうと思うようになりました。

今後の展望

これまでの3回の留学はどれも1か月以内の超短期留学でした。そのため、どれも「楽しかった」「もっと居たかった」という気持ちで日本に帰国しました。私は、帰国後に「もしこれ以上いたらどうだろうか?」と考えるようになりました。先生や先輩、友人の話からも長期間生活しなければ本当にその国のことを知ることはできないと思います。現在は、将来的に自分の専門である化学を学ぶために長期間の留学をしたいと考えています。

留学スケジュール

2016年
2月〜
2016年
3月

ベトナム(ハノイ)

信州大学が毎年行っている「ベトナムFPT大学ビジネス英語及びインターンシッププログラム」に、他の12名の信州大学生と参加しました。内容は、11日間の英語研修、2日間のインターンシップ、市内観光などでした。英語研修ではプレゼンテーション、会話練習、ディスカッションなどを学びました。先生は現地の先生で、私たちに楽しく英語を教えてくださいました。インターンシップでは、FPT の会社で、マーケティングスキルなどを学びました。その他にこの研修では学生交流が充実しており、空き時間は同じ寮の学生と遊びに行ったり、寮内の行事に参加したり、日本語教室に参加したりと現地の学生と直接関わる機会がたくさんありました。またこの25日間、「バナナチーム」という現地の学生に寮の使い方や、買い物の仕方など、あらゆる面で助けてもらいました。彼らのおかげで、安全で充実した生活を送ることができました。本当に感謝しています。

費用詳細

学費:納入総額

260,000 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

40,000 円

項目:予防接種(A型肝炎、破傷風)、パスポート取得、その他

40,000 円

参加した信州大学生とバナナチームの学生で最終日に撮った写真
現地の友人と食べたベトナム料理
費用詳細

学費:納入総額

260,000 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

40,000 円

項目:予防接種(A型肝炎、破傷風)、パスポート取得、その他

40,000 円

2016年
8月〜
2016年
9月

タイ(バンコク)

泰日工業大学が企画した「TNIサマープログラム2016」に全国からの約40人の学生と一緒に参加しました。このプログラムは大学で講義を受けるというよりは、外に出て活動することがほとんどでした。学外では、市内の博物館や遺跡見学、小学校や日系企業への訪問、マングローブ植樹体験をしました。学内では、タイの文化、政治、伝統、歴史について、ASEANについて、サバイバルタイ語を学びました。ここで学んだタイ語を生活の中で使えたときはとても嬉しかったです。その他に、フレンドシッププログラムがあり、日本人学生全員に一人ずつTNIの学生のバディがつきました。2泊3日のホームスティがあり、バディの家に泊めてもらいました。その期間バディや彼女の友達とバンコク市内を観光もしました。初対面の私をすぐに受け入れてくれ、自分と同年代のタイの学生が送っている生活を直接知ることができ、とても良い経験となりました。

費用詳細

学費:納入総額

50,000 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

35,000 円

項目:航空券

32,000 円

バディとその友達と水上バスに乗り観光地巡り
アユタヤ遺跡
とても辛かったグリーンカレー
費用詳細

学費:納入総額

50,000 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

35,000 円

項目:航空券

32,000 円

2017年
2月〜
2017年
2月

スペイン(バルセロナ)

信州大学の環境部が毎年行う「環境教育海外研修」に1人の先生と他の信州大学生3名と一緒に参加しました。内容は、市役所訪問、市内観光、カタルーニャ工科大学にて環境や都市計画に関する講義の聴講、ワイン工場見学などでした。市役所ではバルセロナ市が市独自で行う環境活動について実際にお話をお聞きしました。ワイン工場では自然エネルギーを有効に活用したブドウ栽培方法や、ワインの生成方法を学びました。講義の聴講では、修士課程の講義に参加しました。学生の意見が飛び交う授業雰囲気は活気があり印象的でした。市内視察では、市内清掃の様子を見学したり、いくつもの世界遺産を見学したり、世界遺産の製作に関わった人に直接お会いする機会もあり、バルセロナの歴史や文化、生活に触れることができました。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

モンセラット
サグラダファミリア
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

感謝してもしきれない、お世話になった・大好きな人

タイのサマープログラムで、私のバディになってくれたMさんは、感謝してもしきれない大切な友人の一人です。彼女は日本語を勉強し始めたばかりの、ほぼ同い年のタイ人の大学生でした。彼女には、タイの有名なビーチや、ナイトマーケット、世界遺産、デパートなど様々なところに連れて行ってもらいました。その時に買い物の交渉や、交通機関の利用の仕方などをいつもサポートしてくれました。また、タイのことについて日本語で一生懸命伝えてくれたり、「疲れていないか」や「おなかはすいていないか」など私のことを常に気にかけてくれたり、私でも使えそうなタイ語を教えてくれました。彼女の親切のおかげで、タイでは安心して、楽しい生活を送ることができました。またタイという国が大好きになりました。最終日のお別れ会の日に、プログラム期間中に遊びに行ったときに撮った写真をアルバムにしたものをプレゼントとしてもらいました。それを見ると一つ一つ日本語でコメントが書かれており、とても感動しました。このアルバムは私の宝物です。Mさんが私のバディであったことは本当に幸せなことです。

バディにもらったアルバム

タクシーを乗るときは気を付けよう

  • 生活 : 治安・安全

私は、タクシーを乗った際に何度か大変な思いをしました。一つは、ベトナムとタイのタクシーで共通したことですが、日本人だけで乗った時、実際の料金よりも2倍から3倍の料金を請求されたことです。この時の私の解決方法は、何度か料金の交渉をし、その値下げ料金に納得がいかなくても、途中で妥協することです。現地の料金では高額ですが、日本に比べたらかなり安いです。大きなトラブルに巻き込まれるよりは、途中で妥協したほうが、安全だと思います。
もう一つは、タイで経験したことですが、一人でタクシーに乗った際に、自分の行った行先と違う場所に連れていかれそうになったことがありました。その時の解決方法は、まず地図を見て、目印となる建物を見つけ、自分の居場所と、行先を確認しました。そして車通りの多い、大きな通りに出たらタクシーの運転手さんに「ここで降ろしてほしい」と頼み、料金交渉はせずに表示された料金を支払い、すぐにタクシーを降りました。それから、新しいタクシーを見つけ、本来の行先にたどり着くことができました。私がこの時重要だと感じたのは、現地の地図を常備しておくことです。

留学前にやっておけばよかったこと

初めての海外(ベトナム)で感じたことですが、1~10くらいまでの数字は覚えていくべきだったと思いました。数字は英語でも大丈夫だろうと思い込んでいたため、タクシーや買い物の際に使えなかった時は、とても大変な思いをしました。また、日本にいるうちにオフラインで使える現地の言葉のアプリも入れておくべきだったと思いました。

留学を勧める・勧めない理由

私は留学を強く勧めます。海外では、出会う人、見る景色、食べ物など、初めての出来事がほとんどです。そのため、日本では体験できないような発見ができ、自分の視野を広げてくれます。また、日本では起こらなかった問題や、日本では誰かに助けてもらっていた困難に自分一人で解決しなければならない状況が生じることもあります。この問題を自分の力で解決できた時、自信がつき留学後の活動の幅を広げることができると思います。

これから留学へ行く人へのメッセージ

留学するにあたり、たくさんの不安があると思いますが、勇気を出してぜひ留学してみてください。出発前に感じていた不安は、留学先でできた友達や新しい発見などが、楽しさに変えてくれると思います。留学を考えている一人でも多くの方が、その夢を叶えられることを祈っています。