留学大図鑑

高木一樹

出身・在学高校:
足利高校
出身・在学校:
東洋大学
出身・在学学部学科:
国際地域学部
在籍企業・組織:

先輩の近況をリアルタイムでチェック!

頭のきれるタイプではないので、いいアドバイスはできないかもしれません。
もし不安なことがあって前に進む勇気が足りない場合は、ぼくに連絡してくれれば全力でエールを送ります。
(※時期によっては連絡が遅くなります。)
またラオスのことについてなら少しアドバイスできると思います。

ラオス史上初・かけ算九九のうたを生む

留学テーマ・分野:
教育プロジェクトの立ち上げに挑戦
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • 東洋大学国際地域学部イブニングコース所属 NPO法人e-Education
  • ラオス
  • ヴィエンチャン
留学期間:
11か月
総費用:
1,500,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表プログラム」 1,500,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 挨拶など基本的な会話ができるレベル<TOEIC350点> 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル<TOEIC550点>

留学内容

初等教育「算数」の学力向上のため、四則演算の段階からつまづく小学生を増やさないために、現地の人たちと共にかけ算九九のうたとダンスを作った。歌は小学生が、歌詞とダンスは小学校教員が、作曲はYAMAHAに勤めるラオス人スタッフの方が、CDデザインと生産は僧侶の方が担当。プロジェクト実施校で九九のうたを小学1年生が使用し、15日間で平均点を49点から94点へ向上させた。後に教員養成校で九九のうたと九九のうたの使い方を広めるための活動も行い、合計838名の現職小学校教員にレクチャーを実施した。多くの方からの協力もあり、ここまでの過程を実現することができた。

留学の動機

高校時代はいわゆる落ちこぼれと呼ばれる生徒であった。大学入学後とあるきっかけから、フィリピンのとあるスラムで現地の人と衣食住を共にすることになり「背景の異なる人たちと何かを作りたい」という思いを持った。その後周囲に相談し回った結果、とある教授からラオスでの活動をすすめられ、一冊の本をいただいた。その本は、落ちこぼれだった主人公が異国の地で奇跡を起こす話であった。ラオス版の物語を作ろうと夢を抱いた。

成果

留学内容の中に一緒に記載。

ついた力

自分を信じる力

人脈ゼロの状態から留学がスタートし、留学開始からはじめの時期は数カ月は、自分を信じることができず、不安やリスクを回避することを考えすぎて、最終的には行動を起こさずに時間が過ぎていった背景があった。それが無意味だと気づいてからは、失敗も成功も考えず、ただ自分や新しく出会った仲間を信じて行動を重ねることができた。

今後の展望

留学前の展望と、最終的な留学の結果は結局全く違うものになりました。それは当初の計画を疑いながら行動を続けて改善していった経緯があります。そのため、常に今後の計画は少しずつ変化するものであっていいと考えているため、あえて書きません。笑

留学スケジュール

2014年
10月〜
2015年
9月

ラオス・スリナム共和国(ビエンチャン、サワンナケート)

初等教育「算数」の学力向上のため、四則演算の段階からつまづく小学生を増やさないために、現地の人たちと共にかけ算九九のうたとダンスを作った。歌は小学生が、歌詞とダンスは小学校教員が、作曲はYAMAHAに勤めるラオス人スタッフの方が、CDデザインと生産は僧侶の方が担当。プロジェクト実施校で九九のうたを小学1年生が使用し、15日間で平均点を49点から94点へ向上させた。後に教員養成校で九九のうたと九九のうたの使い方を広めるための活動も行い、合計838名の現職小学校教員にレクチャーを実施した。多くの方からの協力もあり、ここまでの過程を実現することができた。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

お世話になった小学校でのはじめての挨拶
病気の時にピザをもってお見舞いにきてくれた生徒
教員養成校での九九のうたレクチャー

スペシャルエピソード

笑いあり、涙あり!留学中にあった、すごいエピソード

お見舞いに来てくれた
ピザを囲み集合写真
みんなと談笑

僕が病気で倒れた時に、「かけ算九九のうた」プロジェクトで一緒に頑張ってきた生徒たちと、プロジェクトパートナーの先生が自分の家まで駆けつけてくれた。そして皆の両手にはピザの箱が山積み。突如歌い出す生徒たち、そうそのメロディはかけ算九九のうたのメロディだった。しかしあまり聞きなれない歌詞が聞こえてくる。よく耳を傾けて聞いてみると、「ピザ食べて早く元気になってね」という旨の歌詞に変わっていた。病気で気持ちも弱っていた僕は、プロジェクトの成功よりも、こうして人が人を当たり前に助けて励ます様子がとても心地よかった。先生だとか生徒だとか同僚だとか、そういう枠組み関係なしに、人と人として接する気持ちの良さを覚えた。それにしても病気の時にピザは胃にこたえる(笑) 嬉しさからか、生徒たちと先生とともに完食し、その日は笑顔で眠りについた。

何も進まなかった4か月間

  • 留学先探し : その他教育機関(専門学校など)

「かけ算九九のうた」プロジェクトが生まれる前の話。2014年の10月から、僕はラオスの田舎のサワンナケートという場所のとある学校でプロジェクト立ち上げに挑戦していた。そこではパソコン室が学校の敷地内に二か所存在していた。僕はそのパソコン室の使っていない時間帯に、生徒たちが映像授業を通して授業をもう一度復習できるようにしようという計画をその地で出会った若い先生たちと企画していた。しかしラオスは共産主義。許可や申請には僕のような学生のそれも個人レベルでは大変困難であるものだと知った。それでもその地の生徒たちのより快適な学習環境や、教室で見かけた勉強で躓いてカンニングをしないと進級を狙えないような生徒たちの打開策を生み出したく、期間がかかることを恐れずに許可申請のための書類を協力者とともに作成した。学長に提出したものの1ヶ月経っても教育省からの返答は来ることはなかった。そして2014年から2015年へと新年を迎えた。タイミング悪く、もともと僕に学校で活動する許可をくれた学長が退任を迎え、新しい学長へと変わってしまった。追い打ちをかけるかのように、学校に一通の通達が届いた。それは部外者をむやみに校内にいれないようにという内容のものであった。新しい学長からも、許可をすることができないという返事を受け、僕はその学校を去らなければならない状況になってしまった。ここまでで4か月が経過していた。ぼくの留学期間はのこり9か月間。悲しみに浸っていても時は過ぎてしまうばかり。僕は諦めずに足を動かし、一度首都に戻って再出発を決意。そこからおよそ2週間後に出会ったひとりの先生が、「かけ算九九のうた」のプロジェクトを共にしたプロジェクトパートナーであった。桜を植えるという一風変わったイベントでの出会いであった。

以前の活動地での調査時の記念写真
桜を植えるイベント
イベントで出会った先生の学校に訪問してプレゼン

留学前にやっておけばよかったこと

入念な事前調査を、その国に関連する関係者から直接行うこと。

これから留学へ行く人へのメッセージ

計画通りにいかないことが当たり前だと思って、むしろうまくいかないことや失敗を楽しみながら状況を変化させることもさらに楽しんでほしいです。