留学大図鑑

きしね

出身・在学高校:
鳥取県立倉吉東高等学校
出身・在学校:
京都工芸繊維大学
出身・在学学部学科:
工芸科学研究科
在籍企業・組織:

自分の世界を広げてくれた研究留学

留学テーマ・分野:
大学院進学(修士号・博士号取得)・工学(機械・航空・宇宙・海洋・物質・材料・化学・医療・情報・画像・電気電子)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ベネチア大学カ・フォスカリ校 分子科学ナノシステム学部
  • イタリア
  • ベネチア
留学期間:
3カ月
総費用:
500,000円 ・ 奨学金あり
  • Erasmus+ 300,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 挨拶など基本的な会話ができるレベル<TOEIC 825点> 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル

留学内容

私は、イタリアのベネチア大学カ・フォスカリ校、分子科学ナノシステム学部に交換留学しました。3カ月間研究室に所属し、メソポーラスナノジルコニア粒子を用いたドラッグデリバリーシステム(薬を患部まで届ける物質)の開発に取り組みました。同分野の研究者にマンツーマンで指導していただきながら研究を進め、得られた成果は月に一度教授へ報告し、ディスカッションを行いました。また、帰国前に3カ月間の成果発表を行いました。さらに、研究だけではなくボランティアとしてベネチア大学の日本語学科の授業に参加させてもらい、現地の学生と日本語を通して交流することができました。

留学の動機

私の趣味は海外旅行をすることです。現地の方と交流するうちに、その土地の雰囲気が人々の性格や考え方に影響していると感じるようになりました。そこで、同じ化学という学問を勉強していても研究に対するアプローチ方法や考察の仕方も私と違うのではないかと考えました。視野をもっと広げるためにも、実際に自分で海外での研究を体験したいと思い留学を決意しました。

成果

私が担当した研究テーマは、従来メソポーラスナノジルコニア粒子と同程度の細孔体積を維持したまま粒子の粒径のみを小さくするというものです。より小さな粒子を調製出来れば、体内のあらゆる部分に薬を誘導することが可能となります。合成条件やプロセスを丁寧に調査することで、粒径が従来の約半分である粒子の合成に成功しました。

ついた力

素直になる力

自分が挑戦してみたいことはたくさんありましたが、自分に自信が無くなかなか実行できずにいました。しかしイタリアでしか出会えない人々や物を前にした時、今行動しなければ絶対後で後悔すると直感しました。自分の気持ちに素直になることで、自分でも驚くぐらい世界が広がりました。

今後の展望

イタリアにいる時は、毎日何かしら外に出るようにしました。自分から行動しなければ出会えなかった、素敵な人々や発見がたくさんありました。日本にいてもその頃の気持ちを忘れず、興味のあることにどんどん挑戦していきたいです。

留学スケジュール

2016年
9月〜
2016年
12月

イタリア(ベネチア)

私は、イタリアのベネチア大学カ・フォスカリ校、分子科学ナノシステム学部に交換留学しました。3カ月間研究室に所属し、メソポーラスナノジルコニア粒子を用いたドラッグデリバリーシステム(薬を患部まで届ける物質)の開発に取り組みました。研究以外には、ボランティアとしてベネチア大学の日本語学科の授業に参加しました。授業では現地の学生の話し相手となり、グループワークやゲームをしました。現地の学生との交流を通してイタリアと日本の文化の違いを学び、また日本の魅力を再発見することができました。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

70,000 円

生活費:月額

30,000 円

通学路にて
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

70,000 円

生活費:月額

30,000 円

スペシャルエピソード

この国のことが、とても好きになった瞬間

イタリアには、夕食前に家族や友達とお酒や軽食を楽しむ文化があります。広場をお店が囲み、たくさんの人が集まって一緒に楽しい時間を過ごします。知らない人同士の出会いの場でもあり、それが日常的に行われるイタリア人のフレンドリーさがとても素敵だなと思いました。

バーカロで出会った素敵な方々

報告・連絡・相談

  • 事前準備 : 渡航手配(VISA、保険、持ち物など)

私は交換留学生だったため、必ず学生ビザを取得しなければなりませんでした。しかし手続きがスムーズに進まず、なかなかビザが取得出来ませんでした。非常に苦しい状況でしたが、そんな状況だからこそ各部署への報告・連絡・相談を大切にしました。そうすることで自分がとるべき行動を明確にしました。多くの方にサポートをいただき、出国までに無事にビザを取得することが出来ました。

留学前にやっておけばよかったこと

英語だけではなく、もっとイタリア語の勉強をしておけばよかったと思いました。英語である程度コミュニケーションが取れれば何とかなると考えていましたが、人々との仲をより深めたいと思った際に、現地の方の母国語を用いることの大切さを感じました。

留学を勧める・勧めない理由

私が留学を薦める理由は、留学が自分の成長のきっかけとなったからです。今までと全く違う環境に飛び込んだからこその発見や、自分と異なる文化を持つ人々と交流したからこその学びがたくさんありました。様々な経験を通して、自分の中の「当たり前」を一度崩すことができました。自分の常識にとらわれず新しいことに挑戦すれば、さらに自分を成長させられると考えます。留学を薦めない理由はありません!

これから留学へ行く人へのメッセージ

留学はとても勇気のいることだと思います。私自身も留学するかどうか迷いましたが、一歩踏み出せたことは自分にとって本当に良い選択だったと思います。私がイタリアで経験した全てのことに、無駄なことは一つもなかったと断言できます。また、この留学を通して周りの人に頼ることの大切さを学びました。色々な方の協力のもと、素敵な留学生活を送れるよう私も応援しています。