留学大図鑑

柏原 理香子

出身・在学高校:
群馬県立中央中等教育学校
出身・在学校:
東洋大学
出身・在学学部学科:
国際地域学部国際観光学科
在籍企業・組織:

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多様な文化、生き方に触れた9か月間

留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)・人類学・言語学・歴史学・社会学・国際文化
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • セントラルクイーンズランド大学
  • オーストラリア
  • ロックハンプトン
留学期間:
9か月
総費用:
1,900,000円 ・ 奨学金なし

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル

留学内容

私の場合Term1が語学学校、Term2は大学の通常授業でした。
Term1では最初の1、2ヶ月は文法、語彙などの基本的な学習を行い、そのあと大学での勉強への準備に入ります。最初の課題の量は少なめでしたが、大学準備期間に入るとテストの準備やエッセイ課題など、大変になっていきました。少人数制で多くても10人ほどのクラスでした。
Term2では4つの科目を選択しました。CQ大学では、留学生は学部関係なく自分の興味のある授業を履修することができます。そのため、私は社会学や環境学、経営学など幅広く履修していました。
中でも面白かったのはBeing Badという授業です。社会で異常とみなされている行動(逸脱行動)を心理学的、また社会学的視点から分析するものでした。その授業から、物事を良い悪いで判断するのではなく、もっと客観的に分析する術を学ぶことができました。
授業数は少ないですが、一つ一つの授業の内容が本当に濃く、日本の大学の授業とは全く違います。課題の量も膨大です。中間課題、期末課題大きく二つの課題がありますが、それ以外にも小さな課題が毎週あります。期末課題では、レポート4つ合計で約8000語書きました。また、エッセイには証拠が確かな情報を使わなければならないのでひとつひとつに時間がかかります。大変ですが、その分学ぶことが必ずあると思います。

留学の動機

留学を経験したい、という思いは高校生の頃から漠然とありました。それが具体的な目標になったのは大学で本格的に観光学を学び始めてからです。インバウンド観光を発展させている日本で観光を専攻する学生として、他の国に住む人たちの価値観や考え方に触れ、そこから学んだことを自分の学習や将来の仕事に反映させたいという思いが日に日に強くなり、交換留学を目指すことを決心しました。

成果

人間の多様性の尊さを感じることができました。日本とは異なり、オーストラリアでは全く違う境遇の人々がともに暮らしています。特に寮生活を通して、彼らが自身の人種、宗教、自身の考えを常に意識しながら生き、アイデンティティを失わんとしている印象を受けました。日本で暮らしてきた私にとってはカルチャーショックでもありましたが、このことから『人と違う』ということの素晴らしさを学ぶことができました。

ついた力

勉強力

留学先で自分より知識豊富な方々、勉強に熱心な方々にたくさん出会えたことで物事に取り組む意欲が留学以前より増し、素直に勉強したいと感じるようになりました。そのため、社会のことや経済のことにより興味が湧き、本を読んだりニュースを見たりする機会が多くなりました。

今後の展望

私はある温泉地の出身で、夢は地元の活性化に貢献することです。これからの活性化においてインバウンドは一つの有効な手段になると私は考えています。そう考えると、多様な文化に触れることができたこの留学は夢への第一歩だったと思います。この貴重な経験を肥やしとして、これから社会でより多くの経験を積んでいきたいです。
そして将来的には自分の経験を地域の活性化に活用していけたらと考えています。

留学スケジュール

2016年
2月〜
2016年
11月

オーストラリア(ロックハンプトン)

2016年2月11日 現地到着

   2月15日 語学学校授業(日常英語クラス) 開始
   3月25日〜3月28日 イースター休暇
   4月4日〜4月8日 テスト(プレゼンテーション、エッセイ、面接、筆記試験)

   4月11日 語学学校授業 (大学準備クラス)開始
   5月9日〜5月13日 中間テスト(プレゼンテーション、リスニング、筆記試験)
   6月13日〜6月17日 期末テスト(プレゼンテーション、リスニング、エッセイ、筆記試験)

   6月18日〜7月10日 休暇

   7月11日 大学正規授業開始
   8月8日〜8月12日 中間課題提出
   8月15日〜8月19日 小休暇
   8月22日 授業再開
   10月3日〜10月14日 期末課題提出

   11月2日 帰国

費用詳細

学費:納入総額

700,000 円

住居費:月額

90,000 円

生活費:月額

15,000 円

項目:航空チケット・携帯電話・保険料・教材費

300,000 円

休暇中はオーストラリアの自然を満喫!
寮では毎日野生のカンガルーを見ることができました

スペシャルエピソード

感謝してもしきれない、お世話になった・大好きな人

彼の誕生日!たくさんの人からメッセージをもらっていました

寮のアドバイザーさんが私の恩人です。台湾系オーストラリア人の彼は、寮に住む学生の一人です。中学生の時にオーストラリアに移住してきたバックグラウンドがあるからか、留学生である私たちに対して非常に親身に対応してくれました。留学中、なかなか会話に切り込んで行けず苦労した私ですが、彼のおかげで積極的に人と話すことができるようになりました。彼がいなかったらみんなに溶け込めるまでもっと時間がかかっていたと思います。本当に感謝してもしきれません!いろんな人のサポートのもとで成り立った留学生活だったと感じています。

留学中にやってしまった、私の失敗談

包帯でぐるぐる巻きに…

留学にも慣れた頃、友達数名とブリスベンに旅行をすることに。
4日間目一杯楽しんで迎えた最終日、レンタル自転車で散策中にまさかの転倒!ひざ下がスパッと切れて流血!!結果救急車(人生初!)で病院に運ばれ、ひざ下を5針縫い、さらに帰りの飛行機を逃して一泊する羽目に…。

お気に入りの靴は血でダメになるし、傷が治るまで歩くのも大変だしもう散々。今でもその傷が残っています(笑)現地の友達のおかげでなんとかなりましたが、保険の手続きなど大変でした…。保険の番号はしっかりと控えておくことをオススメします(笑)

ありえないなんてことはありえない!

  • 生活 : 病院

留学先での危機管理、準備は大丈夫ですか?
私も留学前は『救急車で運ばれる?ありえないでしょ!』なんて思っていましたが、実際、大変な目に遭いました(笑)現地の病院の仕組みもわからないし、保険の手続きもわからないし、とにかくわからないことだらけでした。
私だけ特別な経験をした?いいえ、これは決して特殊なケースではありません。実際、私の周りにも現地の病院にお世話になった留学生は何人もいます。
絶対ありえない、なんてことはありえないのです。

・保険の準備は絶対!
・自分の保険番号、保険会社、大学の連絡先など、重要な連絡先はしっかり控えておく(携帯電話のメモ機能などを使うと便利)
・緊急事態が起きた時はすぐに現地の先生や友人に相談し、病院などには必ず付き添ってもらう(現地語がネイティブ並みに話せなければ、勘違いや手続きの不備が生じる可能性がある)

この3点は絶対に覚えておいてください。
緊急の事態が起こった時、異国の地で対処するのはなかなか難しいことです。その時はとにかく人に頼りましょう。
本当に努力しようと頑張って留学される方の中には、『自分で乗り越えなきゃ留学に来た意味がない!』なんて思ってしまって人に頼れない方もいるかもしれません。その気持ち、すごくわかります。でも時には人に頼ることも大切です。そこから学ぶこともたくさんあります。私は現地で本当に様々な人に助けていただいて留学を乗り越えられましたし、周りの人がいるから自分が安心して頑張れるのだと気づくことができました。

留学中、予想外の出来事にたくさんぶつかると思います。そんな時は、時には人に頼ることを忘れずに、焦らずゆっくり少しずつ解決していってください。

これから留学へ行く人へのメッセージ

留学はただ語学力の向上のためと思われることが多いですが、それは違います。語学力よりももっと価値のある、たくさんの成果が得られる機会です。様々なバックグラウンドを持つ人たちと接することで、世界の広さ、自分の知識の足りなさを痛感することができます。何より自身を見つめ直す絶好のチャンス!
とにかく悩んで、もがいて、思いっきり楽しんで、最高の経験をしてきてください!