留学大図鑑

しょうへい

出身・在学高校:
渋谷教育学園渋谷高等学校
出身・在学校:
九州大学
出身・在学学部学科:
工学部機械航空工学科機械工学コース
在籍企業・組織:

アメリカでの宇宙開発インターン

留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • 北アリゾナ大学工学部機械工学科/カーネギーメロン大学ロボット研究所
  • アメリカ合衆国
留学期間:
北アリゾナに9ヶ月、カーネギーメロンに2ヶ月半
総費用:
- 円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表プログラム」 2,000,000円
  • 大学独自のもの 1,000,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 挨拶など基本的な会話ができるレベル 専門的な研究や会議において、議論や調整ができるレベル

留学内容

「アメリカで宇宙開発に携わる」
この一文を念頭に置き,僕の留学生活は始まりました.初めの9ヶ月間は九州大学の交換留学制度を利用して北アリゾナ大学へ行き,現地の学生とプロジェクトベースの機械工学の授業を取りながら専門性を深めました.また,授業を受講する事と並行して,交換留学終了後にアメリカで行う予定であったインターンシップ獲得に向けて動き出しました.結果的として2段階選抜を通過し,ロボット工学の聖地であるカーネギーメロン大学ロボット研究所における夏季研究インターンシップ生に日本人として初めて選ばれました.研究内容は,既存の月面探査機をスケーリングした際,熱的観点からどれだけ小さくすることが出来るかというものでした.初めての研究だったので右も左も分からないことだらけでしたが,最終的にポスターと論文を作成することが出来ました.

留学の動機

留学前の僕にとって,留学の動機は将来宇宙開発に携わる上で自分に足りない能力・スキルが何か見つけに行くことだと思っていました.
ですが,帰国から1年半以上が経過し,ふと当時を振り返ると留学の動機はそれだけではなかったなと,そう思うようになりました.きっと20歳の僕がアメリカに向かったのは,それまでの人生では想像もつかないような環境で生活してみたい.そんな純粋な冒険心だと思います.

成果

カーネギーメロンでの夏季インターンシップには世界各国から優秀な学生が集まっていました.彼らのひたむきな努力に裏付けられたエンジニアとして能力を目の当たりにし,自分も将来台頭に渡り合うためには何をこれから勉強していかなければならないか深く考えさせられました.初めて研究や論文に携われたことも勿論留学の成果だと思いますが,何より精神面で大きく成長できたかなと思います.

ついた力

夢を追う力

留学を経て,僕の夢の舞台となる「宇宙」は,エンジニアにとって改めて魅力的な場所だと痛感させられました.それと同時に,いつまで経っても,どれだけ努力しても,掲げる目標に,夢に届かないかもしれない.そう思わずにはいられない毎日でした.夢を諦める方が追い続けるよりもよっぽど簡単だと思います.ですが,そのような状況の中でも一貫して歩みを進み続けられたのは夢を追う力が向上したからだと,そう思っています.

今後の展望

この文章を記入している現在は学部卒業間近です.進学先をどこにするか決めかねていますが,秋からは再び米国大学院に戻り,宇宙ロボット工学に関して学びを深める予定です.

留学スケジュール

2015年
8月〜
2016年
5月

アメリカ合衆国(フラッグスタッフ)

九州大学の交換留学制度を利用して北アリゾナ大学に交換留学をしました.英語能力を高めたことは勿論,プロジェクトベースの機械工学の授業を受講し,専門性を深めました.授業外にも,交換留学終了後に行ったインターンシップ獲得に向けた準備を行いました.

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

機械工学の授業における最終コンペティションの様子
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

2016年
6月〜
2016年
8月

アメリカ合衆国(ピッツバーグ)

カーネギーメロン大学ロボット研究所で開催される夏季研究インターンシップに参加しました.当時Google Lunar X Prizeに参加していたチームにおいて,既存の月面探査機をスケーリングして小型化した場合,どのような熱影響が及ぶのかに関して解析を行いました.

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

夏季研究インターン最終日のポスターセッションにて
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

留学中に手に入れた、今でも大事にしているもの

海外生活が初めての僕にとっては,留学した1年間はこれまでの人生で経験したことが無かったことの連続でした.留学開始当初はルームメイトが話す言葉もよく聞き取れないし,授業でも教授が話す内容を聞くのが精一杯で議論に中々参加出来ないし,無力さを感じる日々でした.インターンにおいても,研究自体が初めてだったので研究の進め方も,論文の書き方も全て0からのスタートでした.これから生きていく上で,ここまで何も分からないことばかりの1年は無いかと思います.留学時に感じた無力感や,ある種の武者震いというか,そのような感情は今もこれからも大事に胸にしまっておきたいなと,そう感じました.

只々その大きさに圧倒されたグランドキャニオン

現地でのインターンシップの獲得方法

  • 留学先探し : インターンシップ

多くのトビタテ生は実践活動としてインターンシップを掲げているかと思います.そして,その半数以上の方々は日系企業で働いたり,現地に赴く前にコネクションがあり,既に活動が決まっているとも思います.ここでは,そのような恵まれたケースではなく,留学先で1から現地の企業・研究機関を探し,インターンシップを獲得するために最低限行うべきことを書きます.

1.インターンシップの候補地はなるべく多く用意する
→僕の場合,何も考えていなかったので,最終的に2つの研究機関にしか応募しませんでした.ですが,今思えばとてつもなくリスクの高いことをしたなと深く反省しています.というのも,internationalの学生を受け入れる企業や研究機関は一般的に少ないからです.そして,そのような背景も相まって倍率も高くなっています.ですので,本人の実力以前に運が多く絡んできます.

2.CVやSOPは時間をかけて作成する
→インターンシップの選考は基本的に書類選考を経て電話面接やSkype面接を行う2段階選抜が多いと思います.電話面接やSkype面接で大多数の候補者が削られるということはないので,選抜において最も重要な要素はCVやSOPなどの書類だと僕は思います.ですが,非ネイティブの僕達が一生懸命英文を書いたところで,その大事な書類に本来あるべきでないミスが必ず生じてしまいます.そこで,申請書類を作成する際は,自ら推敲することはさることながら,ネイティブの方々に相談にのってもらいながら最高の出来栄えのものを提出しましょう.

これから留学へ行く人へのメッセージ

留学中はきっと楽しかったり辛かったり自分の感情が揺り動かされることが多くあると思います.その1つの1つの感情が振り返ると思い出になると思うので,一杯悩んで自分なりの答えを瞬間瞬間出していって下さい.応援しています.