留学大図鑑

清水 美紗都

出身・在学高校:
頌栄女子学院高等学校
出身・在学校:
お茶の水女子大学大学院
出身・在学学部学科:
人間創成科学研究科
在籍企業・組織:

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コンテンポラリーダンス修士留学

留学テーマ・分野:
大学院進学(修士号・博士号取得)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Northern School of Contemporary Dance
  • イギリス
  • リーズ
留学期間:
12か月
総費用:
4,000,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表プログラム」  - 円
  • 選択して下さい 2,400,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<IELTS6.5> 専門的な研究や会議において、議論や調整ができるレベル

留学内容

日本でもっとコンテンポラリーダンスを普及させたい・アーティストが活動しやすい環境をつくりたい、という目標を掲げ、コンテンポラリーダンスと本場ヨーロッパのアート支援体制を学びにイギリス・リーズに一年留学しました。コンテンポラリーダンス実技、ダンスのリサーチ方法、アートマネジメントなど多角的にコンテンポラリーダンスを学び、一年で修士号を取得しました。学外でもコンテンポラリーダンスアーティストとして活動し、公演に出演、振付家の創作活動にダンサーとして参加。また、実践活動としては障がいのある人が一緒に受けられるダンスクラスに教師アシスタントとして参加。日本文化発信プロジェクトとして、さくらまつりINリーズの企画・運営に携わり2700人動員のイベントを成し遂げました。

留学の動機

まず、日本にはコンテンポラリーダンスの学校がないのでいつかは留学したいと思っていた。また、日本ではダンス=趣味というイメージが強く、なかなかコンテンポラリーダンスアーティストが活動しにくい現状。イギリスはアーティスト支援が充実していることで有名。グローバルなコンテンポラリーダンスアーティストになりたい、将来的には日本でアーティストが活動しやすい環境を作りたいという目標を掲げ留学。

成果

・コンテンポラリーダンスの修士号を取得。修士リサーチプロジェクトでは最高評価を得る。
・イギリスのアート支援の現状について学ぶ。
・障がいがある人もない人も一緒に受けられるダンスクラスのノウハウを学ぶ。
・ダンスフェスティバルの新人振付家のためのショーケースで作品発表。選出され来年度の招致が決定。
・さくらまつりINリーズの企画・運営に携わり2700人以上動員。

ついた力

ポジティブ切り替え力

留学中は小さいことでも凹んでしまいがち。イギリスでは、ちょっとのネガティブもジョークにして笑い飛ばしてしまう文化がありました。時にはダークすぎて笑えないときもありますが、ジョークで場も和むし自分の心も軽くなり、いつのまにかポジティブな気持ちに変わっていたり。この力のお陰で留学中のアップダウンも乗り切れました。

今後の展望

今後はグローバルなコンテンポラリーダンスアーティストとして活動していきたいと思っています。来年イギリスのダンスフェスティバルの招致が決まっていたり、少しずつ国外でも活動の場が増えてきました。将来的には、日本のコンテンポラリーダンスを活性化する、日本でも国内外のアーティストが活動しやすい環境をつくる一端を担えたらと思っています。

留学スケジュール

2017年
9月〜
2018年
8月

イギリス(リーズ)

・Northern School of Contemporary Dance, MA Dance & Creative Enterprise 学科にて修士号を取得
コンテンポラリーダンスとアートマネジメントを多角的に学ぶ。4人しかいない少人数のコースでディスカッション力が磨かれました。助成金申請の方法やウェブサイト制作など即戦力になる知識を学ぶ一方、築500年のお屋敷で作品創作・公演、振付家の現場見学と作品創作、といった創作活動面でも充実した時間を過ごしました。
・リーズのダンススタジオYorkshire Danceで障がいのある人もない人も一緒に受けられるダンスクラスに教師アシスタントとして参加。
・ダンスフェスティバルLet's Dance International Frontiers 2018 の新人振付家のためのショーケースで作品発表、次年度の招致が決定。

費用詳細

学費:納入総額

250,000 円

住居費:月額

80,000 円

生活費:月額

30,000 円

築500年の屋敷でのダンス公演
修士制作のパフォーマンス風景
リーズさくらまつり運営メンバーとボランティアスタッフ
費用詳細

学費:納入総額

250,000 円

住居費:月額

80,000 円

生活費:月額

30,000 円

スペシャルエピソード

留学中に、自分を勇気づけてくれたモノ・コト

5月にレスターという街のダンスフェスティバルLet's Dance International Frontiers 2018の新人振付家のためのショーケースで作品発表しました。応募したのは10月頃のまだイギリス生活に慣れていな頃。締め切り間際に見たため、作品コンセプト等の書類作成もバタバタでした。しかし、100作品の応募の中の6作品に選ばれました。日本と違いギャラも交通費もしっかり出るという環境にまず驚きました。そしてプログラムに日本/UKベースのアーティストとして写真が載った時は一人でしばらくニマニマ眺めていました。本番も踊った直後にQ&Aがあり、作品のコンセプトやプロセス、将来についてなどの観客の質問に答える機会がありました。終演後劇場の外で見ず知らずのお客様が何人も「良かったよ」「期待してるよ」「こんな作品を見せてくれてありがとう」等声をかけてくださり、日本では知り合い以外の方が直接コメントくださることは少ないので、涙が出るほど嬉しかったです。知り合いもコネクションも全くない世界に飛び込み、作品一つで勝負して評価していただけたのは自信になりました。さらに来年の招致も決まるサプライズで、モチベーションにもつながりました。

The Fly公演写真
公演宣伝画像

出願したコースじゃない?

  • 留学先探し : 大学院

実は私が在籍したコースは私が出願したコースではありません。同じMAでももっとガツガツ踊るコースを志望していました。しかし、オーディションで選ばれず、「今年から新しい学科を作るんだけど、あなたこっちの方が向いていると思うので、こちらのコースで合格を出したいと思うけど来ませんか?」とご連絡をいただきました。新しい学科ということで前例もなく、リスクが大きい、座学が増える分踊れる時間が少なくなるということで悩みました。反対もありましたが思い切って行ったことで同じような境遇の仲間とも出会えましたし、一期生としてコースの内容に直接意見できたりやりたいことをやらせてもらえたので、結果としてとてもよかったと思います。留学中はこのことから、まだ起きていないことについてあれこれ悪い予測をして悩んでもしょうがないので、とりあえず行動してみるということがモットーになりました。

学校のスタジオでの自主練中の一コマ

留学前にやっておけばよかったこと

もっとスピーキングを練習しておけば良かったです。聞けても発言に時間がかかり最初の数か月は速いテンポのディスカッションでいいタイミングで発言できずに悔しい思いをしました。

留学を勧める・勧めない理由

やはり百聞は一見に如かずで圧倒的に視野が広がります。色々な立場の意見を聞き、検討した上で自分の意見を導き出せるようになります。しかし、言語がある程度できること、自分の出身国の文化や現状について語れるようでないとかなり苦労するかもしれません。

これから留学へ行く人へのメッセージ

道は自分で開くものです。私が行った学校も日本人一人、情報もほとんどない状態で受験しました。リスクを恐れて何もしないよりも当たって砕けた方が成長しますし、意外な方向に発展することもあります。頑張ってください!