留学大図鑑

Mayu Kawamura

出身・在学高校:
國學院大學久我山高校
出身・在学校:
昭和女子大学
出身・在学学部学科:
人間社会学部 初等教育学科
在籍企業・組織:

先輩の近況をリアルタイムでチェック!

・私自身、トビタテの先輩に幾度も相談して留学計画を練り上げたので、この御恩は後輩の相談に乗ることで返したいと思っています。聞きたいこと、気になること等あれば、ご気軽にどうぞ!
・2018年夏からフィリピン留学に挑戦します。ブログにこれまでの経緯や意気込みなど綴っていますので、どうぞ温かい目で見守っていてください。To be continued…

途上国の教育現場に飛び込んだ13ヶ月間

留学テーマ・分野:
海外インターンシップ
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Royal University of Phnom Penh Institute of Foreign Languages Department of Japanese, UN-Forum
  • カンボジア・シンガポール・タイ・ベトナム・マレーシア・ミャンマー・ラオス・アラブ首長国連邦・ルワンダ共和国
  • プノンペン・キガリ
留学期間:
13ヶ月
総費用:
250,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表プログラム」 250,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル 専門的な研究や会議において、議論や調整ができるレベル

留学内容

大学の3年次を1年間休学し、専門の初等教育を活かし、「栄養/衛生/保健に関しての教材を作成する」というテーマを掲げ、実際にフィールドワークを行うことで、途上国の教育の課題を探りました。
カンボジアに10ヵ月間滞在し、王立プノンペン大学にて日本語教師、王立初等教育機関にてインターン、NGOでの教材作成ノウハウの獲得、日本人学校での担任など幅広く教育に関する活動を行いました。
また首都のプノンペンで生活していて常々感じていた「激しい貧富の格差が果たして他の東南アジアでも同じなのか」を探るために、2ヵ月間バックパック1つで他のASEAN諸国を回りました。その後は国連フォーラムの選考に通り、2017年の9月からはルワンダに渡航し、ルワンダで活動する国際機関(FAO,WFP)のプロジェクトを実際に参与観察させていただきました。
 

留学の動機

2015年にカンボジアの初等教育機関を訪れたことが全ての始まりです。日本で教員養成課程を学ぶ私にとっては驚きの連続でした。日本での教育環境が当たり前ではなかったことに気付かされた瞬間でした。「かわいそう」より「なぜ」という思いがこみ上げてきて、もっと物事の本質迫ってみたいという気持ちになり、途上国の教育現場に長期間飛び込んでフィールドワークをし、実態を肌で感じたいと考えました。


成果

途上国の教育の問題を解決する際には長期的な視野を持ち、かつ教育に関わってくる家庭の経済状況や親の教育に対する意識などの問題も同時に解決する意識を持たなければならないことが学べました。短期の訪問では見えなかった課題の本質(読み書き計算の知識を満足に身に付けることのできていない児童、児童労働を強いられる児童、途中退学する児童が未だに多い等)が見えたり、教材開発のノウハウが学べたりもしました。

ついた力

人の懐に飛び込む力

「○○人はこうである、日本人じゃないから分かり合えない」と先入観を抱いて上辺の関係を続けている限り、本当の意味で分かり合うことなんてできないと思いました。相手の文化や習慣に対して繊細な受容力を持ち、尊敬し理解し合おうとする姿勢が大事だと学べました。また、笑顔は万国共通でした!

今後の展望

現在続けているNGOでのボランティアを継続し、2019年から英国の修士課程に進学して、教育開発学を専門的に学びます。その後はNGO、民間セクターなどで職務経験を積み、ソーシャルビジネスの視点から戦略的なアプローチを試みます。国連ボランティアや国際機関におけるインターンを経て、国際機関に勤務し政策決定などにも関わります。また、キャリアを活かし日本の教育機関でグローバル意識啓蒙活動もします。 

留学スケジュール

2016年
9月〜
2017年
6月

カンボジア(カンボジア・プレイベン・タケオ・バッタンバン 他)

初等教育に関わる活動が主でしたが、その傍ら、王立プノンペン大学にて日本語教師をして、現地で日本語を学ぶ学生の日本語学習意欲を向上させることに貢献しました。大学での副専攻である日本語教育の知識を活かし、大学1~4年生の文法、聴解、漢字、読解、作文等すべての教科を受け持ちました。また専門である初等教育学の知見を活かして日本人学校初等部での担任をし、ハーフの子どもや普段はインターナショナルスクールに通う子ども等と関わる経験をしたり、NGOでのボランティアをして自身の視野・視座を広げたりもしました。
カンボジア人との間に距離を作りたくなくて、衣食住全て現地人の生活に自分を適応させていました。それがよかったのか、温厚で素直なカンボジア人とはすぐに打ち解けることができ、休日になると一緒に田舎をバイクで駆け回ったり、料理を作ったり、遺跡巡りをしたりしてカンボジアライフを満喫していました。

費用詳細

学費:納入総額

40,000 円

住居費:月額

25,000 円

生活費:月額

20,000 円

カンボジアの田舎の小学校にて 授業後にパチリ
費用詳細

学費:納入総額

40,000 円

住居費:月額

25,000 円

生活費:月額

20,000 円

2017年
7月〜
2017年
8月

シンガポール・タイ・ベトナム・マレーシア・ミャンマー・ラオス・アラブ首長国連邦(ハノイ・ヴィエンチャン・バンコク・ヤンゴン 他)

カンボジアで生活しているときに感じていた「激しい貧富の格差が他の東南アジアにも存在しているのか」を探るため、2ヵ月間バックパック1つで他の東南アジアを自分の足で回り、雰囲気を肌で感じました。結論から言うと、実際に住んでみてカンボジアほど貧富の格差を感じた国は他にはなかったです。
予算が限られていたこともあり、移動はすべてミャンマー入国を除きすべて陸路、かつ宿はその土地での最安宿。計画を深く練らず気の向くままにアジアを周遊しました。信じられないスコール、ひったくり、カエル地獄(=カエルしか食べるものがない生活)、シャワー、トイレなし生活、20時間以上のバス移動、森の中の象移動、中東でのアウェイ体験など、それはもう、本当に色々ありましたが、辛ければ辛いほど「あー、私今生きてる!」と感じていました(笑)これらの体験が「自分は今後どこに出ていっても大丈夫」という自信に繋がっているのだと思います。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

30,000 円

生活費:月額

25,000 円

ミャンマーの伝統化粧品❛タナカ❜を塗ってミャンマー人に変身
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

30,000 円

生活費:月額

25,000 円

2017年
9月〜
2017年
9月

ルワンダ共和国(キガリ)

UN-Forumという組織を通じ、アフリカのルワンダの国連機関を訪問しプロジェクトに参画しました。1箇所目はFAO。他の国連機関と協働で行っているプロジェクト(農村地方の女性の経済的なエンパワメントを目指す活動)を参与観察しました。2箇所目はWFP。難民キャンプを視察し、UNHCRとWFPがどのように仕事のすみ分けを行っているか、他のNGO、各国政府と援助の調整をどのように行っているのかなど事例を具体的に学びました。3箇所目はREB(教育委員会)の管轄する初等教育機関を訪問し、教育に関しての政策実行をする際のアプローチ法について学びました。身の回りの環境改善、親への知識啓蒙、経済面の全体的な底上げなどを行うことで教育環境も徐々に改善されていくということが学べました。教育問題を解決するためには、そこに紐づく他の構成要素も同時に改善させることが必要だと分かりました。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

90,000 円

生活費:月額

20,000 円

ルワンダの初等教育機関にて「先生、次は僕を指して!」
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

90,000 円

生活費:月額

20,000 円

スペシャルエピソード

ココでしか得られなかった、貴重な学び

カンボジアとルワンダ。大虐殺の歴史…これを語らずにこれらの国々は語れない。
「人口の2人に1人は親を亡くしている。家族の誰かが殺された。兄弟はもういない。おでこには一生消えない当時の傷が…。」そんな辛く悲しい過去を乗り越え、両国で人々は前を向いて生きていた。当たり前だと思っていた普段の生活が全く普通ではなかったことに気付けました。

FAOの職員とキガリ虐殺記念館へ

頼れる人は頼る、そして道がなければ開拓するという勇気を

  • 留学先探し : インターンシップ

トビタテは受入れ機関というものが必要です。私はどうやって見つけたかというと、カンボジアを専門に研究していらっしゃる学内の教授、学内の国際交流課にまずは当たりました。また運が良いことに、私の大学がカンボジアの大学(王立プノンペン大学)と協定校だったので、来日しているカンボジアの大学関係者にお話を聞いていただく機会を設けました。それだけでなく、現地NGOの東京オフィスなどにも積極的に足を運んだり、Facebookでコンタクトを取ったりするなどして、関係構築を目指しました。
実際、肩書も何もない大学生に対して日本社会は風当たりが強かったですが、どうか諦めないでアタックし続けてほしいと思います。負けないでください!

受入れ先(王立プノンペン大学)での謝恩会

はやい段階で現地において信頼できる人間を探す

  • 生活 : 治安・安全

渡航後は、年の近いカンボジア人(日本語または英語ができる)と積極的に交流をし、現地の情報を得るようにしました。疑問なこと(現地での生活の仕方、都市の危険地帯、美味しい物やお勧め観光地、市場での値段交渉まで 笑)はやっぱり信頼できる現地の人に聞くのが一番です!





信頼のできるカンボジア人とリゾート地へプチ旅行

これから留学へ行く人へのメッセージ

「今日の人生をそっくりそのまま繰り返してもいいと思えるような生き方をしてみなさい」
私の好きな哲学者ニーチェの言葉です。人生は有限です。今、行動しなければ失う選択肢があります。今悩んでいることを1ヵ月後も悩んでいられるとは限らないように。ならば「留学」という選択肢があるうちに行動すべきだと思えてきませんか?まず1歩踏み出してみると、世界が変わって見えるはず。応援しています!