留学大図鑑

まっと

出身・在学高校:
長野県立大町高校理数科
出身・在学校:
長野大学
出身・在学学部学科:
環境ツーリズム学部
在籍企業・組織:

先輩の近況をリアルタイムでチェック!

・専門は観光学・地域社会学・まちづくり、です。
・普段は、長野県の安曇野地方をフィールドに地域づくりの活動に関わっています。
・Facebook等でのメッセージ大歓迎です。留学の相談やほかのことに関する質問だど、遠慮なく連絡くださーい!

観光を通して地方を活性化!

留学テーマ・分野:
海外インターンシップ
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Experience Bath
  • イギリス
  • バース・リヴァプール
留学期間:
4か月
総費用:
1,700,000円 ・ 奨学金あり
  • (独)日本学生支援機構(JASSO)「海外留学支援制度」 480,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 挨拶など基本的な会話ができるレベル<TOEIC505> 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<TOEIC625>

留学内容

「20世紀は戦争と工業の時代、21世紀は観光の時代」そんな風に語られる現代において、観光産業は大きな可能性を秘めている。しかし、日本は確実にその波に乗り遅れている。特に、地方が。そこで、私は「観光によって日本の地方を活性化する」ことをテーマに英国のリヴァプールとバースへ観光産業のッ実態を調査し、自らインターシップ性として観光産業に携わる留学を4か月間した。リヴァプールでは自身の課題であった英語力の成長を軸とし、バースでは世界遺産に登録された美しい街に年間およそ600万人が来る理由と、観光にどのように住民たちが関わり、どのような思いを抱いているのかを取材とアンケート調査を通して調査した。結果的に、バースでは「観光産業によって自らの生活が成り立ち、町が成り立っているという意識をもって暮らしていること」「マスツーリズムの終焉に対応し、ヘルスツーリズム等のソフトツーリズムに移行している現状」を調査を通して知ることができた。また、日本に決定的に欠けている「観光は産業である。お金をしっかり稼ぐことで遺産を保護し新たな観光客を呼び込むという正の循環構造」の重要性を改めて再確認した。他には、インターンシップの事業の一つとして現地の日本人団体と共に日本人向けの観光情報発信ブログを開設した。留学を通して、改めて観光が持つ可能性を確認でき、自身にとってかけがえのない体験となった。

留学の動機

私は長野県で地域活動(フリーペーパー発行や住民向けWSの運営等)に携わっている。その中で「市町村の壁を越えること」「お金を生み出すシステム」「多様性の共生」の重要性を感じた。これらは「観光」で達成できる。地方で観光産業が成功している国を調べ英国バースに決定。英国観光産業は日本の15年先を歩んでいる。大企業が市場独占することはなく、多くの中小規模観光会社が存在し観光産業を担っているのも理由の一つ。

成果

現地観光協会CEOへの取材と住民向けアンケート調査を通して「持続可能な観光産業システムの構築が、住民にも観光客にも幸せをもたらす」「マスツーリズムからソフトツーリズムへの移行の強力な実感」「住民の観光産業に対する理解の重要性」が分かった。これらは日本の歓呼産業に欠けている部分であり、今後生かすことができる。また、インターンシップ生として新規の日本人向けバース情報発信事業に携われたことも成果である。

ついた力

他者理解、英語、コミュ、相対的思考力

日本にいるときは意識することの少ない社会的マイノリティ(外国人)への理解、共感力は確実に高まった。英語力は言わずもがな。特にスピーキング力が格段に上がった。コミュニケーション力は、日本での思考を英語という言語に変換し自分の言葉にする力、相対的思考力は、海外と比べての日本の強み弱み、自分自身の強み弱み、日本の地方が海外の観光地に勝つためのポイントなどを相対的に捉えられるようになった。

今後の展望

観光産業のさらなる可能性に気付いた。今後は、留学で学んだことを一般市民や学生たちに伝えていくことに注力したい。せっかく留学で培った知識や経験を共有しなければ、強く言えば留学の意味がない。いかにして分かりやすく実態に即した形で伝えるかをテーマに地域系フリーぺーパーへの寄稿(全3回)や住民向けの報告会、勉強会の実施(2回)をした。今後もこれらを継続していくと共に観光産業の実践者になりたい。

留学スケジュール

2017年
8月〜
2017年
9月

イギリス(リヴァプール)

Liverpoolでは、9月から始まるインターンシップと調査活動に備えて英語の勉強に力を注いだ。現地の語学学校に属し、空いた時間は図書館で勉強の毎日を送っていた。語学学校ではIndependent Lessonも受講し、自身の専門である観光や社会学分野の英語強化に取り組んだ。また、Social Activityが充実していたので様々な有名観光地に足を運び調査することができた。Liverpoolでは、日本語勉強会に招いてもらい現地の日本語を勉強したい人たちのアシスタントに取り組んだ。それ以外にも、アンバサダー活動として現地の日本人ママさんとJETTAが主催した日本祭りにカメラマンとして参加。日本文化の発信に貢献した。また、LiverpoolとBathは住民階層も歴史も異なるため、一度の機会で対照的な地で過ごし比較を通して様々なことを学べたのは為になった。特に言葉と政治的意識の違いである。

費用詳細

学費:納入総額

210,000 円

住居費:月額

130,000 円

生活費:月額

30,000 円

項目:観光費

50,000 円

世界遺産アルバートドック。リヴァプールは英国を代表する港町。
現地の日本人が主催した日本夏祭りにカメラマンとして参加!
リヴァプールはThe Beatlesの故郷
費用詳細

学費:納入総額

210,000 円

住居費:月額

130,000 円

生活費:月額

30,000 円

項目:観光費

50,000 円

2017年
9月〜
2017年
11月

イギリス(バース)

Bathでは現地の観光系企業でインターンシップしつつ、日本人向けBath情報発信BLOG事業を実施。現地観光協会CEOへの単独取材と約35名を対象としたアンケート調査を通して、観光地Bathにおける住民・行政・観光協会・企業の4者がどのようなシステム・パートナーシップで観光に関わっているのか、住民たちは観光地化していくBathに対してどのように感じているのかを分析。調査結果は論文としてまとめた。また、別府市とバースの姉妹都市友好促進団体メンバーとして、日本酒販売促進イベントへの参加等を行いアンバサダー活動も実施。情報発信では計50記事を執筆し、大手ブログサイトのヨーロッパ部門TOP5にもランクイン。その他には、取材のために現地観光協会からメディア関係者限定のメディアパスを付与された。

費用詳細

学費:納入総額

320,000 円

住居費:月額

120,000 円

生活費:月額

30,000 円

項目:観光費

50,000 円

町全体が世界遺産に登録された美しい街並みが特徴
バースでは、自然と歴史的市街地が共存している。
晴れた日は友達と散歩へ。この日は約10キロのウォーキング
費用詳細

学費:納入総額

320,000 円

住居費:月額

120,000 円

生活費:月額

30,000 円

項目:観光費

50,000 円

スペシャルエピソード

留学中に手に入れた、今でも大事にしているもの

バースでの情報発信事業を円滑に進めるためには、マスコミ関係者だけに発行されるメディアパスを手に入れる必要があった。英国の有料観光地は入場料が高く、何度も払うとなると数万円かかってくる。よりマニアックでリアルな情報を届けるためにはメディアパスが必須だった。現地観光協会CEOへの単独2時間の取材後に、思い切って「私は日本人向けにバースの情報を発信する事業に携わっています。より質の高い情報を届けたいのでメディアパスを発行してもらえませんか?」と言った。CEOは「喜んで発行しよう。できたら見せてくれ」と言ってパスを発行してくれtた。この瞬間の喜びは今でも忘れない。理由は2つある。一つ目は全編英語での取材を終えてのお願いだったので、2時間英語でお互いの意見を交わし彼が伝えたいことを僕がしっかり受け取ったと感じてもらい、取材が成功したこと。苦労してきた英語に自信がついた瞬間でもあった。二つ目は、彼に人間として信用してもらえたこと。誰にでも発行できるものではないのd、社会的にも人間的にも信用できる人間にしか発行していない。さらに言えば、情報発信効果があると認めた人にしか発行しないと後で分かったので、今までやってきたことが間違いじゃなかったと確信できた。

現地観光協会CEO David James氏への取材後の一枚
発行してもらったメディアパス
自分とDavidも加入する団体が実施した日本酒祭りのチラシ

選択して下さい

多少高くとも、ホームステイを経験すべし!

  • 住まい探し : ホームステイ

バースに滞在した3か月間はホームステイの形態で滞在。現地の食生活ができたり、生活絡みで余計なことをしなくてよいなどのいい点があるが、それ以外にも2つの良さがあると思っている。
一つ目は「話題にしづらい話ができる」こと。僕は専門分野と個人的興味もあって、政治や宗教等に関心がある。しかし、それらは留学において触れることは好まれない。理由は、余計ないざこざを無くすため。しかし、僕は逆に宗教や政治の話を積極的にするべきだと考えている。しかし、日常においてそういった話ができる機会は多くない。しかし、僕の場合はホームステイを選んだことで夕飯の時やニュース番組を見ながら、政治的話題や宗教の話題に触れることができた。英国のEU離脱のこと、過去の首相のこと、日本の憲法のこと、自衛隊のこと、たまには議論が白熱することもお互いに理解できないこともあったが、それも含めて話してみなければ分からない。ホストファミリーは家族だ。友達とできない話も葉族とならできる。彼らは優しく、そして真摯に僕の質問に答えてくれた。
二つ目は「現地のリアルな生活に触れられる」こと。3か月もホームステイしていると、現地のリアルな生活が見えてくる。短い期間だとお客様としてふるまわれるが、長期間共に住むと本当の家族のようになる。ホストファミリーの親が泊まりに来ることもあるし、飼っている猫が脱走することもある。料理が多少適当になってきたり、ゴミ捨てを忘れることもある。しかし、それら全てホームステイしてみて初めて体験できたことだ。
最後に、おすすめは「2軒でホームステイすること。」社会的階層の違いや家族構成の違い、政治意識の違いや宗教の違いで生活は全然違う。比べてみて初めて分かることがたくさんあるので、ぜひ2軒、ホームステイを体験してみよう。!

1軒目のホストファミリーと共に
2軒目のホストファミリーと共に

HP以外のメディアも使って情報収集しよう!

  • 留学先探し : 語学学校

僕は、語学力とビザの関係で比較的長期間、語学学校に通っていた。トビタテ!では、6機から語学学校費は出なくなったので全て自分持ち。(制度上の都合はあるものの、個人的にはある程度の期間であれば語学学校費も制度内で出すべきだと考えている。ここの書くことではないのでこれ以上は書かないが(笑))
語学学校を選ぶというのは、意外と難しい。理由は二つ
1、値段も授業内容も、そこまで大きくは変わらない。
2、リアルな情報が大学などと違って掴みづらい。
これら二つの課題をクリアするために重要なのが「SNSでの情報集め」だ。
昨今、大半の語学学校はFacebookやTwitter、InstagramなどのSNSを駆使して情報発信している。そこでは、季節のイベントやクラスの雰囲気、Social Activityなどの様子が逐一発信されている。HPでは分からない「リアル」な情報がそこには載っているはずだ。また、Facebookでは、過去に在籍した生徒たちの評価なども載っているので、そちらも参考にするといいかもしれない。

語学学校の仲間とのランチ
語学学校最終日
季節の行事が意外とおもしろい

留学前にやっておけばよかったこと

一に語学、二に語学、三、四が無くて五に語学(笑)
ということで、言葉はとても重要です。
渡航前に、日本でできることをしっかりやっておきましょう。
単語を覚える、定型文を覚える、英語ラジオのリスニング、全て日本でできます。
所詮語学、されど語学。
言葉が離せなければ、コミュニケーションはとれません。

留学を勧める・勧めない理由

「ただ留学するだけじゃ意味ないよ。目的持っていかないと」と留学したことがない人は言います。それは間違いです。あなたは、確固たる目的をもって生きていますか?留学では日々、予期せぬことが起こります。偶発性の連続です。しかし、その偶然によってあなたの人生は変わるかもしれません。日本にいては、この偶発性に遭遇することは100%無い、留学でしか得られないんです。留学の意味は、必ず後からついてきます!

これから留学へ行く人へのメッセージ

留学すると考え方が変わります。「そんなこと無かったよ」と言っている人も、潜在的には変わっています。留学によって受けた影響は、死ぬまで自分の人生に影響を与えるはずです。考え方が変わったり、世界の見え方が変わったり、ニュースの認識が変わったり。不確実性が高くヴァーチャル化が進む現代では、「リアルな体験」は武器になります。ぜひ皆さんも、留学を通して世界の「リアル」を体験しにトビタチましょう!