留学大図鑑

miyu

出身・在学高校:
神奈川県立川和高等学校
出身・在学校:
福島大学
出身・在学学部学科:
人間発達文化学類スポーツ芸術創造専攻
在籍企業・組織:

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スポーツの力で障がい者により豊かな生活を

留学テーマ・分野:
専門留学(スポーツ、芸術、調理、技術等)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • ドイツ障がい者スポーツ協会、ケルン車いすスポーツクラブ
  • ドイツ
  • ケルン
留学期間:
12ヶ月
総費用:
2,500,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表プログラム」 2,000,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
ドイツ語 挨拶など基本的な会話ができるレベル<ドイツ語検定3級> 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<Goethe Zertifikat B2>

留学内容

私は、スポーツ活動を通じて障がい者がより豊かな生活を営める社会を目指し、障がい者スポーツ先進国であるドイツで障がい者スポーツ振興について学ぶことを目的に留学を行なった。そのために、私はドイツの障がい者スポーツ振興で特に力を入れている①総合型地域スポーツクラブ運営と②障がい者スポーツ指導者養成制度について学ぶことを計画した。留学中は、その計画をもとに現地のスポーツクラブ訪問と障がい者スポーツ指導者養成講習会の参加を実行した。このように、私はドイツの障がい者スポーツに関わる現場を直接見たり体験したりすることができ、改めてドイツの障がい者スポーツ環境が理想的であることがわかった。しかし、その一方で日本とドイツの文化やライフスタイルの違いから、それぞれの障がい者スポーツ環境が大きく異なっているという現状にも気づいた。

留学の動機

留学を決意したきっかけは、大学でドイツのスポーツ政策について学んでいた際に観た、ドイツのある障がい者スポーツクラブの映像であった。その映像には、ほとんど目の見えない少女が、スポーツクラブで健常者と供に柔道の練習をする場面や、50メートル走を全力で行う姿、さらには乗馬をしている姿まで映っていた。私はこれに衝撃を受け、現地に行ってその実態をこの目で確かめたいと考えるに至った。

成果

私はこの留学を通して、大きく3つの成果を得ることができた。

①ドイツ語の習得。
②車いす利用者に対するスポーツ指導技術の獲得。
③ドイツにおける障がい者スポーツ振興に関する知見を得たこと。

また、その集大成として、留学の終わりに日本の車いすスポーツNPO法人からの依頼で現地の通訳アシスタントと、ドイツの障がい者スポーツ振興について紹介する機会を頂いた。

ついた力

行動力

初めての海外長期滞在で、わからないことも多く、最初はドイツ語が通じないといった困難が多かった。しかし、他に頼れる人もいなかったので、「自分の力でなんとかしなくては!」と勇気を出してどんどん色々なことに挑戦していった。家探しからスポーツクラブ探しまで、すべて自力で行い次第に自信をつけた私は、それから活動場所をさらに増やしていった。以上のことから、私は留学の経験を経て行動力がついたと考える。

今後の展望

今後は、留学での学びを生かし、日本における障がい者スポーツ振興について調査しドイツとの比較研究を行いたいと考えている。その際、留学で培った行動力を生かし、たくさんの現場に出て実践的に研究を行っていきたい。

留学スケジュール

2006年
10月〜
2007年
9月

ドイツ(ケルン)

私は、ケルンの近くにある市でシェアルームに住み、午前中は語学学校でドイツ語を学び、午後はスポーツクラブに参加するといった生活を送っていた。その成果もあり、わりとすぐにドイツ語を習得することができた。ドイツ語がある程度できるようになってからは、スポーツクラブでインタビュー調査を行ったり、クラブの活動内容について理解を深めることができるようになった。また、土日には障害者スポーツ指導者を対象にした研修会にも参加し、障がい者スポーツの指導法を身をもって学ぶとともにその研修の実態調査を行った。これらの活動を通して、私は障がい者スポーツ以外のことも学ぶことができた。例えば、ドイツと日本の文化や価値観の違い、お互いの良いところと悪いところ、主にライフスタイルやワークスタイルについて考えさせられる場面が何度かあった。それが、自分のこれからの働き方や将来像にを改めて見直すきっかけとなった。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

日本のNPO法人からの依頼で現地ガイドと通訳を行なった場面
ふうせんバレーという日本の障がい者スポーツを紹介
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

留学中にやってしまった、私の失敗談

あるとき、私の師匠であるドイツ車いすスポーツ協会の理事を務める教授から、「◯日◯時にケルンの◯◯に集合ね!」というメールをもらった。私は、よく教授に連れられてスポーツ指導者研修に参加していたので、今回もそうであろうと思った。なので、私は普段のごとく上下ジャージにスニーカー、それにナップザックを背負い、おやつのみかんを携えて行った。しかし、私が待ち合わせ場所に行くとそこは豪華なパーティー会場で、美しいドレスやスーツに身をまとった人々がシャンパン片手に談笑していたのだった。これはおかしい。わたしはどうやら、待ち合わせ場所を間違えてしまったようだ。そう思った私は、待ち合わせ場所を再度確認したが、どうやらここで間違いはなさそうだった。すると教授が現れ、私はなすがまま会場に入った。が、私は完全に場違い。この会場内で唯一ジャージを身にまとったちんちくりんは、とりあえずいちごみるくを飲むことにした。どうやら、この日はドイツ障がい者スポーツ協会が開催する年に一度の成果報告パーティーだったらしい。出席者には、パラリンピックのメダリストがたくさんいて、豪華な表彰式まで行われた。教授は、多くの関係者の方々に私を紹介してくれたが、彼らが私を見て何を思ったかは言うまでもない。とにかく、穴があったら入りたいとはこのことであった。

右に立っている人が私の師匠です

電子辞書はいりません!

  • 語学力 : その他の言語

これは、ドイツ語を語学学校で勉強しているときに学んだこと。語学学校でいつも月末テストに落ちる日本人は、大抵授業中に電子辞書をいじってばかり。その人たちは、先生が単語の意味やその単語を使うときのシチュエーションをドイツ語でわかりやすく教えてくれてるのに、それを聞かずに単語の意味をすぐ検索して満足していた。そのように、何も考えずにパッと意味がわかってしまった単語は全然記憶に残らない。その単語が出てくる文から、この単語の意味は何かまず考える→予測を立てる→その単語にチェックをつけ意味は調べない→他の問題を解いている時や授業中にまたその単語が現れる→仮説が正しかったか再び考える→それでもわからなかったら先生や友人に意味を聞く→全てドイツ語で解説してもらう(その単語を使うシチュエーションや類義語を聞く)→やっとその単語の意味がしっくりきた!→すっきり!こうして覚えた単語は、しっかりと記憶に定着し簡単には忘れなくなる。ドイツ語を日本語に電子辞書で翻訳するのは時間効率的に良いように見えるが、長い目で見るとその単語を忘れてまた翻訳するということを繰り返すよりかは効率が良いと私は考える。また、単語の意味を先生や友人に聞くプロセスで、ドイツ語を聞いたり話したりする力もつくので一石二鳥三鳥!?

これから留学へ行く人へのメッセージ

みなさん、留学先ではぜひいろいろなことに挑戦してください!そして、失敗もたくさんしてください!留学中は、失敗から学ぶことが多かったと私は感じています。失敗を恐れず、何事もチャレンジです!あと、恥もどんどんかいてください。旅の恥はかき捨てですよ~。