留学大図鑑

ヨシオ

出身・在学高校:
鈴鹿中等教育学校
出身・在学校:
名古屋工業大学
出身・在学学部学科:
社会工学専攻建築・デザイン分野
在籍企業・組織:

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アイスランドでの実践的な地震工学研究留学

留学テーマ・分野:
大学院生:交換・研究留学(日本の大学院に在籍しながら現地大学院内で学ぶ留学)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Earthquake Engineering Research Centre of the University of Iceland/University of Iceland
  • アイスランド
  • セルフォス・レイキャビク
留学期間:
11ヶ月
総費用:
- 円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表プログラム」 1,960,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル<TOEIC 730> 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル

留学内容

日本で取り組んでいた研究ではなく、アイスランドでは新しい研究テーマに取り組みました。アイスランドでの担当教授がネパール人の先生だったこともあり、アイスランドにいるにもかかわらずネパールの建物を対象に研究を行っていました。研究内容を詳細に述べると、「ネパールの建物で観測された余震・常時微動を用いて色々な解析方法で震動特性を解析し、経験的に得られる特性と比較して分析方法の有効性及び正確性を検証し、カトマンズで典型的な建物の震動特性データを蓄積する」といったものでした。2017年6月にアイスランドでの国際学会で論文発表を行い、現在行っている追加研究の成果をまとめて2018年6月にギリシャの国際学会で論文発表する予定です。また修士研究としてネパールの建物を対象とした研究を続けるので今後もアイスランドの研究所との関係は継続します。他の研究活動として共同研究を行っているアイスランド電力公社Landsvirkjunの水力・地熱発電所を訪れ、設置してある加速度計のメンテナンスおよびデータ回収を行いました。その他の活動として地元小学校での防災教育活動、アイスランド大学でのオープンキャンパスの補助などを行い、多方面で研究所が取り組んでいる活動に関わることができました。

留学の動機

将来のキャリアプランの初期段階として、世界中どこでも活躍できる建築・土木構造のエンジニアになろうと考えていました。地震は世界中で毎年頻発し被害をもたらしている自然災害であり、構造物を建設する上で地震工学の知識は必ず将来役に立つと思います。そこで将来の目標に少しでも近づけるように、海外での研究活動を通して実践的な知識・経験を学んでこようと考えたのが留学の一番の動機です。

成果

・2017年6月に開催されたアイスランドでの国際学会(http://icesd.hi.is/)での論文発表・2018年6月に開催されるギリシャでの国際学会(http://www.16ecee.org/)での論文発表(予定)・研究所との信頼関係を築くことができ今後もアイスランドでの研究を日本での修士研究として継続できること・アイスランド国内中のの水力・地熱発電所を訪れることができたこと

ついた力

うまく伝える力

留学当初は語学力や研究に関する基礎知識が圧倒的に乏しく、研究の進捗状況を報告するミーティングで効率的に内容を伝えることができませんでした。そこでミーティング前には徹底的にどう伝えるか、どのような質問が来るかをシュミレーションし要点をレポートにまとめてミーティングに臨みました。その結果、研究に対するより深い議論ができるようになったと思います。また学会等での質疑応答にうまく対応できるようになりました。

今後の展望

留学を通して研究分野以外にもさまざまなことを学びましたが、自分の価値観や軸といったものはあまり変わりませんでした。修士課程を修了後はプラントエンジニアリング業界に就職したいと考えています。エネルギープラント(天然ガス精製など)は私たちの生活の根底を支えるものであり、その建設は不変の自分軸である「社会貢献」と一致していると思います。あとは自分の両親のように仲の良い幸せな家庭を築きたいと考えています。

留学スケジュール

2016年
10月?
2017年
8月

アイスランド(Selfoss/Reykjavik)

アイスランド南西部にあるセルフォスという人口7000人程度の小さなまちに住んでいました。平日は研究所に行き、論文を読んだり研究をしたりしていました。研究は順調に進み半年ほどで論文を1本書くことができました。初めて執筆する英語での論文でした。先生に「とりあえず書いてみて」と言われ書いてみたところ、「書いてある内容はいいけど、アカデミックな文章ではない」と指摘されました。先生が直してくれた文章と比較しアカデミックな文章の書き方を学ぶことができ、その経験をいま書いている論文に生かしています。大学で講義があるときは先生とレイキャビクまで行き受講しました。主にヨーロッパからの留学生が多く、色んな人たちと講義を受けたり議論したりするのはおもしろかったです。休日もたまに研究所に行くことはありましたが、アイスランドの自然を満喫しに外に出かけることが多かったです。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

75,000 円

生活費:月額

150,000 円

研究所へ通学路
癒してくれたオーロラ
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

75,000 円

生活費:月額

150,000 円

スペシャルエピソード

この国のことが、とても好きになった瞬間

アイスランドは人口33万人程度の小さな島国です。高緯度に位置していますが、近くを流れる暖流の影響で真冬でもそれほど寒くありません。世界でも有数の平和な国であり、氷河や溶岩地形などの壮大な自然が近年世界中から観光客を魅了しており観光ブームに沸いています。滞在中はアイスランド国内の色々な場所を訪れることができ、アイスランド独特の自然を楽しむことができました。Icelandic horse というアイスランド固有の馬に乗ってみたり、氷河が源泉である滝を見に行ったりしました。ほぼ白夜である夏の期間は友達とよくハイキングに出かけていました。そのような自然地形・現象を体感していると本当にアイスランドに来てよかったと思いました。また私が住んでいたまちにはほとんど外国人は住んでいませんでしたが、こちらから挨拶をすると微笑みながら挨拶を返してくれました。アイスランド語で挨拶をすることでまちに少しずつ溶け込めていけた気がします。

友達と乗馬
アイスランド北部にある滝(ゴザフォス)
ハイキングに行きました

必要書類の徹底的な確認を

  • 事前準備 : 渡航手配(VISA、保険、持ち物など)

少し特殊な留学形態だったため、学生ビザの申請書類がよく分からず苦労しました。またある証明書にアポスティーユという認証が必要だったにもかかわらず読み落としていて取得を忘れました(特別に取得なしで審査を進めてもらいました)。結局2回ほどアイスランド移民局に直接追加書類を送り、出国予定日の10日前に仮の居住許可がおりました。申請にあたり何が必要か分からないとき、直接現地移民局に問い合わせるか在日大使館に聞いてみることをおすすめします。しつこく聞くくらいでいいと思います。ためらってはいけません。

留学前にやっておけばよかったこと

リスニングに苦労したのでなるべく英語に耳を慣らしておくこと。色んな本や記事を読んで現地のひととの会話のネタの引き出しを多く持っておくこと。

留学を勧める・勧めない理由

語学力向上は日本でもできるので、それのみを目的とした留学はおすすめしません。語学力+何かを得る留学をおすすめします。

これから留学へ行く人へのメッセージ

もし1%でも留学したい、何かをやりたい・学びたいという意思があれば今日からその目標に向けて行動してください。強い意志というのはとても大事な要素だと思います。