留学大図鑑

Yoshi-chan

出身・在学高校:
福岡県立明善高等学校
出身・在学校:
同志社大学
出身・在学学部学科:
政策学部
在籍企業・組織:

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アハラン ワ サハラン!(ようこそ!)

海外の大学等での留学経験はありませんが、フィールドワークやインターンシップなどの実践活動に関しては何かお役に立てると思います!
トビタテに関すること、中東・アラブ世界に関すること、イスラームに関すること、世界のトイレ事情などいろんなことを気軽にお話ししましょう。

シリア難民青少年の教育支援

留学テーマ・分野:
海外インターンシップ
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • 特定非営利活動法人国境なき子どもたち(KnK)
  • ヨルダン
  • アンマン
留学期間:
12か月
総費用:
1,600,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表プログラム」 1,920,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
アラビア語 挨拶など基本的な会話ができるレベル 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル

留学内容

□基本的な留学内容
NGOの「シリア難民青少年に対する教育支援プロジェクト」にフルタイムでインターン生として参画しました。
この事業では、首都のアンマンやヨルダン北部のザアタリ難民キャンプにある公立学校へ(補習)授業を提供するというもので、その中で授業のモニタリング評価や物資管理、広報(活動ニュース作成)、生徒の成績・出席データ処理等を担当していました。また、事業の中での家庭訪問や事業外でのアンケート調査等を通じて、各個人が抱える教育関連のニーズの調査もしていました。

基本的に大学に通うことは無く(語学学校には行っていました)、インターンシップ(オフィス業務等)やフィールドワーク(アンケート調査や他団体への訪問等)の活動を1年間していました。

□留学内容+アルファ
現地のヨルダン人・シリア人と直接話をするため、アラビア語(レバント方言(アーンミーヤ))もアンマン内の語学学校で学んでいました。
また、ラマダーン(断食)も結構真面目にやっていました。イスラームに関する知識も日々生活する中でついていきました。それゆえ、改宗を勧められることも度々ありましたが、まだ改宗はしていません。
さらに、ヨルダン国内の観光地や友人の家などにも訪問する機会がたくさんありました。アラブ的なホスピタリティを受ける場面も多く、アラブ文化を肌で感じることができました。

留学の動機

動機をかみ砕くと「成り行き」だと思います。修正依頼が来たら書き直しますので、今見ている人は早めにお読みください(笑)
この欄だけ字数制限が厳しいので詳しくは書けませんが、トビタテのプログラムであれば「自分のやりたいことに挑戦ができる」かつ「大学に留学するような座学型ではなくインターンシップ等の実践活動を支援してもらえる」というのが大きな動機です。

成果

留学内容で言うと、現地の人々の声から教育関連の多様なニーズや新たなニーズを発見したこと、プロジェクトに参画し自分の力で貢献できたことだと思います。
学びとしては、現地の人々との関わりが単なる交流ではなく、ともに仕事をするという経験ができたことです。

ついた力

異文化協働力

一般的な留学では、現地の大学生等と交流を深めることになると思います。しかし、今回ヨルダンで経験ができたのは、ひとつの組織(チーム)の中に入り、スタッフとともに仕事ができたということです。文化や価値観の異なる人々と協働をする力、「異文化協働力」がついたと思います(これは勝手に作った言葉です)。

今後の展望

いろいろと迷っています。
「本当に自分のやりたいこと」は、突き詰めてみると何なのか?を、日々考えるようになりました。
留学をして感じたことは、いくら現地化(現地の言葉を話す、現地の人と同じような生活をする)をしても、結局自分が日本人であることには変わりないということ。
日本人である自分に何ができるのか、本当に自分のやりたいことってどのような形で実現できるのか?などを考えています。

留学スケジュール

2016年
3月〜
2017年
2月

ヨルダン(アンマン)

基本的に上記の留学内容と一緒ですので、そちらをご覧ください。ここではどんな日々を送っていたかを書きたいと思います。

普段は朝から夕方までアンマンのオフィスで勤務をし、授業がある日には朝からアンマン内やザアタリキャンプ内の公立学校へ行くこともありました。また、週に1~2回程度家庭訪問をしたり、他団体等へインタビューや活動内容の見学をさせてもらうこともありました。
現地スタッフは英語を話すスタッフもいれば、アラビア語のみを話すスタッフもおり、初めはコミュニケーションを取るのに苦労しました。そのため、インターンが終わった後の夜間に語学学校に継続的に通い、少しずつアラビア語の力をつけていきました。シリアの人々も英語を話す人は少数であるため、シリア人生徒や保護者と話をするときはアラビア語を使っていました。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

500,000 円

生活費:月額

840,000 円

項目:語学学校授業料、国内旅行費、交通費、その他いろいろ

260,000 円

坂が連なり石造りの家が映えるアンマン市内の街並み
授業の様子(アンマン)
ザアタリ難民キャンプの様子
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

500,000 円

生活費:月額

840,000 円

項目:語学学校授業料、国内旅行費、交通費、その他いろいろ

260,000 円

スペシャルエピソード

ココでしか得られなかった、貴重な学び

あるヨルダン人と話をしていたときのこと。
「ヨルダン人と日本人の共通点って何?」と聞くと、「人間であること以外無い」と笑いながら答えが返ってきました。

この言葉に表れているように、現地で生活をしていると本当に様々な面で異文化を感じました。
時間感覚や仕事に対する姿勢の違い、人のせいにする、理屈よりも感情、コネ社会、雨が降ったら休む、などなど日本とは全く異なる感覚を持った人々と仕事をするという日々でした。1日1イラ(1日1回はイラッとすることが起きる)や、思い出し怒り(怒りを思い出す)がある毎日で、とても刺激に満ち溢れていました。

こう書くとマイナスな面ばかり話をしているようですが、一方で、彼らの家族を大切にする態度、ウェルカム精神たっぷりの寛容な姿勢、ユーモアあふれる会話など学ぶ面も数多くありました。「自分の人生を歩む、人生を楽しむ」という点では、心豊かな時間を送っている人が多く、うらやましくも思いました。

人間であること以外に共通点は無いのかもしれないですが、いろんな考え方や価値観があって、お互いに学び新しい発見をすることが、結果的に自分を振り返ったり、自分自身や世界を客観的に見たり、お互いを認め合うことにつながるのかなと思いました。

こうした喜怒哀楽の日々を過ごす中で、いろいろあるけどやっぱりアラブ世界は楽しい!というのが正直な感想です。

事業の先生たちと。人間的な魅力があるのはアラブ世界の特徴です

「は?」と言われてもめげずに話す!

  • 語学力 : その他の言語

ヨルダンでは英語を話す人も多くいましたが、アラビア語のみを話す人も多くいました。
語学学校に通ってアラビア語を学んだり、友人らからアラビア語を習ったりしながら会話の練習をしていました。
しかし、アラビア語を話すことに慣れていないとき、せっかく練習したアラビア語を話しても、「は?」という反応や、「何語を話しているのかわからない」、「いや、アラビア語はいいから英語で話して」などの悲しい反応を受けることがありました(別にヨルダン人が冷たいわけではなく、彼らが本当に思っていることを言っているだけです)。

ちょっと心が折れそうなときもありましたが、お店の店員さんやタクシーの運転手、アラビア語のみ話す友人たちなどの力を借りながら会話することを続け、本当の意味で生きた言葉を学んでいくことができました。結果として、徐々に会話が成立するようになり、彼らの懐に入っていけたような経験ができました。

ヨルダンはネコがいっぱいいます。本文とは関係ないです。
ヨルダンの伝統料理、マンサフ!ヨーグルトかけて食べます。
いろいろあるけどやっぱり楽しい!アラブ世界

留学前にやっておけばよかったこと

語学!これは、やっておいてマイナスなことはありません。
英語だけでなく相手が使う言葉を話せば、心の距離がぐっと近づくと思います。

あとは、留学先の歴史や文化をもっと学んでおけばよかったなと思います。

留学を勧める・勧めない理由

留学は勧めます!
お金が無いとできなかった留学が、トビタテなどのプログラムにより徐々に裾野が広がっていると思います。
留学を通じて自分のやりたいこと、嫌いなこと、いろいろ発見できると思いますし、何より自分自身の成長につながります。

帰国子女の方々を除けば、多くの方がおそらく10~20年くらい日本に住んでいることでしょう。
そう考えると、1年くらい海外に住むのも悪くないと思いますよ。

これから留学へ行く人へのメッセージ

これから留学先で出会う人々は、留学に行かなければ出会うことの無かったような人たちばかりだと思います。
そうした出会いを大切にし、今後も長く続くような関係を創ってきてください!

そして、健康と安全には十分気をつけてください。
元気に日本に帰って来るまでが留学です!