留学大図鑑

いなお

出身・在学高校:
さいたま市立大宮北高校
出身・在学校:
東洋大学
出身・在学学部学科:
国際地域学部国際地域学科
在籍企業・組織:

外から日本を見るための留学

留学テーマ・分野:
大学生:交換・認定留学(日本の大学に在籍しながら現地単位取得を伴う留学)・教養学(リベラルアーツ)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Ecole de Management Strasbourg
  • フランス
  • ストラスブール
留学期間:
8か月
総費用:
1,500,000円 ・ 奨学金あり
  • 大学独自のもの 1,500,000円
  • 地域自治体等のもの 200,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
英語 生活に困らない程度の日常会話ができるレベル<TOEIC800点/TOEFL ITP550点> 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<TOEIC870点>

留学内容

留学前半は、欧州経済学とフランス語の授業を中心に履修をしていた。特に留学開始後すぐは、初めての一人暮らし、ヨーロッパの地で不安が多かったが、それも一つの貴重な経験として楽しむように心がけた。授業は、やはりディスカッションなどの積極性を求められるものが多く、最初は思うように周囲の生徒についていけずもどかしい思いをした。日常生活では、フランス語を使うことが求められ、準備不足を強く痛感した。前半4か月が過ぎたころには、授業・生活ともにリズムを作ることができ、語学パートナーと交流を深めるなど課外活動にも時間を使えるようになった。 留学後半も、日本を外からみるための経済学の授業と伝達力(自分をうまく伝えることの練習)の授業を履修した。留学前半で、自身の伝える力の弱さを実感したため、このような授業に参加した。授業は講義形式とディスカッション形式を半々で参加したが、講義形式の負担が重く常に課題に追われていた。留学後半にも関わらず、自分の語学力の伸びをあまり感じられず焦ったこともあったが、とにかく目の前のものをしっかりこなすことに集中した。

留学の動機

①意見を主張することに慣れている欧米の学生と授業に積極的に参加することで、自身もその力を磨きたいから。 ②欧州機関が多くあるストラスブールで、経済学の知識を深めたいから。 日本を経済学というレンズを通して外からみることで、日本のこれからを客観的に考えることができる人材になりたいと考えたから。 ③様々な背景を持った人々と交流し、自分の知らない世界を少しでも狭めたいと思ったから。

成果

一番の成果は「まだまだ未熟で成長できる部分が多くあることに気づけた」ことだ。もちろん留学前が完璧であったわけではなく、さらに当たり前にできることを増やせるという意味だ。留学では、自分の素が出ると思うので、自分のできないことが明らかになる。今後はその発見を大切にして、少しでも当たり前の基準を高くできるようにしたいと思っている。

ついた力

なんとかする力

留学を通して最も身に着いたと感じる力は、経験したことのないことでもなんとかやり抜く力です。日本と違う部分も多く、全てが新しい環境だったので、日常的に初めて経験することも多かった。留学前は、予期しないことが起きると、柔軟に対応できなかった。しかし、帰国後の就職活動やNPOでのインターンシップを通して、挑戦しながら改善を加えていくことができるようになったと感じます。

今後の展望

大学職員として仕事をすることが決まっているので、まずは多くの学生に留学のみならず「挑戦することの楽しさ」を伝えていきたいです。そのためには、まず私自身が働き始めても行動し続け、学び続ける姿勢を忘れないようにします。そのあとのことは未定ですが、今までと変わらず、「興味を持ったことはやってみる」スタンスを貫きたいと思います!

留学スケジュール

2014年
8月〜
2014年
9月

アメリカ合衆国(シアトル)

日系NPO Sound Generations でのボランティア活動を行いました。フランスでの長期留学の前に、語学学習モチベーション維持とホームステイを経験したかったので、大学を通じて参加しました。ボランティア先のNPOでは、ご高齢の方々の生活補助や、食事デリバリーサービスなどのお手伝いをしました。どれもそんなに難しい作業ではありませんでしたが、あまり英語を使うことに慣れていなかったため、コミュニケーションをとることに苦労しました。帰国してから、”使える”英語の重要性を改めて実感し、長期留学に参加したいとさらに強く思うきっかけとなりました。

費用詳細

学費:納入総額

500,000 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

現地のホストファザーと。

スペシャルエピソード

留学前後での、自分の変化

大聖堂。なぜか見ると気分転換になりました(笑)

他のパートでも触れましたが、留学前後の大きな変化として「まずは目の前のことをやってみる」ようになりました。もともと、物事に取り組むときは自分で考えをまとめ計画を立てるタイプでした。しかし、留学中に日常的に起こる小さな障害をいくつも乗り越えるうちに、動きながら解決できるようになりました。結果的に、いろいろと考えを巡らすと同時に、行動に移すこともできるようになったのだと思います。就活では、自己分析や筆記試験対策をしつつ、とにかく選考に参加し足を動かし続けました。また就活終了後は、興味のあった環境NPOでのインターンシップ活動を始めました。このように、留学ならではの日常的な問題を乗り越えたことで、目の前にあることに物怖じせず挑戦する気持ちの強さに繋がったのだと思います。

奨学金制度は意外にたくさんある!

  • 費用 : 奨学金

私は留学するにあたって、最大限の準備をすることを大切にしていました。もちろんどれだけ準備をしても、現地では苦労することは避けられないのですが、留学に行く上での覚悟みたいなものです。その中に、在籍大学と地元の留学奨学金を受給することが準備の一つにありました。留学に関する費用は全額自己負担するつもりでしたので、大学に入学してから様々な奨学金制度を調べ、この二つに調べ着きました。大学の奨学金に関しては、語学スコアとGPAが重視されるので、日々の授業を大切にしながら、語学学習も並行で行いました。一方で、地元の奨学金は、応募書類の内容が重視されたので、就職活動のESの練習だと思って、先生に添削を依頼しより質の高いものを完成させるように心がけました。結果的に二つの奨学金を戴いて留学に参加することができました。大切なのは、金銭的に厳しいからすぐに選択肢をあきらめるのではなくて、実際に調べてみたり、先輩に話を聞いてみたり、「情報を手に入れるために動く」ことだと感じました!

迷った時こそ、自分の選択を信じて!

  • 帰国後の進路 : 就職(国際機関・NPOなど)

私は、留学から帰国3日後に就職活動を始めました。留学する前は、就職するか、大学院に進学するか、いろんな道で迷いましたが、「挑戦する学生を応援したい」という夢に足をかけるために、まずは就職しようと決めました。留学中は、就職活動の準備を最小限で進めていました。留学に参加するにあたって就職活動にどのように取り組むか悩む方は多いと思います。就活をとるか、留学をとるか。個人的には、どっちでもよいと感じています。留学に参加しないから、就活に全力で取り組めるわけではないですし、留学中にできる就活準備もあります。自分がその時に大切にしたいと思ったことを信じて、行動してみてください。

留学前にやっておけばよかったこと

「改めて留学中にしたいことの整理」 私は交換留学でしたので、留学の志望動機を考えてからも半年ほど時間が経っていました。出発前に改めて、じっくりと時間を取り、なぜ留学に参加するのか、何を成し遂げたいのか、どのように将来に繋げていくのかなどを整理した方がよかったと感じています。またそれを文字にしておくことで、留学中も振り返れるようにしとくとよかったです。

留学を勧める・勧めない理由

留学は、なりたい自分に近づくための、実現したいことのための一つの手段です。掲げる夢や目標に近づくために本当に留学という手段が適当なのか、よく考えてみてください。留学はお金も時間もかかります。地域によっては治安の悪さが懸念される場所もあり、周囲の方に心配をかける場合だってあります。それらを考慮した上で、留学という選択をするのであれば、その気持ちを忘れずに何物にも代えがたい経験をしてきてください!

これから留学へ行く人へのメッセージ

留学では、自分ととことん向き合うことになると思います。生まれ育った日本を出て他の国で暮らすことで、良くも悪くも自分の素を見ることになると思うからです。そして、自分の未熟さやふがいなさに悔しい思いをすることもあると思います。ひどく落ち込むこともあるでしょう。ですが、そこからは上を向いて自分の描く未来に向かっていくだけです!自分の道を信じて突き進んでください。応援しています。