留学大図鑑

小林冬馬

出身・在学高校:
須磨学園高等学校
出身・在学校:
徳島大学
出身・在学学部学科:
総合科学部人間文化学科心理・健康コース
在籍企業・組織:
株式会社トライバルメディアハウス

先輩の近況をリアルタイムでチェック!

1993年兵庫県神戸市生まれ
2012年徳島大学入学
2015年3月〜2015年12月(10ヶ月間) 韓国留学(トビタテ2期生・多様性人材コース)
2016年1月〜2017年2月(1年強)東京留学(阿波踊りの演者としての活動、トビタテ!留学JAPAN事務局でのインターンシップ)
2017年4月徳島大学復学
2018年3月徳島大学卒業

日本の伝統を、未来に繋ぐ〜阿波踊り留学〜

留学テーマ・分野:
交換留学 + インターンシップ + フィールドワーク
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • 慶北大学校/慶北大学校語学教育院(語学堂)/UNESCO
  • 大韓民国
  • 大邱広域市
留学期間:
10ヶ月
総費用:
1,300,000円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表プログラム」 1,360,000円
  • (独)日本学生支援機構(JASSO)「海外留学支援制度」 80,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
韓国語 挨拶など基本的な会話ができるレベル 授業や会議の内容が理解でき、必要な発言ができるレベル<TOPIKⅡ4級>

留学内容

《本留学のテーマ》
徳島県の伝統芸能である阿波踊りを主とした日本文化の発信活動
《主な活動》
①慶北大学校及び語学堂での講義の受講
⇒発信手段である英語、韓国語の運用能力の向上
②UNESCO Cross-Cultural Awareness Program (CCAP)インターンシップ
⇒現地の小・中・高への出張授業を行ない、日本文化を伝える(発信力の向上)
③OUR DANCE AWA ODORIプロジェクト
⇒阿波踊りの発信活動(イベント開催、イベント出演、グッズ配布など)を行ない、その様子を日本にも発信することで、阿波踊りの国内外の認知度を向上させる
④日韓交流イベントへの参加
⇒現地の韓国人との交流を通した異文化理解

留学の動機

・自分の住む徳島県が、国内の認知度ランキング最下位であることに憤りを感じ、地域のポテンシャルを引き出したいと感じた。その中でも阿波踊りが最もポテンシャルが高いと感じていた。
・アメリカ・ポートランドへの短期留学を経験し、海外志向が高くなった。
・徳島県が心から居心地の良い場所になったが、一度その環境を大きく環境を変えてみたいと思い、どうせなら自分の体感したことのない場所に行きたいと思った。

成果

留学生活を通して、幅広い世代の現地の方々、留学生の方々に阿波踊りは初めとした日本文化を届けることができました。

ついた力

過去を振り返り、未来に繋げる力

毎日欠かさず1日の振り返りをおこなっていました。活動がなかなか上手くいかず苦しいときも、毎日少しずつでも自分が前に進んでいることを確認し、上手くいかない原因を見つけ、突破することができました。この習慣は今も続けていますし、留学時の振り返りの記録が、帰国後上手くいかないときにも自分を強く勇気づけてくれています。

今後の展望

留学の経験とは直接繋がりませんが、現在は巡り巡って、自分の専攻である「人間の心身の健康」について強い興味を持っています。自分の専攻分野を学問として追求しながら、実践者として、その学びを生かせる場所を探し、自らも創っていきたいと思っています。

留学スケジュール

2015年
2月〜
2015年
12月

大韓民国(大邱広域市)

①慶北大学校及び語学堂での講義の受講
⇒発信手段である英語、韓国語の運用能力の向上
②UNESCO Cross-Cultural Awareness Program (CCAP)インターンシップ
⇒現地の小・中・高への出張授業を行ない、日本文化を伝える(発信力の向上)
③OUR DANCE AWA ODORIプロジェクト
⇒阿波踊りの発信活動(イベント開催、イベント出演、グッズ配布など)を行ない、その様子を日本にも発信することで、阿波踊りの国内外の認知度を向上させる
④日韓交流イベントへの参加
⇒現地の韓国人との交流を通した異文化理解

費用詳細

学費:納入総額

540,000 円

住居費:月額

300,000 円

生活費:月額

900,000 円

項目:語学堂(語学学校)

130,000 円

帰国前、留学生たちと阿波踊り
韓国留学中のトビタテ生と北朝鮮との国境付近であるDMZへ
日韓未来フォーラムに参加したときの1枚
費用詳細

学費:納入総額

540,000 円

住居費:月額

300,000 円

生活費:月額

900,000 円

項目:語学堂(語学学校)

130,000 円

スペシャルエピソード

感謝してもしきれない、お世話になった・大好きな人

留学先で出会った人ではありませんが、留学中に私のメンターになってくださった、トビタテ!留学JAPANの支援企業に勤務されている女性です。
トビタテ!留学JAPANには「メンタリング制度」という、支援企業の方がメンターとなり、留学中のトビタテ生のメンタリングをしてくださるという制度があります。
私は週1回の振り返りレポートのフィードバックと、月1回のSkypeをお願いしていました。
振り返りレポートを見ていただくことで、先述した「振り返る力」がつきましたし、たくさんのアドバイスをいただくことができ、慣れが生じてだれてきてしまった時期やなかなか活動が上手くいかないスランプの時期も乗り越えることができました。特に、なんでもかんでもやろうとしてしまう私に、「いろいろやろうとしすぎなのでは?」というアドバイスをいただいたときにははっとし、その後は上手く優先順位をつけながら活動を行なうことができました。
Skypeでは留学の悩みを聞いてくださるのはもちろん、他愛もない会話もしていただき、留学中の心の癒やしとなっていました。
その女性との関係は帰国後の現在も続き、定期的に食事に誘っていただいたり、勤務先を見学させていただくなど、第2の母のような存在ができてとても嬉しく思っています。

帰国後の事後研修で感動の初対面を果たしたときの1枚
勤務先で留学成果報告会、社内見学をさせていただいたときの1枚

韓国語は日本語とそっくり?語学力向上を通して得られた自信

  • 語学力 : その他の言語

私は留学当初、英語も韓国語もあまり得意ではなく、それが現地での実践活動に大きく影響してしまっていました。そのため、留学4ヶ月目から留学先の大学内の語学堂に通い、現地の公用語である韓国語を集中的に学び始めました。(その時点では、ハングルが全て読めて、簡単な自己紹介や質問ができる程度でした。)
語学堂は1級(入門クラス)を受講したにも関わらず講義は全て韓国語で、最初の2週間はかなり苦戦しましたが、韓国語は日本語と似ている部分が非常に多く、比較的すぐに授業を全て理解できるようになりました。授業を受ける際は常に紙の辞書か電子辞書を横に置き、分からない単語と出会ったり聞いたりしたら、聞き取った音を日本語で構わないのでメモをして、その都度調べることをオススメします。私は有料のアプリをダウンロードしてiPadを辞書代わりに使っていましたが、調べやすくて非常に便利でした。(物書堂の「韓日・日韓辞典」というアプリは高価ですが非常におすすめです。)それでも分からない場合は、先生や日本語堪能な現地学生に質問をしていました。
2ヶ月間の授業で、卒業時には入門クラスにも関わらずネイティブの韓国人と日常会話を交わせるレベルまで到達できました。語学堂は非常におすすめです。
韓国語学習における注意点は、韓国語は日本語にない発音が非常に多く、訓練しないと話すのも聞き分けるのも難しいです。私は韓国人の発音をよく聞いたり、口の形をよく観察したりしていました。また、専用の参考書を日本から送ってもらい、鏡の前で何度も練習を繰り返しました。発音ができるようになると、リスニング力も飛躍的に向上しました。これから韓国語学習を始めたい方へのオススメの参考書と、学ぶ順番に関しての私の記事がありますので、ぜひご覧になってください。
http://mitorizu.jp/shelves/216

語学堂の教室にて、多国籍なクラスメートたちとの1枚。
トビタテ発のWEBサービス『知の見取り図』に掲載している記事

現地での活動が計画通りにいかない方へ。現地でインターンシップを探すという選択

  • 留学先探し : インターンシップ

私は現地でフィールドワークをおこなっていたのですが、留学が開始してしばらくの間は準備不足を感じることや想定外のことも多く、全くといっていいほど留学前に立てた計画通りにはいきませんでした。
そこで、留学先の大学の留学生担当の先生に相談し、私の簡単なプロフィールと、留学に来た目的とこれからやりたいことを伝えたところ、それを実践できるインターンシップを幾つか紹介していただくことができました。また、現地の学生にも同じように尋ねてみたところ、私のやりたいことを実践できる学内外のイベントの紹介や、そういった情報に詳しい日本語学科(韓国語では日語日文学科)の学生を紹介してくれたりしてくれました。
最終的に私はUNESCO KOREAのCross-Cultural Awareness Program (CCAP)という留学生対象のインターンシッププログラムに応募し、半年間活動をしていました。

留学前にやっておけばよかったこと

語学学習は絶対にやっておくべきです。ジェスチャーやノリでは、「心とこころで通じ合う」関係はできないでしょう。

これから留学へ行く人へのメッセージ

留学大図鑑を読んでいるあなたは、少しでも留学に興味があるに違いありません。留学を実現させる第一歩として、この留学大図鑑を通して気になった3人程度に連絡を取ってみてください。
「海外でこんなのやってみたい」と思っている人は、留学経験者に話をする度にだんだんと現実味が帯び、
「なにがやりたいのか分からない」という人は、留学経験者の話を聞くだけで心が踊り、今すぐ動きたくなるに違いありません。