留学大図鑑

大浦詩織

出身・在学高校:
京都市立紫野高校 英文科
出身・在学校:
立命館大学
出身・在学学部学科:
産業社会学部
在籍企業・組織:

今後のメディアとダイバーシティ

留学テーマ・分野:
専門留学(スポーツ、芸術、調理、技術等)
留学先(所属・専攻 / 国 / 都市):
  • Macromedia University, Media Management, Sport&Event Management, Brandcommunikation & Advertising
  • ドイツ
  • ミュンヘン
留学期間:
11か月間
総費用:
- 円 ・ 奨学金あり
  • トビタテ!留学JAPAN「日本代表プログラム」 1,850,000円

語学力:

言語 留学前 留学後
ドイツ語 専門的な研究や会議において、議論や調整ができるレベル<ドイツ語技能検準1級> ネイティブレベル<未受験>

留学内容

私は、広告やスポーツの報道について学ぶために、1年間のドイツ留学を決め、メディア専門の大学に通いました。

前期は、スポーツジャーナリズム、スポンサリング、イベント管理(リスクマネジメント)、イベント心理学などを履修し、スポーツとメディアの繋がりについて多角的に学習しました。また、座学だけでなく、ディスカッションはもちろん、実際に、テニス選手に取材をする機会もありました。
後期は、プレゼンテーション講座、オンラインマーケティング、広告学などの講義を受講しました。前期に学んだ内容を踏まえて、様々な表現方法を活用して形にしていく練習を行いました。

実戦活動では、以下の3つの企業プロジェクトと国際見本市に参加しました。
1.) データ分析会社の「広告の効果を予測できるシステムの構築」の研究を行う部門の補助員として携わりました。2.) 新聞社のマーケティングチームと連携して、オンライン上、またはイベントを通して、読者のコミュニティが形成できるサービスについて考案しました。3.) メディア事業会社で、新規サービスを普及させるためにCM制作を行うチームに入りました。

通訳スタッフとして携わり、商談の仲介役を担った「世界最大のスポーツ見本市」では、スポーツ業界の動向やトレンドの視察ができました。

留学の動機

広告やスポーツのスポンサリングに興味があった私は、グローバル化する社会におけるメディアのあり方を見直したいと考えていました。また、友人の言葉がきっかけで、メディアがアスリートのコンディションに大きな影響を与えることを知り、海外のメディアリテラシーにも関心が向いていました。留学先での活動を通して、日本と比較をすることで、より適切で、豊かな表現力を磨きたいと考えました。

成果

1.) 語学力と環境適応能力の向上です。(クラスは、全て少人数制でしたが、留学生は私一人だけだったので、現地育ちの学生と同じように授業に付いていくためには、予習と復習が欠かせませんでした。)
2.) スポーツ産業やメディアにおける知識や経験、ドイツの現状理解、日本に対するイメージも知ることができました。(様々なテーマについて議論する機会が本当に多く与えられたおかげです。)

ついた力

プレゼンスキル、忍耐力、交渉力

CM制作では、ケータリングも担当し、約25人の2日間×3食分の手配をすることが撮影日の私の仕事でした。海外の食事の量や文化以前にビーガンや宗教的側面も考慮する必要があり、少ない予算での工夫に悩みました。食堂の予約も値下げしてもらうようリーダーに頼まれ、何度も断られながらも交渉に行き、最後には、全て予算内に収めることに成功し、「美味しくて元気が出た」という言葉を役者とチームの仲間から頂けました。

今後の展望

社会に出たら、「本当に良いもの」や「努力しているひと」の魅力とストーリーをしっかり世間に届けられる仕事がしたいです。これができれば、メディアとは別の方法であっても良いと考えています。ドイツと日本の繋がりを大切にしていきたい気持ちも非常に強くなりました。今後、ドイツに進出したい事業、または、留学を考えている学生のための架け橋を担い、「困ったらこの人!」と思ってもらえるような存在になりたいです。

留学スケジュール

2018年
4月?
2019年
2月

ドイツ(ミュンヘン)

私は、幼い頃に住んだ経験があったミュンヘンに再び戻り、1年間の留学をして、広告やスポーツメディアついて学びました。また、時間に余裕ができると、ブンデスリーガの試合や車いすバスケの試合にも頻繁に足を運び、イベント心理学の講義等で学んだことを体感できました。大学では、議論やプレゼンテーションをする機会が本当に多く、留学生は、私一人だけだったので、毎回のように「日本ではどうなの?」と意見を求められました。そのおかげで、日本に帰国してからも、誰かと1つのテーマについて話す機会が増え、自分から積極的に発言をすることも好きになりました。

費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

通訳スタッフの様子
撮影の様子
費用詳細

学費:納入総額

- 円

住居費:月額

- 円

生活費:月額

- 円

スペシャルエピソード

あなたにとって留学とは?

学びたいことができるという理由の他にも、ミュンヘンという場所は、「今後の世代に、どんな留学の形を発信したいか」ということを考えたときに、変更したくない部分でした。なぜなら、私は、ミュンヘンで生まれ、幼いころを過ごしたのち、突然、日本に引っ越しをしてから、アイデンティティについて悩んだことがあったからです。留学をするまで、私は、自分のルーツに自信が持てないこともありました。しかし、留学やトビタテの研修を通して、様々な価値観を持つ仲間と出会ったことで、自分は「地球人」であり、今後は、日本とドイツの架け橋として双方に貢献していきたいと考えられるようになりました。

私は、日本で、幼児や小学生を対象に異文化の楽しさを教えるアルバイトをしていました。多様なルーツを持つ子どもたちが、社会に出る前に「何者として生きて行くか」を考えたときに、「留学」という選択が改めて自己と向き合える機会になればと願っています。

マリエンプラッツの写真です。

交換留学じゃなくても、海外の大学で、好きな分野が学べるチャンスはあります!

  • 留学先探し : 大学

大学の協定校に希望する大学がない、もしくは、交換留学枠がそもそもないという方でも、「ドイツに留学がしたい」、「学びたい分野が決まっている」場合は、インターネットで、大学を探す際に「Free mover」というキーワードを追加して検索をかけるといいかもしれません。その大学に「Free mover」制度があるかどうかは、大学側に直接メールを送って質問しないと分からないことも多いです。それから、担当者のメールに従って書類を用意し、メールでの応募という流れになります。「Free mover」とは、母国の大学と協定を結んでいない留学の形に当たり、単位の認定がされない(大学によって異なる可能性もあります)ので、休学をした上での利用をおすすめします。また、交換留学と比べても、オリエンテーションなどのサポート体制がしっかりしていないので、全て自分で手配しなければいけないというデメリットもあります。しかし、それでも、行きたい場所がある、どうしても学びたい大学や専門学校があるという方は、ぜひ、視野に入れてみてください。語学力を一定の水準をクリアしていれば、例え専門知識がなくても、興味のある学部で自由に選べる可能性が高い留学方法です。

これから留学へ行く人へのメッセージ

本当に、人の数だけ留学の形があるのだと思います。トビタテ!留学JAPANは、留学という目的を超えて、5年後、10年後にありたい姿に近づけるための大きな手助けをしてくれました。
自分が大切にしていることと素直に向き合って、自信を持ってください。そして、自分だけの海外経験をしてきてください。失敗や挫折にも全て意味があり、最後には、必ず成長させてくれます。